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ゆずの大量消費レシピ。ジャム、ポン酢、シャーベット…使い道いっぱい!

冬は柑橘系の果物が店頭にたくさん並び、旬のゆずを料理に使おうと購入する人や、ご近所さんなどから大量にもらうこともあると思います。ただ、ゆずは料理の香りづけなどにちょっと使うくらいで、余ってしまって困ることも。そこで『kufura』では、20歳以上の女性212人にアンケートを行い、美味しいゆずの大量消費レシピを聞いてみました。

美味しいゆずジャムなら一度に大量に消費できる

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「砂糖とカットしたゆずをいっしょに煮詰めて、ゆずジャムにすれば、一度にゆずを大量に消費することができます。お湯で割ってゆず茶にしたり、そのまま食べたりしますが、甘酸っぱくてすごく美味しいです」(52歳/主婦)

「ゆずがたくさんあるときは、ジャムにするのがいちばん。パンに塗ったり、ヨーグルトにかけたりできて便利です」(35歳/学生・フリーター)

「ゆずジャムは、マーマレードよりもさっぱりした風味で美味しいです。パンに塗ったり、紅茶に入れたりすると、いい香りで癒されます」(56歳/主婦)

いちばん多かったのは、ゆずジャムでした。ジャムにするとカサが一気に減るので、ゆずの大量消費にピッタリ。ゆずの香りがふわっと広がるジャムは、パンに塗ったり、ヨーグルトにかけたり、紅茶に入れたり、使い方もいろいろあるようです。

ゆずシロップやハチミツ漬けで美味しいドリンクに

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「果汁を絞り、同量の砂糖といっしょに煮込んでシロップにします。それを炭酸水で割ると、香りのいいさっぱりした美味しいゆずジュースができます」(52歳/その他)

「ゆずシロップを作ります。水やお湯で割ってゆずジュースやゆず茶にすると美味しいです」(70歳/その他)

「ゆずのハチミツ漬けは、簡単にできるし、お湯で割ってゆず茶にします」(77歳/主婦)

「ゆずのハチミツ漬け。ゆずを大量に消費できるし、日持ちするのもありがたいです」(57歳/その他)

ゆずをシロップやハチミツ漬けにする人も目立ちました。先ほどのジャムと違ってサラッとしているので、水やお湯で割ってゆずジュースやゆず茶にして飲むのにピッタリ。お酒で割ったり、料理のソースに使ったりしても美味しそうですね。

ケーキやアイスなどデザートに活用するのもおすすめ

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「ゆずチーズケーキを作ります。レモンの代わりに、ゆずを大量に入れると美味しいです」(35歳/総務・人事・事務)

「ゆずがたくさんあるときは、ゆずの皮と果汁をレモンの代わりに使って、レアチーズケーキを作ります」(56歳/その他)

「バニラアイスにゆずを入れて、ゆずアイスにすると、ゆずの香りが広がる美味しいアイスクリームができます」(39歳/主婦)

「ゆずシャーベット。ゆずの果汁をたっぷり使い、皮も薄く切って入れるようにすると、とても香りのいいシャーベットが出来上がります」(65歳/その他)

大量のゆずを、ケーキやアイスなどのデザート系に使うのもおすすめ。ゆずの爽やかな香りとさっぱりとした酸味で、美味しいデザートが出来上がります。基本的に、レモンの代わりにゆずを使う人が多いようですが、チーズケーキに入れたり、アイスやシャーベットなどに入れることで、レモンとはまた違った香りや味わいを楽しむことができそうです。

ゆずで浅漬け・酢漬けが爽やかな美味しさに

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「大根があるときは、大根とゆずの漬物を作ります。ゆずと大根の薄切りに白ダシを混ぜ合わせるだけで、手軽に美味しい漬物が出来上がります」(70歳/主婦)

「かぶ、きゅうり、大根、白菜など、お好みの野菜にゆずの皮と果汁を合わせ、粗塩を揉み込んで半日くらい置いておくと、最高に爽やかな漬物が完成します」(54歳/その他)

「酢レンコンを作るときに、みじん切りにしたゆずをいっしょに入れると、レンコンにゆずの香りと味が染み込んで美味しいです」(70歳/その他)

「大根を拍子切りにして、塩で揉んでから水気を切り、ゆずの果汁と砂糖、酢を入れたつけ汁に漬け込むと、美味しい大根の酢漬けができます」(63歳/公務員)

自家製の漬物に、ゆずを活用している人もたくさんいました。ほんの少し香りづけをする程度だと、使うゆずの量も少なめですが、ゆずが香る爽やかな美味しい漬物にするためには、ゆずを惜しみなく使うのがおすすめ。お酢といっしょにゆずの果汁や皮を使って、レンコンや大根の酢漬けを作る人も多いようです。

ポン酢、ゆず胡椒…手作り調味料で料理がより美味しく

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「ゆずを使って自家製のポン酢を作ります。さまざまな料理に使えて便利だし、風味が良く、コクもあって美味しいです」(47歳/主婦)

「ゆずがたくさんあるときは、ゆず胡椒を手作りします。市販のものよりもゆずの香りがいいし、自分好みの辛さに調整できるのも嬉しいです」(76歳/主婦)

「ゆずと赤味噌、砂糖、酒などを混ぜ合わせて、ゆず味噌を作ります。おでんや湯豆腐、こんにゃくなどにかけて食べると美味しいです」(59歳/主婦)

「ゆずを使って和風ドレッシングを作ります。我が家ではサラダを毎日食べるので、ドレッシングを大量に作り置きしても、すぐになくなってしまいます」(54歳/主婦)

「塩レモンのゆずバージョン、塩ゆずを作っておくと、鍋などいろいろな料理に使うことができて便利です」(43歳/総務・人事・事務)

自家製の調味料を作り、ゆずを大量消費しているという人も多いようです。特に多かったのが、ポン酢とゆず胡椒、ゆず味噌の3つの調味料。どれも自家製ならではの、フレッシュなゆずの香りと酸味を楽しむことができます。中でもゆず胡椒は、自分で辛さを調節することができるので、市販のものよりも美味しくいただけるという意見が目立ちました。

ほかにもこんなアレンジが大量消費にはピッタリ

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「ゆず塩鍋。鍋の素を使い、ゆずのスライスを浮かべると、すごくあっさりして美味しいです」(24歳/その他)

「お味噌汁にゆずを入れると、香りがたって上品な味わいになります。毎日使うことができるので、ゆずをすぐに使い切ることができます」(41歳/総務・人事・事務)

「大根とにんじんの千切りに、ゆずの皮と果汁を入れて、ナムル風の味付けにして食べると美味しいです」(69歳/総務・人事・事務)

「かぶと柿のサラダに、千切りにしたゆずの皮をたっぷり入れて、フレンチドレッシングをかけると美味しくいただけます」(43歳/その他)

「さわらを焼くときに、ゆずをいっしょに使うと、さっぱりした味わいの香りのいい焼き魚が楽しめます」(32歳/その他)

ゆずの大量消費レシピは、ほかにもいろいろ。鍋やお味噌汁に入れたり、サラダに加えたりすると、ゆずのいい香りがして美味しくいただくことができます。焼き魚の香りづけに使うというのも、料亭のようなちょっと上品な味わいが楽しめそうで良いですね。

いかがでしたか? 使い切るのが難しいイメージがあるゆずですが、実はいろいろな料理に活用できて、簡単に大量消費することができます。ご紹介したレシピを参考に、この冬はゆずを余すことなく、美味しく使い切っていきましょう。

土田奈々子
土田奈々子

フリーライター。2011年よりイギリス在住。渡英前は出版社に勤務し、金融機関向け専門誌やマタニティ&ベビー誌の編集に携わる。現在は、ウェブを中心に女性向けの記事を数多く執筆。得意ジャンルは、妊娠・出産・育児や女性の健康、海外生活事情など。プライベートは、田舎の小さな村で日英バイリンガル育児に奮闘する二児の母。自分自身の働く主婦としての目線、子育て中の母としての目線を大切にしながら記事を書いていきます

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