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2022年の節分はどうする?例年とはここが違う「コロナ禍の豆まき事情」をリサーチ

新型コロナウイルス感染拡大の影響で、ここ2年、各種イベントの縮小・中止が相次いでいます。そんななか、日本の伝統行事である節分にも何か変化はあるのでしょうか。
『kufura』では、既婚女性200人を対象に“コロナ禍での豆まき事情”をテーマにアンケート調査を実施しました。昨年2021年はどのように行ったのか、また今年はどうする予定なのか、みなさんの声をご紹介します。

小袋入りの豆を使う

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「小分け袋の豆を投げました。片付けも簡単」(42歳/主婦)

「豆を投げず個包装のお菓子を巻きました。その後は子供たちに拾ってもらって、自分たちのおやつに。子供も親もウィンウィンな節分でした」(37歳/主婦)

「1袋ずつに包装されてるものにしました! 当たる鬼は痛そうですが……」(31歳/営業・販売)

今回のアンケートで圧倒的に多かったのは、小袋入りの豆を使うという回答。中には、コロナ禍以前からそういうふうにしているとの声もありました。

むきだしの豆をばらまくより後片付けも楽ちんだし、豆まきの後、中の豆やお菓子を無駄なく衛生的に食べられるという点でもメリット満載。ただ、コメントにもある通り、子どもが全力で投げた小袋を一身に受ける鬼役は大変そうですが……。それもまたきっといい思い出になりますよね。

室内で小規模に豆まきを行う

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「豆を外にまかず小袋の豆を机の上にばらまいて、豆まきの真似をします。掃除も楽なので良いです」(27歳/主婦)

「家の箱の中にまくようにする」(51歳/主婦)

「壁に鬼のお面を貼り付け、豆の代わりに新聞を丸めて投げる」(28歳/その他)

「大きな声で叫ぶとよくない気がして、『鬼は外、福は内』を小声で言うし、まく量も少なくなりました」(61歳/主婦)

昔ながらのやり方は、まず外に向かって「鬼は外!」、続いて家の中で「福は内」と豆をまくのが定番ですが、コロナ禍の豆まきはステイ・ホームで。また、大きな声を出すのは飛沫や隣近所への影響も気になるとして、かけ声は控えめにするとのコメントも聞かれました。

どう行うのが正解ということはなく、厄除けと健康を願う気持ちこそが大切ですよね。

豆まきは行わず食べるだけにする

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「まかずに食べるだけです。いり大豆は、この時期以外はなかなか売ってないので、まとめ買いします」(56歳/主婦)

「まかずに、それぞれ年の数だけ食べようかな。ピスタチオにしてもいいかも」(52歳/主婦)

「恵方巻きのまるかじりだけします」(62歳/主婦)

コロナ禍などさまざまな事情で豆まきは行わないとしても、節分という伝統行事の風情は堪能したいところ。一粒一粒、噛み締めていただきましょう!

気持ちをいつも以上に込める

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「掃除も大変なので普段はちょっとだけ外にまくだけだったけれど、昨年はしっかりまきました」(60歳/主婦)

「家族みんなでいつも以上に鬼は外!!に出そうと思っています」(49歳/営業・販売)

「声には出しませんが鬼は外=コロナ収束の願いを込めます」(39歳/主婦)

お住まいの地域によっても、感染状況や自粛の度合いは異なります。時節柄、各種イベントは控えめ、もしくは中止の方向のところもあることでしょう。ただどのような形で節分を迎えるにしても、コロナ収束を願う気持ちはみな同じ。心の中で強く「鬼は外、福は内!」と念じたいところですね。

 

みなさんは2022年の節分をどのように過ごす予定でしょうか? まだ未定だったり、迷っていたりする人は、今回のアンケート結果をぜひご参考にしてみてくださいね。

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