夏の疲れを吹き飛ばす豚肉料理はいかが?
nullこんにちは。楠みどりです。
残暑の厳しい日が続いていますね。今年の夏は特に暑かったので、どんよりと蓄積した疲れを感じている方も多いと思います。そこで今回は、疲労回復に役立つビタミンB1が豊富に含まれている豚肉を使った「ポッサム」をご紹介します。
「ポッサム」とは韓国語で「包む」という意味で、茹でた豚肉を葉野菜で包んで食べる韓国料理のことです。シンプルながら豚肉の旨味が感じられて、野菜もたっぷり食べられるヘルシーメニュー。
コチュジャンベースのたれを付けたり、キムチを加えたりすると食欲もアップします。大きなかたまり肉もホットクックなら簡単にしっとりジューシーに仕上がります。大勢でワイワイ食べるのも楽しいですね。ぜひ試してみてください!
2-3人家族にぴったりの1.6Lタイプを使用
今回使用したホットクックがこちら。我が家は3人家族なので、扱いやすい2~4人用、1.6Lタイプを使用しました。炊飯器と同じくらいの大きさなのでそれほど場所も取りません。
こちらは2021年9月に発売されたもので、現在の最新型よりひとつ前のモデルです。
しっとりジューシー!基本のポッサム
null【材料】(3~4人分)
・豚バラブロック肉 350~400g
・長ネギの青い部分 長さ10cm程度
・玉ねぎ 1/4個
・にんにく 1片
・しょうが 1/2片
・水 500ml
<コチュジャンのたれ>
・コチュジャン 大さじ1
・味噌 大さじ1
・ごま油 大さじ1/2
・砂糖 小さじ1
・酢 小さじ1
・醤油 小さじ1
・長ネギのみじん切り 少々
・にんにくのすりおろし 少々
<野菜類>
・レタス、サンチュ、えごまの葉、大葉、きゅうりの細切りや白髪ねぎなどお好みで
・キムチ 適量
【作り方】
(1)玉ねぎは薄切りにし、にんにくは縦半分に切って芯を取り除きます。しょうがは皮付きのまま薄切りにします。これらと長ネギの青い部分、豚バラ肉を内鍋に入れ、水を注ぎ入れたらホットクック本体にセットします。まぜ技ユニットは装着しません。
●ポイント:しょうがは皮付きのままでかまいません。
(2)「メニューを選ぶ」→「カテゴリーで探す」→「スープ」→「ポトフ」を選んでスタートボタンを押します。約1時間5分かかります。
●ポイント:加熱時間などから判断して「ポトフ」メニューを使用しましたが、ポッサムもおいしく作ることができました!
(3)加熱している間に、肉を巻く葉野菜を用意しておきます。本来であればえごまの葉を使いますが、スーパーでは手に入らないことが多いので大葉で代用しました。
葉野菜はサンチュ、リーフレタス、サラダ菜など、お好みのものを使用してください。きゅうりの千切りや白髪ねぎは長さを揃えておくと巻きやすくなりますよ。
(4)続いてたれを用意します。小さめのボウルに<コチュジャンのたれ>の材料をすべて入れて全体を良く混ぜ合わせたら完成です。辛すぎず、甘みも感じられるので、お子さんでも食べやすいと思います。
(5)加熱終了直後がこちらです。大きなかたまり肉にもしっかりと火が通り、トングで持つとプルプルしてやわらかく仕上がっているのが分かります。
(6)豚肉を食べやすい大きさに切り分け、葉野菜などと一緒に器に盛り付けたら完成です! コチュジャンのたれやキムチをお好みで添えながらどうぞ。
豚肉はバラ肉を使用しましたが、茹でることによって余分な脂が抜け、あっさりと食べられます。やわらかいので子どもにも食べやすいと思います。娘は葉野菜で肉を巻くという食べ方が新鮮だったようで、あれこれ包んで楽しそうでした。夫にも「ビールが進むね!」と好評でした。
豚肉の茹で汁にもうま味が溶け出ているので、一度濾してから長ネギや乾燥ワカメを加え、塩コショウで調味してスープにしました。茹で汁も無駄なく活用できて一石二鳥です。
少し前に韓国料理にはまった時期があり、その時もポッサムをよく作っていたのですが、厚手の鍋でかたまり肉を1時間ほどコトコト煮込んだり、こまめにアクを取り除いたりと、火元から離れられませんでした。
今回ホットクックで作ってみて、こんなに簡単にできるなんて、あの時の苦労は一体何だったんだという感じです(笑)。さすが煮込みが得意なホットクック、本当においしくできるので驚きました!
家族でワイワイ食べられて楽しいですし、友人が集まる時のおもてなしメニューにもぴったり。しっかり食べてスタミナを付けて、厳しい残暑も元気に乗り切りたいと思います。