照明器具のシェード、湯のみ茶碗、リモコン・・・重曹で家の中のアイテムもピカピカにしよう!
null『kufura』が過去に実施したアンケート(「大掃除前に要チェック!リモコン、郵便受けの中…見落としがちな汚れポイント」)では、大掃除で見落としがちな汚れポイントとして、照明器具のシェードの汚れ、湯のみ茶碗の茶渋、リモコンの汚れを挙げる人が多くいました。
これらを重曹でどのようにきれいにすればいいのか早速チェックしていきましょう!
重曹で照明器具のシェードの汚れを落とす方法
null室内を照らす照明器具のシェードが汚れていたら部屋の雰囲気も台無しですよね。大きな埃は掃除機やハタキで取り除いたうえで、重曹でピカピカに磨きましょう! シェードのタイプ別にきれいにする方法をご紹介します。
(1)はずせないプラスチックのシェード
「まず、濃度2%の重曹水溶液(水200mlに重曹小さじ1)を布に含ませてシェードを拭きます。重曹の白い粉が残らないように、仕上げに酢水(酢原液を2~3倍の水で薄めたもの)を含ませてかたく絞った布でシェードを拭きましょう」(以下、「」内は岩尾さん)
(2)はずせるプラスチックのシェード
「はずせるタイプのシェードは、重曹水溶液を含ませた布巾などで拭くか、重曹をつけたスポンジでこすり洗いをし、最後に水洗いをするとピカピカになります」
(3)和紙のシェード
和紙のシェードは、プラスチックと異なり水拭きができません。でも、重曹を粉の状態で使えば大丈夫!
「和紙のシェードは、全体に重曹を振りかけ、はたきで優しくはたくだけで、においも埃もきれいに取れます」
過去記事「ぬいぐるみを重曹で洗う方法!ドライクリーニング、手洗いも重曹におまかせ」では、水洗いできないぬいぐるみを重曹でドライクリーニングする方法をお伝えしました。水が使えない素材に粉の状態で活用できる点も重曹のメリットだといえるでしょう。
重曹で湯のみ茶碗の茶渋を落とす方法
null湯のみ茶碗の茶渋を落とすには、重曹ペースト(重曹大さじ2に水大さじ2を加えて練り混ぜたもの)がよいとのこと。
「重曹にはおだやかな研磨作用があるので、水を含ませたスポンジに重曹ペーストをつけてこすれば茶渋を落とすことができます」
湯のみ茶碗は口にするものだから、ナチュラル素材で簡単にお手入れできるのは安心ですよね。
重曹でリモコンの汚れを落とす方法
null毎日、頻繁に触れるリモコンには、ボタンのすきまに手垢や埃がたまりがちですよね。細かい部分の掃除には“重曹水溶液+綿棒”が活躍してくれます。
「濃度2%の重曹水溶液(水200mlに重曹小さじ1)を綿棒に含ませ軽く絞ってから、汚れを丁寧にこすり落としましょう」
家電製品は水分が大敵なので、重曹水溶液を綿棒にひたひたにつけすぎないように要注意です。
場所だけでなく、アイテム類もピカピカにできれば、部屋がより完璧に! アイテムのケアにもぜひ重曹を活用しましょう。
【監修】
岩尾明子・・・未来型ナチュラル生活研究家。博士(栄養学)。1998年に始まったインターネットサイト「地球に優しいお掃除」を運営する環境NGOクリーン・プラネット・プロジェクト代表。衣食住における楽で自然な最新の情報をテレビ、雑誌、ネットなど多方面で発信している。
【参考】