悩みはこの4つに大別!4大財布の悩みを確認!
nullみなさんの財布の悩みを聞いていくと、大きく4つに分かれました。それぞれの割合を見ていくと、以下の通りです。
1位:ポイントカードに対する悩み・・・109人
2位:小銭に関する悩み・・・43人
3位:レシートに関する悩み・・・36人
4位:お札に関する悩み・・・12人
圧倒的に多かったのは、増え続ける「ポイントカード」の悩み。続いて小銭、レシート、お札と続いていました。さっそく、それぞれのお悩みに対する解決策を探っていきましょう。
「ポイントカードはお持ちですか?」お財布の悩みは圧倒的にポイントカード
nullここ数年、節約の手法の一つとして「ポイントカード」がよく使われるようになりました。ポイントをコツコツ貯める活動のことを指す「ポイ活」という言葉があるほど。
ポイントが貯まれば、商品券として交換、レジで◯円相当の値引き、などなど企業はあの手この手でお得なポイント合戦を繰り広げています。では、私たちの財布の中でそれらのポイントカードがどのような状態になっているかというと……。
「カードが多くて入れるところがなくなってきた」(38歳/主婦)
「カードが増えて探すのに時間がかかる」(41歳/主婦)
「カードが増えて分厚くなる」(40歳/主婦)
「カードを入れるところが少ないので入れることができず、お店で出すときに時間がかかってしまう」(21歳/主婦)
「カードやクーポンが増えて無駄に重い」(31歳/主婦)
「カードの整理ができない」(47歳/総務・人事・事務)
「カードが多すぎてすべては持ち歩けていないため、たまに行ったお店でカードを持ってきていないということになる」(44歳/主婦)
みんな「あるある!」と、思わず頷いてしまうようなコメントばかり。では、増え続けるカードはどのようにしたらいいのか、考えてみましょう。
(1)財布とは別にカードケースを持つ
まずは、カードがたくさんあるのなら、お財布とは別にカードだけを収納するケースを持つというパターン。
この場合、財布の中自体はスッキリしますが、財布とカードケース2つを持ち歩くことになると、結局のところ総重量は同じです。むしろケースが別になったぶん荷物は増えてしまうかも……。
ただ、探しやすいカードケースを使うことで、レジ前で財布をごそごそしてカードを探さねばならないという悩みからは解消されるでしょう。
(2)なるべくアプリに入れて管理をする
2つ目は、ポイントカードをスマホのアプリに置き換え、電子化するパターン。
なんでもスマホに入れる……という結果にはなりますが、ポイントもアプリで管理できる時代。ポイント大手のTカードや、dポイント、楽天ポイントなど、アプリでも管理できるカードが増え、便利になってきています。アプリにすることで、ポイントの使用履歴なども確認できるので、スマホ派にはオススメですね。
(3)カードを取捨選択する
世の中いろんなことが便利になってきましたが、あれもこれも便利を享受したいと思っても、全てのサービスを受けきるのは難しい時代になってきました。
そこで、「ちょっと便利」程度のものだったら、ストレスフリーの観点から「受けない・持たない」という選択肢も有効です。
例えば、たまにしか行かないお店の、少ししか貯まらないポイントならば、はじめから「貯めない」という選択肢もアリですよね。自分にとって、何が貯められて何が貯められないのか、必要か不要かを取捨選択するようにすることが大事です。
最低限入れておかなくてはいけない、免許証やキャッシュカード、クレジットカードなどももう一度枚数を確認して、あと何枚だったら入れられるか考え、上限を決めて持ち歩きましょう。
ジャラジャラ重たい「小銭」たちはどこへ行かせる?
null2番目に多かったのは「小銭」、皆さんが感じている悩みをみていくと……。
「小銭を出すのがめんどう」(36歳/その他)
「小銭が取りにくい」(33歳/主婦)
「小銭が膨らんでしまい財布をいためてしまう」(48歳/主婦)
「小銭がたまって閉めにくい」(40歳/主婦)
「小銭入れの部分のチャックが大きく開かないと、小銭が入れられないので、大きく開く時間、閉める時間がかかり、後に待ってる人に申し訳ない」(37歳/その他)
こちらも「小銭あるある……」かもしれません。しかし、スマホ決済や電子マネーなどが発達した昨今のマネー事情を考えると、そもそも小銭をジャラジャラと持ち歩く必要性が薄れてきているのかもしれません。
(1)必要な分の小銭以外は、すべて「小銭貯金」へまわす
小銭は割り切って「小銭貯金」にまわすと威力を発揮します。
今のご時世、小銭を大量に持ち歩くことが必要なシチュエーションもあまりないですよね。クレジットカードや電子マネーなどのキャッシュレス決済を活用している人も増えてきていますし、これからもどんどん進化していくことでしょう。
そこで、たまに発生する小銭に関しては、貯蓄に回して欲しいと思います。貯金箱でもなんでもいいので、コツコツ貯めておくと、1年後にはちょっとしたご褒美になっているかも!?
(2)コインケースを別に持つ
これは、カードでカードケースを別に持ち歩くのと同じパターンの解決です。小銭しか使えない自動販売機などでは便利ですが、結局、財布との総重量は変わらなくなってしまいます。頻繁に使用するのでなければ、あまり良い解決策とはいえないかもしれません。
(3)スーパーのセルフレジで小銭を先に投入
これはちょっと裏技ですが、スーパーなどのセルフレジでお会計をするときに、小銭を先に投入すると、先にカウントしてくれるので、その後にお札を投入するという方法もあります。
ただし中途半端な額を入れると、かえってお釣りで増えてしまう可能性も。また、小銭は20枚まで、30枚までなどそれぞれ機械ごとに制限があるので気をつけましょう。お店の迷惑になることもあるので、あくまでも「手元の小銭を使いたい」というときだけにしましょうね。
薄いのに邪魔な紙「レシート」はどうする?
null続いて多かったのは、レシートに関すること。これもよく出てくる「財布の悩み」の一つですよね。
「レシートが、しまうところがない」(39歳/主婦)
「整理してもまたすぐレシートでごちゃごちゃする」(30歳/主婦)
「ジッパーにレシートが挟まることがある」(26歳/総務・人事・事務)
「レシートだらけになり、使いたいカード(クレジットやポイントカード)がレシートに埋もれてすぐ出てこない」(34歳/主婦)
かさばるからといって、レシートをもらわない、その場で捨ててしまうというのは、節約的には避けたいところ。しかしたまりすぎるとお財布がパンパンになってしまうので、処分には一定の目安を持ちたいところです。
(1)レシートを家計簿代わりにしよう!
レシートは、いつ、どこで、何にいくら使ったか一つに書いてある優秀な買い物の証です。家計簿をつけていないという人は、これをまとめて計算するだけで簡単な家計簿になるので、ぜひやってみてください。1カ月のレシートをとっておけば、あとは電卓を叩くのみになります。
(2)レシート活用家計簿
本屋さんで見かけたこともあるかもしれませんが、「レシートを貼るだけ」という家計簿を活用するのもオススメです。また、レシートを撮影するだけで家計簿にしてくれるアプリなどもありますので、スマホ派にはこちらもオススメですね。
(3)レシートはいつまで保管?
レシートはいつまで保管をしていたらいいかについては、いろいろな意見があるところですが、私は1カ月で破棄しています。ただし、医療費や確定申告に必要な経費の領収証などはもっと長期間の保管が必要なので、そういったものはちゃんと期限まで管理しましょう。最近は100円ショップなどでも買えるレシートホルダーがあり、とても便利なので、そういったホルダーを利用するのもいいですね。
お札が上手にしまえません!
nullお札に関する悩みも出てきました。「ミニマリスト」という言葉があるように、ものをなるべく持ちたくないという人も少なくない中で、大きな財布という存在自体がややストレスになるのかもしれません。
「札が折れる」(45歳/総務・人事・事務)
「小さい財布でお釣を貰うときお札をおるのに時間がかかる」(28歳/営業・販売)
「お札が思うようにすんなり入らない」(38歳/主婦)
お財布、見直しませんか?
今の自分にとって必要な物かどうか、という観点で、財布を見直すのもいい選択だと思います。長年愛用している、愛着があるという気持ちもわかりますが、あまりにヨレヨレになった財布では、お金の神様も寄り付かなくなってしまいそうですよね。綺麗に、見やすく、さらに、取りやすいなどの工夫があると、金運アップにつながりそうです。
そのほかお札に関しては、
「ちょうどいいサイズのお財布が見つからない。長財布だと小銭が取りづらい。でも小銭入れを持つのも面倒」(40歳/その他)
「長財布のほうが使いやすいが、最近は小さめのカバンが流行っているので入らない」(24歳/主婦)
などファッションにも関係してくるような悩みや
「財布の中でお札入れが2ヶ所あるが、もう一ヶ所あればいいなと思う」(28歳/主婦)
逆に大きめのたっぷりと入る財布がいいなど、好みも分かれるところですね。
お財布の大きさは自分のマネースタイルにあわせて選択するのがいいと思いますが、いずれにしてもお財布の中を綺麗に整理整頓することが、無駄のカットにつながります。
今回のアンケートでも
「整理しているので困っていることはない」(43歳/主婦)
「いつもきれいに整理しているので特にない」(47歳/会社経営・役員)
という余裕の意見も、少数ですが出ていました。
さらに、風水や都市伝説にあやかるとすれば、
「赤い財布は赤字になる」
「春に買う財布は張る財布になる」
「セールで買った財布には大金は入らない」
などなど……いろんな通説がありますが、その効果のほどは謎。実際にいいことがあったというお話があれば、筆者も聞いてみたいところです。
財布をスッキリしたいという方は、ぜひ今回の記事を参考にして、お財布の見直しをしてみてくださいね。