【ふるさと納税】今「訳あり品」がアツい！おすすめお礼品5選

『さとふる』では、お礼品名に“訳あり”とつくお礼品がこの3年間で登録数約18倍、そして寄付件数約4.7倍に増加！　訳あり品は一般市場で販売できないが故に廃棄されてしまうものも数多く、SDGsやフードロスの観点からも注目を集めています。

今回は「ふるさと納税の訳あり品は必ずチェックしている」という、『さとふる』広報担当の大場さくらさんに、kufura読者へおすすめのお礼品を教えていただきました。

“長く厳しい冬”と“涼しい夏”という、おいしいりんごが育つ環境が揃っている青森県五戸町倉石地区。「家庭用 サンふじ 約10kg（訳アリ）」は五戸町で人気のお礼品「味に自信 サンふじ」シリーズに選ばれなかったツル割れ、色ムラ、変形、キズ、蜜褐変、サビなどのりんごが、たっぷり約10kgも農園直送で受け取れる訳あり品です。すりおろして加熱したものを冷凍すれば、離乳食としてもぴったり！

「通常約10kgで寄付額2万円ですが、訳あり品は寄付額1万円で頼むことができます。“さすが青森りんご、訳ありで大きさ不揃いながらもおいしいです！”といった口コミもあり、青森のおいしいりんごがたくさん食べられると、さとふるで大変人気です」（以下、「」内大場さん）

福岡県飯塚市の「訳あり品 福岡県八女星野産 和紅茶100パック」は2gの和紅茶（ティーバッグ）がまさかの100個も入ったお礼品。新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴い消費が落ち込んでしまっているため、訳あり品として大容量で提供しています。

「八女星野産の茶葉を紅茶にしたまろやかで飲みやすい和紅茶です。在宅勤務のおともや、スイーツと一緒にティータイムにもおすすめです」

実はグルメ以外にも、ふるさと納税に登録されている訳あり品。福岡県筑後市の「【緊急支援品・訳あり】シングル羽毛布団（ダウン85%・充填量1.0kg・アイボリー）」はふとんの側生地が在庫品・廃盤品使用のため訳あり品ですが、良質でふわふわなダックダウン85%を1.0kgも使用しています。

「熟練した職人が1枚1枚丁寧に生産した日本製の本掛け羽毛布団です。“軽いのにこの羽毛布団だけで十分暖かい”、“薄すぎず厚すぎずちょうど良いボリューム”“中学生の子ども用に注文しました”といった口コミもあり、大変好評です」

鹿児島県志布志市のお礼品「【訳あり・業務用】鹿児島黒豚あらびきウインナー 計2kg（1kg×2袋）」は、人工羊腸ではなく天然羊腸を使用し、パリッっとした食感にこだわった高級ウインナー。訳ありの理由は業務用の簡易パッケージということだけなので、通常のものと全く同じものが食べられます。冷凍のため長期間保存ができ、何か“もう一品”つくりたい時にも便利！

「口コミ多数で、何度かリピートしている方も多く、グリルやボイルなど色々な調理法で楽しむことができます。お酒のおつまみにもぴったりと評判です」

A4ランク以上の上質な黒毛和牛をたっぷり楽しめるお礼品が、福岡県吉富町の「訳アリ！博多和牛しゃぶしゃぶすき焼き750gセット」です。牛肩ロース、肩バラ、モモなど部位が選べないため訳あり品ですが、肉質はやわらかく、噛むと肉汁があふれる贅沢な味わい。家族みんなでハレの日に食べたい一品です。

「スライスと切り落としの2種類のカットで届くため、色々な料理に活用しやすいです。しゃぶしゃぶやすき焼きで食べることはもちろん、地元の方はシンプルに焼いて素材の味を堪能することも多いそうです」

さまざまな理由はあるけれど、家庭で食べたり使ったりする分には問題のない、ふるさと納税の訳あり品。大場さんも訳あり品の魅力を「フードロス対策や事業者支援にもつながり、なおかつ自宅で全国のおいしいものをたっぷり食べられる」と語ります。2022年の駆け込みふるさと納税や、2023年のふるさと納税は、訳あり品に注目してみてくださいね！

【取材協力】
さとふる