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「三角コーナー」を使わない派は6割超!やめて正解?なくすと不便?女性196人に聞いた

調理中に出た生ゴミをその場でポイポイ捨てられて便利な三角コーナー。ただ、シンクの場所をとったり、放置するとカビやぬめりが発生したりなどのデメリットもあり、最近は三角コーナーを使わない人も増えているようです。

実際のところ、三角コーナーってキッチンに必要or不要? また、使わない人は生ゴミをどうやって処理しているの? 今回は女性196人を対象にアンケート調査を実施しました。

「キッチンで三角コーナーを使っていますか?」

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女性196人を対象に、三角コーナーの使用状況について5つの選択肢のなかから自分に最も近いものを1つだけ選んでもらったところ、次のようなデータが得られました。

「ずっと使っている」・・・65票(33.2%)

「以前は使っていなかったが、今は使っている」・・・3票(1.5%)

「以前は使っていたが、今は使っていない」・・・54票(27.6%)

「使ったりやめたりを繰りかえしている」・・・2票( 1.0%)

「ずっと使っていない」・・・72票(36.7%)

三角コーナーをずっと使い続けている人は、およそ3人に1人。他方、最も多かったのは「ずっと使っていない」で、「以前は使っていたが、今は使っていない」とあわせて64.3%となり、6割以上の家庭では生ゴミ処理を三角コーナーに頼っていないという実態が明らかになりました。

三角コーナーを使うメリットは?

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今では少数派となっている三角コーナー利用者に、そのメリットについて尋ねてみました。

「調理中に出る生ゴミなど、とりあえずさっと捨てれるので、ないと困る」(30歳女性/パート・アルバイト)

「食べ残しなどを簡単にまとめて捨てれるので」(34歳/主婦)

「生ゴミの捨てるゴミ箱がないときにそこにとりあえず捨てるのに便利」(42歳/その他)

「生ゴミの水切りになって、生ゴミの量が減るので」(41歳/主婦)

「排水口の詰まりがなくなったり、ゴミを流さずにまとめて捨てることができたりする」(29歳/その他)

「以前は水切り袋を使っていましたが、その頃と比べるとコスパが良いです。水切り袋代がかからないので」(53歳/その他)

「他に試してみたが、これが1番よいと思う」(48歳/その他)

三角コーナーをシンクに設置しておけば、調理中に発生した生ごみや食べ残しなど、一時的にためておけるのが便利。ゴミを三角コーナーに集中させることでシンクを衛生的に保つことができますし、しばらく水切りした後、生ゴミを減量化した状態でゴミ箱に捨てられるのもメリットだといえます。

後述のように、三角コーナーの代用となるアイテムはいろいろあれど、“生ゴミはまず三角コーナーにイン→まとめてゴミ箱へ”というルーティンが確立していると、多少のデメリットがあっても使い勝手のよい三角コーナーが手放せないと感じることもあるようです。

三角コーナーを使わない理由は?かわりに使うアイテムは?

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「あのヌルヌルしてくる感じがどうにも不潔で嫌で……。こまめに洗うのも面倒だし使わなくなりました」(54歳/主婦)

「場所をとるし手入れが面倒になったから。シンクの真ん中の排水口にネットをつけて使っています」(41歳/その他)

「手入れが面倒だから。立てて置ける水切りネットを使っている」(53歳/その他)

「使い捨てビニール袋をクリップで流しの側のラックに留めてゴミを捨てている」(47歳/総務・人事・事務)

「掃除が大変だったのでやめてその都度キッチンペーパーなどに包んで捨てるようになりました」(39歳/その他)

「匂いが気になるから。直接蓋付きのゴミ箱に入れるようにしている」(56歳/主婦)

三角コーナーの最大のデメリットは、生ゴミをためておくうちに、三角コーナー自体が悪臭やぬめり、カビなどの温床になってしまうこと。そこで、三角コーナー以外の手段として、使い捨ての水切りネットやナイロン袋、紙パック、新聞紙を折って作るゴミ箱などを活用しているなどの声が寄せられました。また、そもそも生ゴミの一時保管場所を設けず、生ごみが出たらその場でしっかり水を切ってすぐゴミ箱に捨てるという人も。

その他、今回のアンケートでは全く挙がらなかったのですが、ディスポーザーなどでスマートに生ゴミを処理する方法もありますよね。

ちなみに、筆者の場合、“シンクそばに設置したゴミ箱にすぐ捨てる”派。三角コーナー以外のアイテムもいろいろ試しましたが、口が小さくてゴミを捨てにくかったり水切りがうまくいかなかったりで、結局は現在のやり方に落ち着きました。ただこの方法だと、水気の多い生ゴミを処理しにくいのが玉に瑕。もしかすると筆者が知らないだけで、100均アイテムなどを活用すればもっと楽に効率的に処理できるのでしょうか?

 

日々炊事をしていると、どうしてもキッチンから生ごみは出てしまうもの。それをどのように処理するのがベストなのかは、家族構成やライフスタイルにもよりますし、正解は一概には決められません。今回のアンケート結果もぜひご参考にしてみてはいかがでしょうか?

中田綾美
中田綾美

成人までの人生を受験勉強にささげた結果、東京大学文学部卒業。その後なぜか弁護士になりたくて司法試験に挑戦するも、合格に至らないまま撤退。紆余曲折の末、2010年よりフリーライターの看板を掲げています。

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