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【定番和食も簡単!筑前煮】楠さんちのホットクックレシピ Vol.41

ホットクック愛用者の中で意外と多い、「いまいち使いこなせない」「定番のレシピにもうひと工夫してみたい」というお悩み。そんな方のために、野菜ソムリエでありママでもある料理家の楠みどりさんが、ホットクックで作るからこそおいしい、オリジナルレシピをご紹介します。

今回作るのはほっこりおいしい和食の定番「筑前煮」。野菜がたくさん食べられる煮物レシピは、幅広い世代に大人気。覚えて損なしです!

味のしみた煮物もホットクックなら手間なし簡単

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れんこんや里芋などの秋野菜がおいしい季節になりました。肌寒くなってくると、こっくりとした味わいの煮物が恋しくなりますね。

今回は、野菜がたっぷり食べられるボリューム満点の筑前煮をご紹介します。根菜のホクホクした食感や、干ししいたけや鶏肉から出る旨味が楽しめて、ごはんにも良く合う一品です。

和食の定番でもあり、お正月料理としても重宝する一品なので、覚えておきたいレシピです。ぜひ参考にしてくださいね。

2〜4人分が作れる1.6Lタイプを使用

今回使用したホットクックがこちら。我が家は3人家族なので、扱いやすい2~4人用、1.6Lタイプを使用しています。炊飯器と同じくらいの大きさなので、それほど場所もとりません。

こちらは2021年9月に発売されたもので、現在の最新型よりひとつ前のモデル。内鍋がフッ素コーティングされているので、煮物などもこびりつきにくく扱いやすいです。

和食の定番!根菜たっぷり筑前煮レシピ

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具だくさんの煮物です。今回は食材が多めですが、この通りでなくてもかまわないので、お好みで加減してください。

味が染み込みやすいように食材の切り方を工夫していますが、こちらもレシピ通りでなくても、大体大きさが揃っていれば大丈夫です。こんにゃくはスプーンや手でちぎると味が染み込みやすくなります。

 

【材料】(4人分)

・鶏もも肉(一口大に切る) 1枚(約200g)
・干ししいたけ(水につけて戻したあと、半分に切る) 3枚
・にんじん(乱切り) 1/4本
・たけのこの水煮(一口大に切る) 200g
・れんこん(厚さ1㎝程度のいちょう切り) 100g
・里芋(厚さ1センチ程度の輪切り) 小3個
・こんにゃく(スプーンで一口大にちぎる) 100g

<調味料>
・醤油 大さじ4
・砂糖、みりん 各大さじ3
・酒 大さじ2
・水と干ししいたけの戻し汁を合わせたもの 200ml

【作り方】

(1)ホットクックの内鍋に野菜類を入れます。

(2)(1)の上にこんにゃくと鶏もも肉をなるべく重ならないように並べ、<調味料>を加えます。

●ポイント:干ししいたけの戻し汁にも旨味と栄養が残っているので、捨てずに活用してくださいね。

(3)ホットクック本体にセットしてまぜ技ユニットを装着します。

「カテゴリーで探す」→「煮物」→「野菜」→「筑前煮」を選んでスタートボタンを押します。約35分かかります。

(4)完成直後がこちらです。具材にしっかりと火は通っていますが、水分が多めなので、少し煮詰めたいと思います。

●ポイント:やや薄味ですが、優しい味わいでこのままでもおいしいです。煮詰めるかどうかは味をみてお好みで調整してください。

(5)「手動で作る」→「煮詰める」を選び、5~6分、蓋を開けて様子を見ながら加熱します。煮汁が少なくなって好みの仕上がりになったら完成です。

●ポイント:濃いめの味付けが好きな方は、煮詰める時間をさらに延長して水分を飛ばしてください。また、できたて直後よりも少し冷ますと味がなじむので、それも考慮して煮詰める度合いを調整します。

(6)器に盛り付けて完成です。彩りをプラスするために、さっと塩ゆでした絹さやを添えました。

野菜たっぷりの筑前煮は、野菜の甘みが際立ち、噛みしめるほどに食材の旨味が口いっぱいに広がります。娘は味の染みたプルプルのこんにゃくがお気に入りの様子。柔らかく煮えた里芋やにんじんなども喜んで食べてくれました。

煮物というと地味な印象がありますが、具だくさんの筑前煮は食べ応えがあり、栄養満点。しっかり目の味付けなので夫にも好評でした。

煮物は鍋で作る場合は煮汁の量にも気を使い、長時間付きっきりで調理しなければいけませんが、ホットクックなら吹きこぼれたりする心配もなく、おまかせでラクラク。

里芋は下茹でしなくても柔らかく煮えますし、れんこんもホクホクに仕上がります。「煮詰める」という機能があるので、仕上がりの状態をみて、煮汁を飛ばしたりして自分好みの味に調整できるのも嬉しいですね。

秋冬は根菜がおいしい季節。ぜひ試してみてくださいね。

楠 みどり
楠 みどり
フードコーディネーター、野菜ソムリエプロ
出産後、幼児食インストラクターの資格を取得し、企業のレシピ開発やコラム執筆、フードスタイリングや料理教室講師などに携わる。子どもと一緒に楽しめる家庭料理を提案し、子どもの健やかな味覚を育てるための出張つくり置きサービスなども行う。公式ブログ
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