始めてみよう!玄米生活
nullこんにちは、楠みどりです。
今回のテーマは「ホットクックで炊く玄米」。玄米は精白米に比べて、ビタミンB群やマグネシウム、食物繊維、鉄分が豊富に含まれており、卵と並んで「完全栄養食」と呼ばれるほど。毎日の食事でしっかり栄養補給できるのはうれしいですね。
スーパーでも手軽に買うことができますが、精白米に比べて炊き方が難しかったり、食べ飽きてしまったりと、なかなか続けられないという方も多いと思います。
そこで今回は、ホットクックを使った玄米のおいしい炊き方と、チャーハン、混ぜご飯のアレンジレシピをご紹介したいと思います。普段の食生活に玄米を取り入れるきっかけになれば嬉しいです。
2-3人家族にぴったりの1.6Lタイプを使用
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今回使用したホットクックがこちら。我が家は3人家族なので、扱いやすい2~4人用、1.6Lタイプを使用しました。炊飯器と同じくらいの大きさなのでそれほど場所も取りません。この1.6Lタイプでは、炊飯は最大3合まで可能です。
こちらは2021年9月に発売されたもので、現在の最新型よりひとつ前のモデルです。
基本の玄米の炊飯
null【材料】(一度に作りやすい分量)
・玄米 2合
【作り方】
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(1)玄米は水でさっとすすぐように軽く洗います。浮かんできたもみ殻やほこりがあれば取り除き、流水ですすぎます。そのあと、30分~1時間ほど浸水させます。
●ポイント:メーカーによっては、浸水不要の玄米もありますので、袋の表示に従ってください。
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(2)浸水が終わったら、ホットクックの内鍋に玄米を入れて、2合の目盛まで水を注ぎます。そのあと、さらに1/3カップほど(約60ml)水を加えます。
●ポイント:玄米は精白米に比べて固めなので、水分は少し多めにするのがおすすめです。
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(3)ホットクック本体にセットして、「手動で作る」→「ごはんを炊く」→「2合」を選んでスタートボタンを押します。約50分で炊き上がります。
●ポイント:まぜ技ユニットは装着しません。
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(4)炊き上がり直後がこちらです。蓋を開けたら、カニ穴ができていて感激しました! カニ穴とは、空気穴から蒸気が出ている状態で、米粒の一粒一粒が均一に立ち上がっていて、おいしく炊けているという証拠といわれるものです。
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精白米と同じようにふっくらと柔らかく炊けています。そのまま食べてももちろんおいしいですが、アレンジレシピとして、チャーハンと混ぜご飯をご紹介します。
子どもでも食べやすい!野菜と卵の玄米チャーハン
null【材料】(2人分)
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・玄米(炊いたもの) 200g
・ハム 1枚
・ピーマン 1個
・にんじん 2センチ分程度
・玉ねぎ 1/4個
※ハムと野菜はすべて1cm角程度の角切りに
・卵 1個
・ごま油 大さじ1
・醤油 小さじ1
・塩コショウ 少々
【作り方】
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(1)ホットクックの内鍋にごま油を入れ、ハムと野菜を入れます。
●ポイント:具材はお好みでアレンジしてください。長ネギやチャーシューなどでも。
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(2)(1)の上に玄米を加えて平らにならし、溶き卵を全体的に流し入れます。
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(3)ホットクック本体にセットして、まぜ技ユニットを装着します。「手動で作る」→「炒める」→「5分」を選んでスタートボタンを押します。
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(4)調理直後はこちら。熱いうちに醤油を加えてしゃもじで手早く混ぜ合わせ、塩コショウで味を整えて完成です。
●ポイント:卵が固まっている部分もあるので、しゃもじで切るようにして混ぜ合わせます。
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娘は、玄米とは気付かずに、「おいしい!」と言ってパクパク食べてくれました。玄米は精白米に比べて粘り気がないので、チャーハンにするとぱらっと仕上がるのが嬉しいですね。ご飯自体が茶色なので、にんじんやピーマンなどの野菜を使うと見た目もカラフルになって食欲をそそると思います。
続いて、我が家で人気の混ぜご飯をご紹介します。
牛しぐれ煮の玄米混ぜご飯
null【牛しぐれ煮の材料】(2人分)
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・牛切り落とし肉 200g
・ごぼう 1/2本
・にんじん 5cm分程度
※ごぼうとにんじんはそれぞれ細切りに。ごぼうのアクが気になる場合は酢水に5分ほどさらします。
・しょうがの千切り 1/2片分
<調味料>
・酒 大さじ3
・醤油 大さじ1
・みりん 大さじ1
・砂糖 小さじ2
【作り方】
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(1)最初に具材となる牛肉のしぐれ煮を作ります。ホットクックの内鍋にごぼう、にんじん、しょうがを入れ、その上に牛切り落とし肉を広げてのせ、<調味料>を加えます。ホットクック本体にセットしてまぜ技ユニットを装着します。
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(2)「カテゴリーで探す」→「煮物」→「佃煮・ソース」→「牛肉のしぐれ煮」を選んでスタートボタンを押します。約30分で完成します。
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(3)完成直後がこちらです。蓋を開けた瞬間、しょうがの爽やかな香りが漂い、食欲をそそります。このままご飯のおかずとしても楽しむことができますよ。
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(4)ボウルに温かい玄米ごはん200g程度を入れて、(3)を煮汁ごと加えてさっくりと混ぜ合わせます。器に盛り付けて、お好みで青ネギの小口切りなどを散らして完成です。
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甘辛く煮えた牛肉や野菜が玄米によく馴染んで、かみしめる程にうま味が感じられます。玄米だけだとちょっと食べにくい、という方にもおすすめの一品です。
玄米は水加減や炊飯が難しいというイメージがありますが、意外と通常の炊飯とほぼ同じ感覚で炊けます。水分をやや多めにするというポイントさえ押さえておけば、ふっくら柔らかく仕上がりますよ。
チャーハンも混ぜご飯用の具材もホットクックで簡単に作ることができます。栄養価の高い玄米を、ぜひ色々な調理法で食べてみてください。
![楠 みどり](https://kufura.jp/wp-content/uploads/2020/09/AH_kusunoki03.jpg)