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プロの味に負けない「餃子の美味しい作り方」…このひと手間&ひと工夫が美味しさの秘訣です!

食べた瞬間、ジュワッと口の中に広がる肉汁がとにかく美味しい「餃子」。お店の餃子や冷凍餃子を活用する人も多いと思いますが、家で作る餃子は具や味付けなど自分好みにいろいろアレンジできるため、市販のものとはまた違った美味しさを楽しむことができます。そこで『kufura』では、女性345人にアンケートを行い、「プロの味に負けない!餃子の美味しい作り方」を聞いてみました。

野菜系の具にこだわって歯応えと旨味をプラス

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「刻んだレンコンを具材として加えると、餃子の食感がサクッとして美味しいです」(29歳/その他)

「具材として必ずタケノコとシイタケを入れます。タケノコを入れると歯応えが出るし、シイタケを入れると旨味が倍増して美味しくなります」(69歳/総務・人事・事務)

「通常の具材にシイタケをプラス。シイタケのモチモチっとした食感と旨みが加わり、餃子がすごく美味しくなります」(45歳/総務・人事・事務)

「餃子の餡にみじん切りにしたエノキを加えると、旨みがすごく増して美味しくなります」(50歳/総務・人事・事務)

「餃子に刻んだたくあんを入れると、歯応えがよくなってとても美味しいです」(52歳/主婦)

「白菜の漬物を刻んで入れると、肉ダネにコクが加わって美味しくなります」(37歳/その他)

家で餃子をより美味しく作るためには、まずは具にこだわるのがおすすめ。レンコンやタケノコ、山芋などを加えて歯応えを出したり、シイタケやエノキなどのキノコ類で食感と旨味をプラスするという人が目立ちました。ほかには、たくあんやザーサイなどの漬物を入れると、歯応えはもちろん、旨味やコクが加わって美味しさがグンとアップするようです。

肉など野菜以外の具も工夫すると美味しさが倍増

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「ひき肉ではなく、ブロック肉を包丁でミンチにして使います。肉の塊からジュワッと肉汁が広がり、香りも良くなるので、美味しい餃子ができます」(30歳/総務・人事・事務)

「豚肉だけだとあっさりしすぎてボリュームも足りないため、餃子には牛と豚の合いびき肉を使うようにしています」(40歳/主婦)

「普通の餃子にホタテも入れることで、風味が一気に増して美味しくなります」(34歳/営業・販売)

「餃子のタネに小エビを丸ごと混ぜ込みます。プリプリしたエビが、たまらない美味しさです」(57歳/学生・フリーター)

「餡に絹ごし豆腐を混ぜて、カサ増しして作ります。餃子がフワフワになって美味しいし、ヘルシーなので罪悪感なくたくさん食べることができます」(42歳/主婦)

「餃子のタネに刻んだお餅を入れると、モチモチ感が加わり、食べ応えのある美味しい餃子が出来上がります」(62歳/学生・フリーター)

野菜以外の具、特に肉にこだわっているという人もたくさんいました。餃子をより美味しく作るために、ひき肉ではなくブロック肉を自分でミンチにして使う人も。また、豚肉だけでなく、合いびき肉を使うと美味しいという人もいました。ホタテやエビを入れて風味や旨味をプラスしたり、豆腐やお餅を入れるというのも美味しそうですね。

お好みの香味野菜でパンチのきいた美味しい餃子に

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「ニンニクをたっぷり入れる。最近はニンニク控えめの餃子が多くなってきていますが、それとは違うパンチのある味わいが楽しめます」(46歳/主婦)

「ニンニクとネギをたっぷり入れます。風味がけっこう強いですが、食感がすごく良くなって美味しいし、スタミナもバッチリです」(53歳/主婦)

「生姜とニラをたっぷり入れます。元々香味野菜が好きだし、餃子に強い風味が加わることで、さらにごはんも進みます」(46歳/主婦)

「生姜は必ず生のものを使うようにし、これでもかというほどタネに多めに入れると、肉の生臭さが消えて、爽やかな味わいの餃子が出来上がります」(45歳/学生・フリーター)

「青じそを刻んで入れると、餃子の風味が良くなってとても美味しいです」(45歳/その他)

「餃子のタネに刻んだセロリを入れます。香りが良くなるし、食感もシャキシャキして餃子が美味しくなります」(35歳/総務・人事・事務)

餃子の美味しさは、餡に入れる香味野菜によっても大きく左右されます。定番はニンニク、ニラ、生姜などですが、これらをたっぷり入れて、パンチのきいた味わいを楽しんでいる人も多い様子。また、これ以外にネギや青じそ、セロリなどを入れても、いつもとは風味や食感の違う美味しい餃子が楽しめるようです。

オイスターソースや味噌など味付けにもひと工夫

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「餡にオイスターソースを入れることで、お店の餃子のような味わいになります」(43歳/医師)

「隠し味に味噌を入れると、味に深みが出て美味しいです」(35歳/主婦)

「味付けに甜麺醤を使います。生姜やニンニクなどパンチのある香味野菜が入るので、甘味噌の甜麺醤を入れることで、餃子がまろやかな味わいになります」(52歳/主婦)

「餡に砂糖を少し加えることで、お店の餃子の味にグンと近づきます」(51歳/主婦)

「餡の味付けには醤油のみを使うようにしています。こうすると、具材それぞれの風味や味が引き立つため、餃子がより美味しくなります」(42歳/その他)

「調味料として塩麹を使うと、肉の臭みを消してくれるので、餃子がもっと美味しくなります」(48歳/主婦)

美味しい餃子を作るには、餡の味付けも重要になります。特にオイスターソースや味噌を使うと、味に深みが出てお店の餃子のような味わいになると人気。また、ここにごま油をプラスしても、香りが良くなって本格的な味わいが楽しめるようです。めんつゆ、柚子胡椒、韓国調味料のダシダなどで味付けしても美味しいとのことなので、ぜひ試してみてください。

野菜の水切りや肉のこね方など作り方にこだわる

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「キャベツの水気をしっかり絞ってから餡を作る。こうすることで、野菜が肉としっかり馴染んで美味しい餃子が出来上がります」(47歳/学生・フリーター)

「粘りが出るまで、ひき肉を3分以上しっかりこねる。肉に粘りが出ると、肉と調味料が一体化するので、餃子がより美味しくなります」(68歳/その他)

「鶏ガラスープの素とゼラチンを混ぜてゼリーを作り、餡といっしょに包みます。スープが溶け出て、小籠包のような美味しい餃子になります」(41歳/公務員)

「餃子の餡にラードを混ぜると、食べるときに肉汁がジュワッと溢れて美味しいです」(35歳/総務・人事・事務)

「餃子の皮から作る。市販の皮に比べて、モチっとした食感になるので、食べ応えが出て美味しいです」(28歳/主婦)

具を混ぜる際に、キャベツなど野菜の水気をしっかり切る、ひき肉は粘りが出るまでこねるなど、作り方にいろいろ注意することで、餃子がより美味しくなるようです。また、ゼラチンで固めたダシやラードを混ぜて、肉汁たっぷりの餃子にしたり、皮も手作りしてモチモチ餃子にするというのも、プロ顔負けで美味しそうですね。

焼き方にもこだわってパリっと美味しい餃子に仕上げる

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「焼くときに水溶き片栗粉を入れて、羽付き餃子にします。羽の部分がパリパリに仕上がるので、外はカリッと中はしっとりとした2つの食感が楽しめます」(42歳/その他)

「ごま油を使って、最後に揚げ焼きのように餃子の表面をカリカリに焼くと、外はカリッと中はジュワッと美味しい食感が楽しめます」(48歳/学生・フリーター)

「餃子はフライパンではなく、卓上でホットプレートで焼くと、熱々のまま美味しく食べられます」(49歳/その他)

「鉄のフライパンを使って焼くと、皮がパリッとなって、餃子が美味しくなります」(37歳/主婦)

パリッとジューシーな美味しい餃子に仕上げるためには、焼き方にもコツがあるようです。水溶き片栗粉を入れて羽付き餃子にする、たっぷりの油で揚げ焼きにする、ホットプレートや鉄のフライパンで焼くなど、ちょっとしたことで餃子の美味しさがグンとアップ。餃子は最後の焼き上がりまで、気を抜かずに作ることが大切なんですね。

いかがでしたか? ひと手間&ひと工夫で、おうち餃子がプロ並みの美味しさに大変身。ご紹介した餃子の美味しい作り方を参考に、皆さんもご自宅で餃子を作って楽しんでみてください。

土田奈々子
土田奈々子

フリーライター。2011年よりイギリス在住。渡英前は出版社に勤務し、金融機関向け専門誌やマタニティ&ベビー誌の編集に携わる。現在は、ウェブを中心に女性向けの記事を数多く執筆。得意ジャンルは、妊娠・出産・育児や女性の健康、海外生活事情など。プライベートは、田舎の小さな村で日英バイリンガル育児に奮闘する二児の母。自分自身の働く主婦としての目線、子育て中の母としての目線を大切にしながら記事を書いていきます

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