第8位:こんにゃく・・・5票
nullこんにゃくは、ぬか漬けにすると歯ごたえが増して、モチっとした食感が美味しいと人気でした。
「こんにゃく。表面に味がついて、口当たりがよく美味しい」(52歳/主婦)
「こんにゃく。味が染みて美味しい」(30歳/主婦)
同様に糸こんにゃくも人気の様子。
「糸こんにゃく。食感がもちもちしているのが魅力的」(66歳/その他)
小結タイプのものが扱いやすそうですね。
第7位:セロリ・・・6票
null独特の香りのあるセロリは、ぬか漬けにすると「クセがまろやかになり、食べやすくなる」と好評でした。
パリッとした食感はそのままに、セロリの香りがちょっと苦手な人でも美味しく味わえます。
「セロリ。セロリのクセがまろやかになり美味しくなる」(48歳/その他)
「セロリは爽やかな新鮮野菜の風味があって美味しいです」(69歳/その他)
「セロリ。香りに個性があるセロリでも食べやすくなる」(58歳/主婦)
「セロリのぬか漬け。パリパリ感が何とも言えない」(67歳/その他)
第6位:豆腐・・・8票
nullしっかり水切りした豆腐を漬けると、「風味が変わってとても美味しい!」と好評。
水分が抜けて味わいが濃厚になり、塩味がプラスされ、「まるでチーズみたい」との声が寄せられました。
「豆腐。しっかり水切りして漬けると濃厚になる」(42歳/その他)
「豆腐。水が抜けてしっとりもちもち。お酒のつまみにピッタリ!」(50歳/主婦)
「木綿豆腐。濃厚な沖縄の島豆腐のようになる」(52歳/主婦)
「豆腐。チーズみたいになっておいしい」(46歳/主婦)
「豆腐を入れるとクリームチーズみたいになる」(34歳/その他)
第5位:山芋(長芋)・・・9票
null生でも美味しく、シャキシャキとした食感を楽しめる山芋ですが、ぬか漬けにすることで、「風味が濃厚になり、さらに美味しさが増す」と人気を集めました。
お好みで皮を剥いてから漬けても、皮ごと漬けても。皮ごと使う場合は、“ひげ”を取ると食感が良くなります。
「山芋。歯ごたえがあり、淡白な味に深みが出て、和食に合う」(56歳/公務員・団体職員)
「山芋。生でも食べられるが、短時間漬けると風味が増して美味しい」(64歳/その他)
「長芋が美味しかったです。旨味が増した味わいになります」(44歳/その他)
「長芋。シャキシャキして味がしっかりして美味しいです」(50歳/財務・経理)
第4位:ゆで卵・・・13票
null10票以上の人気を集めたのが、“ゆで卵”のぬか漬け。旨みが染み込んで、程よい塩気に「ご飯がどんどん進む!」との声が。
「ゆで卵。白身にも塩味が染み込んで、旨みが凝縮されている感じで美味しいです」(54歳/主婦)
「ゆで卵。燻製卵にも似た味わいがあって、ご飯でもお酒でもどんどん進む」(58歳/営業・販売)
「ゆで卵。濃厚チーズのような味になって美味しいです」(26歳/無職)
第3位:アボカド・・・15票
nullアボカド本来のねっとりとした食感とコクがさらに増し、そこに程よい塩気がのって、とても美味しいと大評判でした。「コレ1つで立派なおつまみになります!」(40歳/広報・広告・デザイン)と、お酒と一緒に楽しんでいる人もいました。
「アボカド。とてもまろやかで美味しかった」(41歳/広報・広告・デザイン)
「アボカド。コクが増して、美味しくなります」(50歳/主婦)
「アボカド。水分が抜けて、よりねっとりしてすごく美味しかった」(39歳/公務員・団体職員)
「アボカド。濃厚でなめらかになって美味しい」(44歳/パート・アルバイト)
「アボカド。ちょうど良い塩味が、食欲をそそります!」(60歳/パート・アルバイト)
第2位:トマト・プチトマト・・・16票
null少し意外な食材(?)のトマトが2位にランクイン。酸味のあるトマトに、“ぬか”の旨みと塩気が程よくマッチし、美味しいぬか漬けになるそうです。
あえて“青いトマト”を使うと美味しいとの意見もあり、見た目にも可愛いプチトマトも人気でした。
「トマトがフルーティーで意外な美味しさ」(68歳/主婦)
「トマト。旨味が出て意外と美味しい」(31歳/主婦)
「トマト。酸味が甘みに感じられる」(55歳/パート・アルバイト)
「トマトです。酸味と塩気がマッチして美味しかったです」(40歳/事務職)
「プチトマト。まろやかな味になります」(61歳/主婦)
第1位:チーズ・・・22票
nullダントツで1位に輝いたのは、“チーズ”でした。発酵食品のチーズを、ぬか床に漬けることで、さらに深みとコクが増し、美味しくなるとの意見が多数。
プロセスチーズやモッツァレラ、カマンベールなど、お好みの様々なタイプのチーズで楽しめるようです。
「安いチーズでも美味しくなる」とのこと、家計に嬉しいオススメポイントですね。
「チーズ。コクが出て美味しい」(32歳/総務・人事)
「チーズ。より深みが増して美味しくなる」(36歳/パート・アルバイト)
「チーズは味が濃厚になって意外に美味しい」(49歳/総務・人事)
「チーズ。安いやつでも美味しくなります」(43歳/その他)
「モッツァレラチーズ。より味が濃くなったような美味しさでやみつきになります!」(32歳/主婦)
「断然チーズだと思う。ハードタイプが良い」(63歳/主婦)
そのほか、こんな“変わり種”も!
null票は少数だったものの、皆さんのイチオシとして届いた“変わり種ぬか漬け”をご紹介します。
キノコやアスパラ、りんごなどを“ぬか漬け”の食材として楽しんでいる人も。
また、スイカの赤い部分と皮の間の白い部分や、キャベツの芯など、本来捨ててしまうような部分も、ぬか漬けにすると美味しく食べられるという声も上がり、フードロスにも一役買っているようです。
「エリンギ。コリコリとした食感になり美味しいです」(47歳/パート・アルバイト)
「りんご。甘くて美味しい」(57歳/主婦)
「アスパラガス。生のまま食べられて美味しい。大人だけの秘密の楽しみになっている」(33歳/総務・人事)
「スイカの皮(の白い部分)。歯ごたえが良くて食べられるのがビックリ」(57歳/主婦)
「キャベツの芯、スイカの皮(の白い部分)など本来は捨てる部分」(61歳/主婦)
「ゴーヤ。ゴーヤの苦味と糠漬けの味が絶妙で美味しいです」(43歳/主婦)
「高野豆腐。お湯で戻したものを漬けると、固さと旨味が増して美味しい」(49歳/主婦)
皆さん様々な食材で“ぬか漬け”を楽しんでいる様子。すでにご家庭にぬか床がある人は、具材のバリエーションを広げるヒントにしてみてはいかがでしょうか。
基本的に、ぬか床に食材を漬けて1、2日置くだけで、風味が加わり、旨みが増して、立派なお惣菜として、またお酒のおつまみとして楽しめるのが魅力的な“ぬか漬け”。
市販の「ぬか床キット」などを利用すれば、簡単に始められます。この機会に、初めての人も気軽に“ぬか漬け”に挑戦してみてはいかがでしょうか。
ライター、J.S.A.ワインエキスパート。札幌の編集プロダクションに勤務し、北海道の食・旅・人を取材。夫の転勤で上京後、フリーでライティングや書籍の編集補助に携わる。小学生のころから料理、生活、インテリアの本が好きで、少ない小遣いで「憧れに近づく」ために工夫し、大学では芸術学を専攻。等身大の衣食住をいかに美しく快適に楽しむか、ずっと大切にしてきたテーマを執筆に生かしたいです。小学生のひとり息子は鉄道と歴史の大ファン。