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ごみ清掃芸人・滝沢さんに聞いた、子育て家庭のごみ処理「オムツ、おもちゃのごみの出し方」【滝沢家の日常】~vol.9~

ごみ清掃芸人として活躍する、マシンガンズ滝沢さん。ごみに関するいろいろな情報を発信しています。このシリーズでは、ごみに関するワンポイントをご紹介していきます。漫画イラストは奥様の滝沢友紀さんです。

子育て家庭の「ごみ」問題

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今回は、子育て家庭によくあるごみの出し方について、教えてもらいました。

子どもがまだ小さいうちは、オムツが大量にごみとなります。液体状のウンチはオムツ内で収まるのでよいのですが、固形状のウンチになったらトイレにウンチを流してもらえると助かるそう。また、使ったオムツは生理用品のごみのように、小さな袋にまとめてからごみ袋に入れてもらえると、収集時に大きなごみ袋が破れても中身が飛び出さないのでありがたいとのこと。

 

捨て方に困る「おもちゃ」

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年末の大掃除に向けて、よく出てくるのが「おもちゃのごみ」。

どんどん増える子どものおもちゃ、滝沢家ではバザーに出したり、フリマサイトに出したりして再活用を心がけていますが、壊れたものは捨てざるをえません。おもちゃに関しては、お住いの自治体のごみルールをしっかり読み込んで捨てること。

よくあるブロックおもちゃなどは製品プラスチックなので、可燃(自治体によっては不燃)ごみとして出します。ただ、近頃は製品プラスチックを資源回収するところもでてきました。お住いのごみルールをよく確認してください。

ちなみに、滝沢さんはおもちゃのお金がごみ袋中に入っているのを見ると、ドキッとするそうです。

全体がプラスチックでできているおもちゃでも、電池の入るものは不燃ごみ扱いになることが多いそうです。捨てる際には必ず電池を抜きましょう。たまにごみ袋の中から、おもちゃが動く音が聞こえたり、メロディーが流れていたりするとか。

また、おもちゃに使ったボタン電池は、ボタン電池回収協力店にある「ボタン電池回収缶」に出しましょう。その際は、セロテープで電池を1つ1つとめて絶縁すること。なおボタン電池と似ているけれど、コイン電池は別物です。

詳しくは、一般社団法人電池工業協会のサイトを参考にしてみましょう。

子育て家庭のごみまとめ

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  • ウンチはトイレに流す。
  • オムツは小さな袋に入れてから、ごみ袋に。
  • おもちゃの電池は必ず抜いて出す。
  • ボタン電池は回収ボックスへ、セロテープで絶縁を。

おもちゃはまだ遊べるような状態なら、リサイクルに出すのも手ですよ!

漫画/滝沢友紀

※自治体によって異なる場合があります。ともあれ、一度お住まいの自治体のごみ収集やリサイクルに関するサイトを熟読することは、リサイクルやごみについて役立つことばかりですので、ぜひご一読されることをおすすめします!


【協力】

滝沢秀一(たきざわしゅういち)

1976年生まれ。1998年に西堀亮とお笑いコンビ『マシンガンズ』を結成。
『THE MANZAI』 2012、2014年認定漫才師。
2012年より定収入を得るため、ごみ収集会社に清掃員として勤務を始める。
現在、SNSや執筆、講演会等にて、ごみ清掃中に気がついたことを発信している。
「滝沢ごみクラブ」というごみを減らすためのオンラインサロンを開催中。
著書に『このゴミは収集できません』(白夜書房)、『ごみ育 日本一楽しいごみ分別の本』(太田出版)などがある。最新刊はごみクラブのメンバーと作った、日めくり感覚で地球にやさしいアクションを紹介する『地球と人にちょこっとやさしくなれる365日』(KB パブリッシャーズ)。

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