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ごぼう料理のレパートリーが増える!定番のきんぴら、豚汁以外の絶品レシピ

独特の香りと食感が、さまざまな料理のアクセントになる美味しい「ごぼう」。ごぼうが入らないと物足りないと感じる料理も多いと思いますが、皆さんはいつもごぼうをどんな料理に活用していますか? 『kufura』では20歳以上の女性196人にアンケートを行い、「ごぼうの美味しさを存分に味わえる絶品レシピ」を聞いてみました。今回は定番のきんぴら、豚汁以外の、ごぼうを使った美味しいレシピをご紹介していきます。

天ぷら、唐揚げ、素揚げなどの揚げ物がとにかく絶品

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「ごぼうの天ぷら。天ぷらはごぼうの風味がしっかり味わえるし、揚げることでごぼうが柔らかくなって食べやすくなるのもいいです」(36歳/その他)

「ごぼうの天ぷらはシンプルですが、ごぼうの風味や甘味をいちばんしっかりと味わえる食べ方なので、とても気に入っています」(50歳/総務・人事・事務)

「ごぼうのかき揚げ。ごぼうのみでも美味しいですし、にんじんやニラ、エビなどほかの具材といっしょにしても美味しいです。揚げることで、ごぼうの香りと食感がさらに際立ち、風味豊かなかき揚げが出来上がります」(52歳/その他)

「めんつゆに漬け込んだごぼうを、片栗粉をまぶして唐揚げにすると、スナックみたいにサクサクして美味しいです」(43歳/主婦)

「ごぼうの唐揚げが、ダントツで美味しいです。醤油と生姜、ニンニクで味付けしてカラリと揚げたごぼうに、タルタルソースをつけて食べると、お箸が止まらなくなります」(46歳/主婦)

「ごぼうを素揚げした、ごぼうチップス。シンプルに塩だけ振って食べると、ごぼうの味わいをしっかり感じることができて美味しいです」(42歳/総務・人事・事務)

いちばん人気が高かったのが、ごぼうの揚げ物。天ぷらや唐揚げ、素揚げにすることで、ごぼうの風味や旨味を丸ごと味わうことができます。硬くて食べにくいごぼうも、油で揚げると柔らかくなって、食べやすくなるのもいいですよね。また、ごぼうを揚げてスナック感覚で食べているという人もたくさんいました。

食感とマヨネーズのコクが美味しい!ごぼうサラダ

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「ごぼうサラダは、ごぼうの食感と風味がマヨネーズとよくマッチして美味しいです」(41歳/主婦)

「千切りにしたごぼうをレンジで加熱して、ハムやきゅうりを合わせ、ごまとマヨネーズ、少量のめんつゆで味付けしたごぼうサラダが美味しいです」(65歳/その他)

「サッと湯通しして、水気を切ったささがきごぼうを、マヨネーズと果実酢で和えてブラックペッパーを振る。これだけで、かなり美味しいごぼうサラダが出来上がります」(75歳/その他)

「ごぼうをきゅうりやにんじんといっしょに、からしを隠し味に加えたごまドレッシングで和えると、ごぼうの味が引き立つ美味しいサラダができます」(57歳/その他)

「ごぼうを茹でて、マヨネーズと醤油、ごまで和えたごぼうサラダは、ごぼうに醤油マヨがしっかり絡んで美味しいです。サンドイッチの具にするのもおすすめです」(51歳/主婦)

ごぼうの定番レシピといえば、きんぴら、豚汁以外にごぼうサラダを思い浮かべる人も多いと思います。シャキシャキした食感のごぼうに、マヨネーズのコクやごまの風味が合わさって、とても美味しいですよね。めんつゆや醤油、からしなどの隠し味を入れたり、きゅうりやにんじん、ハムなど他の具材をプラスするなど、いろいろアレンジできるのもいいですね。

和え物はごぼうの食感と風味がやみつきになる

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「ごぼうのごま和えは、ごぼうを縦半分くらいの太さに切ることで、食感がすごく良くなります。ごはんのおかずにも、酒のつまみにもピッタリで美味しいです」(39歳/総務・人事・事務)

「ごぼうを柔らかく茹でて、ごま和えにすると、子どもやお年寄りでも食べやすいです。ごまの風味で、薄めの味付けでも十分美味しく食べられるので、減塩にもつながります」(70歳/主婦)

「薄く斜め切りにしたごぼうを熱湯にくぐらせ、ザーサイと混ぜ合わせると、美味しい副菜ができます。あっさりした味わいながら、ごぼうとザーサイの食感と香りがやみつきになります」(67歳/その他)

「薄くスライスしたごぼうをゆがいて、キムチの素で和えると、最高に美味しく食べられます」(67歳/その他)

ごぼうを和え物に使うのもおすすめです。中でもいちばん人気が高かったのが、ごぼうのごま和え。ごぼうとごまは相性抜群なので、この2つを組み合わせるだけで、手軽に美味しい和え物が完成します。また、ザーサイやキムチの素で和えても美味しいとのことなので、試しにお好みの漬物と和えてみるといいかもしれませんね。

美味しい炊き込みごはんにはごぼうが欠かせない

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「炊き込みごはんに、ごぼうを必ず入れます。ごぼうの香りと歯応えのある食感が、ほかの具材と合わさることで、最高に美味しい炊き込みごはんになります」(62歳/主婦)

「ささがきごぼうとにんじん、鶏もも肉を炊飯器に入れて作る、鶏とごぼうの炊き込みごはんは、ごはん1粒1粒にごぼうの香りが染み渡って美味しいです」(53歳/その他)

「にんじんと鶏胸肉の炊き込みごはん。ごぼうの香りと歯応えが良く、おかずがいらないくらい存在感のある炊き込みごはんができます」(55歳/主婦)

「たっぷりごぼうの炊き込みごはん。油揚げを加えると、ごぼうの香りと油揚げのコクを味わうことができるので、シンプルながらもごちそう感が出ていいです」(77歳/主婦)

「ごぼうの炊き込みごはん。あえて具をごぼうだけにすることで、しみじみと美味しい素朴な炊き込みごはんが出来上がります」(57歳/総務・人事・事務)

炊き込みごはんも、ごぼうが欠かせない料理の1つですよね。ごぼうを入れることで、ごぼうの風味がごはん全体に行き渡り、炊飯器を開けた瞬間に広がるごぼうの香りで、食欲もそそられます。ごぼうだけでも美味しくいただけますが、油揚げや鶏肉などのコクのある具材をプラスすると、より美味しく食べ応えのある炊き込みごはんができるようです。

味の染み込んだ柔らかい煮物がごはんによく合う

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「食べやすい大きさに切ったごぼうを、醤油と砂糖、酒、みりんで煮ると、ごぼうの美味しさたっぷりのごぼうの煮物に。鶏肉をいっしょに煮ても美味しいです」(57歳/その他)

「皮を剥かずにしっかり洗ったごぼうとこんにゃくを、醤油とみりんでひたすら煮詰めた、ごぼうとこんにゃくの佃煮。皮を残すことで、ごぼうの風味をガッツリと味わうことができるので、すごく美味しくいただけます」(65歳/主婦)

「ごぼうと牛肉の柔らか煮。じっくり煮込むことで、ごぼうがすごく柔らかくなるし、味がしっかり染み込んで、ごはんのおかずにピッタリの美味しさになります」(57歳/主婦)

「ごぼうと豚肉の柳川風は、豚肉とごぼう、卵のハーモニーが食欲をそそります」(51歳/主婦)

「筑前煮に入れたごぼうがとにかく美味。いろいろな根菜の旨味が混じり合って、お箸がどんどん進みます」(55歳/主婦)

美味しいごぼうのレシピといえば、昔ながらの煮物も外せません。醤油ベースの甘辛の煮汁で煮込んだごぼうは、とても柔らかく、味もしっかり染み込んで絶品。鶏肉や牛肉、豚肉などといっしょに煮込むことで、肉の旨味を吸い込むため、ごぼうの煮物がより美味しくなります。濃いめの味付けで、ごはんもどんどん進みそうですね。

ほかにもまだある!ごぼうの絶品レシピ

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「細かく刻んで、つみれや鶏団子などに混ぜると、ごぼうの食感がいいアクセントになって美味しいです」(42歳/主婦)

「キーマカレーにごぼうを入れると、噛み応えのあるカレーになってすごく美味しいです」(40歳/主婦)

「すき焼きにごぼうを入れると、ごぼうの旨味が全体に絡んで、より美味しいすき焼きになります」(46歳/営業・販売)

「ごぼう入りのお雑煮。ごぼうを入れるかどうかで、大きく味が変わるので、お雑煮にごぼうは欠かせません」(68歳/その他)

「ごぼうの甘酢漬けは、さっぱりした味わいの中に、ごぼうの旨味をしっかり感じることができて美味しいです」(48歳/総務・人事・事務)

食感のいいごぼうは、料理のいいアクセントになるので、いつもの料理にちょっと加えてみるのもおすすめです。つみれや鶏団子、キーマカレーに入れると噛み応えが出て美味しいとのことなので、ぜひ一度試してみたいですよね。また、すき焼きに入れても、ごぼうの風味でより美味しくいただけるようです。

いかがでしたか? ご紹介したレシピを参考に、皆さんもきんぴらや豚汁以外のいろいろな料理にごぼうを活用して、ごぼうの美味しさを楽しんでみてください。

土田奈々子
土田奈々子

フリーライター。2011年よりイギリス在住。渡英前は出版社に勤務し、金融機関向け専門誌やマタニティ&ベビー誌の編集に携わる。現在は、ウェブを中心に女性向けの記事を数多く執筆。得意ジャンルは、妊娠・出産・育児や女性の健康、海外生活事情など。プライベートは、田舎の小さな村で日英バイリンガル育児に奮闘する二児の母。自分自身の働く主婦としての目線、子育て中の母としての目線を大切にしながら記事を書いていきます

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