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「缶詰を使ったアレンジレシピ」が集結!簡単&アイディアは無限【10月10日は缶詰の日】

缶詰はおうちにストックしておくと、「食卓にあと一品足りない……!?」というときに便利。そのままお皿に出すだけでもおかずになりますが、他の食材と合わせるなどひと手間加えることで、料理のバリエーションがどんどん広がります。

前回の「好きな缶詰ランキング」に続く今回は、20代~50代の男女500人を対象に、缶詰を使ったおすすめのアレンジレシピについてアンケート調査を実施しました。

缶詰+ご飯のアレンジレシピ

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「ツナの炊き込みご飯。ニンジンやゴボウなどの野菜とツナ、しょうゆなどの調味料を入れて炊き込むだけ。ツナの味がしみこんでおいしい」(41歳女性/その他)

「サバ缶、ひじき、人参と生姜たっぷりのご飯。すべて入れて白だしで炊くだけ」(43歳女性/パート・アルバイト)

「秋刀魚ご飯。ご飯に缶詰の汁ごといれて、混ぜます。いい味付けなので、他に何も入れなくても大丈夫」(50歳女性/主婦)

「イワシの味噌煮を炊き立てのご飯に混ぜて、混ぜご飯にするとおいしい」(57歳女性/その他)

「ツナのチャーハン。ツナの風味の効いたとても美味しい海鮮風チャーハンになります」(22歳男性/営業・販売)

「秋刀魚缶を炒飯に混ぜると、風味が増す」(39歳男性/その他)

今回のアンケート調査でまず多かったのは、“缶詰×ご飯”を組み合わせたアレンジレシピ。特に、ツナ、サバなど魚系の缶詰を使った炊き込みご飯や混ぜご飯が絶品との声が相次ぎました。身だけでなく汁ごと活用することで風味よく仕上がります。

缶詰+パンのアレンジレシピ

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「コンビーフを玉ねぎと一緒に焼いてパンにのせケチャップをかけて食べると最高」(58歳男性/営業・販売)

「ピザトースト。パンにソースや他の具材と共にシーチキンとチーズをのせて焼いて食べる」(41歳女性/その他)

「イワシピザトースト。ケチャップ、スライス玉ねぎ、イワシ、スライスチーズを食パンにのせ、トーストして出来上がり! イワシから出るオイルが美味です」(51歳女性/その他)

「鮭の缶詰をパンで挟んでフィッシュサンド。バターも何もつけずに素材のみの味」(51歳男性/その他)

「サバサンド。パンにサバと玉ねぎをはさみ、レモンをかけて食べます」(54歳男性/その他)

パンはコンビーフのような肉系はもちろんのこと、魚系との相性も抜群。はさんでサンドイッチにしたり、のせてトーストにしたり……。魚の油と小麦の香ばしさのハーモニーが絶妙です。

缶詰を使ったサラダのアレンジレシピ

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「シーチキンを千切りキャベツにどっさり乗せてうま塩ドレッシングとマヨネーズで食べるのが最高」(51歳男性/その他)

「サバの水煮と水菜サラダ。水洗いし食べやすくカットした水菜にサバの水煮缶をほぐし水菜に乗せる。マヨネーズをかけて完成。簡単で栄養バランスも良くおいしいです」(40歳女性/研究・開発)

「サバ缶の長芋サラダ。サバ缶から身を出してサラダ菜、レタスにのせて、オクラと長芋を短冊に切ってのせ青じそドレッシングをかけて食べる」(32歳女性/広告・販売)

「カニ缶をレタス、クルトンなどと合わせてシーフードサラダ。カニが基本的にどんなドレッシングにも合うのでヘルシーに味わえる」(27歳女性/主婦)

「イワシのオイル漬けをサラダに混ぜる」(45歳男性/総務・人事・事務)

サラダのアレンジでもツナ、サバ缶が大活躍。マヨネーズやドレッシングとの相性がよく、動物性たんぱく質が加わることで、サラダの食べ応えがアップします。

缶詰を使った麺類のアレンジレシピ

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「パスタをツナと青じそで味付けする」(50歳女性/主婦)

「サバの味噌煮のスパゲッティ。味噌が効いていておいしい」(29歳男性/研究・開発)

「さんまのかば焼き。ベーコンなどのメインの具材のかわりにパスタにいれている。味があるのでコクが出る」(44歳男性/その他)

「イワシの缶詰。焼きそばに一缶まるごと入れて食べる」(56歳男性/その他)

「サバ缶。焼きそばに入れると、和風テイストになっておいしい」(50歳男性/その他)

缶詰を使ったパスタは、ぱぱっと手早くひとりランチを済ませたい……なんてときに重宝しそう。

イタリアン料理店のシェフ小野宗隆さんに教えてもらった「サバ缶と舞茸のパスタ」もぜひ試してみてください!

缶詰を使った炒め料理のアレンジレシピ

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「ジャガイモのツナ炒め。ツナ缶を丸ごとフライパンに入れ、そこに薄くきったジャガイモを入れて炒め、お好みで塩コショウやしょう油で味付けするだけ。ツナの風味がジャガイモに沁みて美味しいです」(40歳女性/その他)

「シーチキンのニンジンシリシリ。ニンジンのスライスと一緒にツナをフライパンで焼く。野菜がとれて美味しい」(38歳男性/その他)

「キャベツをザク切りにして炒め、サバの味噌煮缶を汁ごと加えて炒める」(51歳女性/総務・人事・事務)

「カニ缶と玉ねぎのみじん切りを炒め、塩コショウで味を調えます。卵でオムライスに変身させます」(59歳女性/研究・開発)

「コンビーフを軽くほぐしてキャベツと炒め合わせる、キャベツにコンビーフのうまみがしみておいしい」(57歳女性/主婦)

「焼き鳥の缶詰とキャベツの炒めもの」(37歳男性/その他)

残りもの野菜と魚・肉系の缶詰を炒めるだけ! 缶詰にしっかり味がついていることが多いので、調味料を使わなくてもご飯の進むおかずが出来上がります。

缶詰を使った煮物料理のアレンジレシピ

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「ツナじゃが。肉じゃがの肉が無かったら、ツナ缶(まぐろの油漬け)で代用できる。適度に油があって美味しい」(35歳女性/パート・アルバイト)

「さばの味噌煮。キャベツと一緒に汁ごと入れてスープにすると優しい味で美味しい」(27歳女性/営業・販売)

「鯖缶のトマト煮。鯖缶と野菜をトマト缶で煮るだけ。コンソメなどで味を整えます」(32歳女性/総務・人事・事務)

「さば缶(水煮)を入れて大根を煮て食べる。おでんの具を買うとそれなりの金額になってしまうが、さば缶を入れるだけなら割と経済的」(58歳男性/その他)

煮物はイチから作るとなると時間も手間もかかりますが、缶詰を活用すればお手軽。じっくりコトコト煮込まなくても、素材が柔らかく味がしみた状態に仕上がるのは大助かりです。サバカレーを推す人もたくさんいました。

その他、こんなアレンジも…

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「キャベツ、鶏ガラスープの素、ツナ缶をボールに入れてレンチン。最後にゴマ油を垂らす。簡単でお腹にたまる」(43歳女性/総務・人事・事務)

「ピーマンとあわせてレンジでチン。鶏ガラとごま油で和えれば完成の簡単メニューですが、かなり美味しいです」(41歳男性/その他)

「油揚げの上にツナマヨととろけるチーズをのせる。レンチンで一品簡単にできる」(48歳女性/その他)

「コーンの缶詰でフリッター。衣を缶詰の汁で作ると甘めで美味しい」(56歳女性/総務・人事・事務)

「春巻きの皮でシーチキンと玉ねぎスライスをマヨネーズで混ぜたのを巻いて油で揚げると美味しいです」(50歳女性/主婦)

「みじん切りの玉ねぎとツナをあえて、餃子の皮で包んで揚げる。あっさり目の揚げ餃子が出来上がります」(37歳女性/総務・人事・事務)

電子レンジで簡単にできる定番の無限キャベツ、無限ピーマンから、技ありの創作メニューまで……。アイディアしだいで変幻自在。缶詰はポテンシャルの塊です。

 

以上、缶詰を使ったアレンジレシピをご紹介しました。今晩の献立に悩んでいる人は、早速試してみてはいかがでしょうか?

中田綾美
中田綾美

成人までの人生を受験勉強にささげた結果、東京大学文学部卒業。その後なぜか弁護士になりたくて司法試験に挑戦するも、合格に至らないまま撤退。紆余曲折の末、2010年よりフリーライターの看板を掲げています。

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