第4位(同率):みそ…12票
null「みそ。コクが出て美味しく、白ごはんのおかずとしてとても合う」(27歳/その他)
「みそ。全体的に味に深みが出ます」(26歳/その他)
「麦みそ。コクのある肉じゃがになります。ひと晩置くとさらにみそ味がしみ込んで甘じょっぱい感じがいいです」(48歳/その他)
発酵食品のみそを加えることで、「コクが出る」「深みが増す」という声が多数寄せられました。みその種類や作り方へのこだわりも、参考になりますね。
第4位(同率):バター…12票
null「バターを少し入れます。コクがあり甘味も出て、美味しく感じます」(44歳/主婦)
「バターと相性の良いじゃがいもを含んでいるならと、思い切ってひとかけらだけでも加えてみると、肉じゃがの味に、じゃがバターの風味も加わって、少しまろやかになる」(26歳/主婦)
「バターが合います! 仕上げにのせるだけ」(50歳/総務・人事・事務)
アツアツのジャガイモに黄金色のバターがとろーり、想像するだけで食欲がそそられますね。「ほんの少し入れるだけで、コクが出てまろやかになる」と支持する声が多数。香りが飛んでしまわないよう、仕上げにのせるのがよさそうです。
第3位:焼肉のタレ…17票
null「焼肉のタレ。濃厚な味わいになるので」(56歳/主婦)
「焼肉のタレを入れると高級な味になります」(64歳/主婦)
「焼肉のタレ。少し入れるといろんな味が楽しめて美味しい」(51歳/主婦)
「子供のころからお気に入りの焼き肉のタレがあり、何に入れても美味しくなるので加熱調理するものには必ず入れています。深みのある味になって美味しいです」(52歳/主婦)
お肉との相性はお墨付き。香味野菜やスパイス、甘味など、様々なものがブレンドされているので、これひとつでグッと深みが増しますね。なかには「辛口タイプを選んでピリ辛の肉じゃがに仕上げる」という、こだわり派も。
第2位:めんつゆ…19票
null「めんつゆ。ほのかに香りがあって食欲が増す」(30歳/学生・フリーター)
「めんつゆ。ちょっと甘くて美味しい」(41歳/営業・販売)
「わが家は甘さを抑えているので、めんつゆを少し入れて、ほのかな甘味を加えています」(53歳/主婦)
「いつもの味付けにめんつゆを足す。失敗なし!」(52歳/主婦)
麺類のおともに限らず、万能調味料として出番の多い「めんつゆ」。簡単にうまみがアップして味が決まるため、肉じゃがの味付けにも重宝されていることがわかりました。
第1位:はちみつ…21票
null「はちみつ。コクが出て、マイルドな味になります」(49歳/主婦)
「はちみつ。コクと照りが出て味に深みが出る」(45歳/総務・人事・事務)
「お砂糖の代わりにはちみつを使う。照りも違うし、優しい深い甘さになる」(61歳/その他)
「はちみつ。砂糖より甘すぎない、コクのある肉じゃがになる」(25歳/主婦)
トップの座に輝いたのは、はちみつでした。「肉じゃが」の美味しさの決め手となる「甘さ」を、よりマイルドに奥深く、見た目にも美味しそうな「照り」を出してくれることが人気のヒミツのようです。「体に良いから」という声も聞かれました。
※ ご家庭でお試しの際は、1歳未満のお子さんには与えないようご注意ください
トップ5は逃したけれど、これも推し!
nullかなりの接戦となり、8位が3つ並ぶ結果となりました。6位以下をご紹介します。
第6位:しょうが…11票
「しょうが。さっぱりした感じになってすごく美味しいです」(26歳/その他)
第7位:マヨネーズ…9票
「じゃがいもにマヨネーズが合わないわけはないし、実家の味だから懐かしの味がします。コクが出て、とても美味しくなります」(40歳/主婦)
第8位(同率):オイスターソース…8票
「オイスターソース。コクが出てとても美味しくなります」(62歳/その他)
第8位(同率):カレー粉・カレールー…8票
「少しカレー粉を入れると、スパイシーになります」(55歳/学生・フリーター)
第8位(同率):すき焼きのタレ・割り下…8票
「すき焼きのタレ。甘味が出て美味しいです」(41歳/主婦)
しょうが派からは、「+ごま油」でさっぱり感とコクのバランスを取る、「+にんにく」でパンチを効かせるなど、あわせ使いのアイディアも寄せられました。すき焼きの割り下は、甘辛い味付けがピタリと決まる強い味方ですね。
カレー粉を加えた肉じゃがを「残ったらコロッケにする」というアイディアも美味しそうです!
まだまだある注目の「隠し味」
null「お酢。味がまろやかになる」(31歳/総務・人事・事務)
「ごま油。最後に少しだけ入れると香りがすごくいい」(31歳/主婦)
「砂糖を黒糖に変える。甘みだけでなくコクも出ます」(41歳/その他)
「白だし。だしの風味で上品な味に仕上がる」(41歳/その他)
「昆布茶。うま味が出て、味が引き立つ」(46歳/研究・開発)
「少しコチュジャンを加えて、韓国風にする! 甘辛風になります」(52歳/主婦)
「ケチャップ。普段とはまた違った洋風な肉じゃがを楽しめる」(16歳/学生・フリーター)
お酢を入れると「お肉がやわらかくなる」という声もありました。コチュジャンで韓国風、ケチャップで洋風、もはや「定番和食」の枠を超えて、さまざまなアレンジが楽しめるメニューなんですね!
隠し味は「入れない派」も!その代わりに…
null最後に、今回のアンケートでは「隠し味は入れない」という回答もありました。特別な調味料を使わない代わりに、定番の調味料を加えるタイミングに気を配ったり、具材から出る味を「隠し味」にしたりと、さまざまな創意工夫が見られ、各ご家庭の「自慢の味」が伝わってきました。一部をご紹介します。
「タマネギ。大量に入れてタマネギの水分と甘味で作る。調味料は醤油だけ」(41歳/その他)
「水を使わないこと。肉を焦がして、お酒多めで調味料のみで作るのが一番美味しいと思います」(36歳/主婦)
「先に肉を料理酒に5分ぐらいつけておく。これが隠し味となる。全体のうまみが増す」(66歳/コンピュータ関連以外の技術職)
「最後に濃いめの醤油を、火を止めてからひと回しします。新鮮なお醤油の香りが立って美味しいです」(51歳/コンピュータ関連技術職)
いかがでしたか? みなさんの大好きな肉じゃがに加えると美味しい「隠し味」のアイディアがたくさん集まりました。入れる派も、入れない派も、熱意あふれるコメントから肉じゃがへの「愛」がたっぷりと伝わってきますね。身近な調味料や食材ばかりなので、ぜひお試しいただき、「わが家の定番の味」をさらにブラッシュアップしてみてください。
文/新井円