夏の床の水拭き掃除、「週に1回」以上が53.2%!
null最初に、夏の期間に、どのくらいの頻度で床の水拭きを行っているか聞いてみました。
- 毎日・・・7.0%
- 2~3日に1回・・・13.4%
- 4~5日に1回・・・6.5%
- 週に1回・・・26.3%
- 10日に1回・・・6.5%
- 月に2回・・・4.3%
- 月に1回・・・10.8%
- 水拭きはほとんどしない・・・25.3%
「週に1回」が26.3%と最も多い結果になりました。「週に1回」以上の回答を合計すると53.2%と、およそ半数の方は少なくとも週に1回以上、水拭き掃除を行っていることがわかります。その一方で、およそ4人に1人の割合となる25.3%の方は「水拭きはほとんどしない」と回答しました。それぞれの理由を見ていきましょう。
「週に1回」以上掃除する方の理由
「夏は裸足で歩くので床が汚れやすい。冬でも湿気や乾燥があるので床を水拭きしないと傷みやすいため」(22歳/週に1回/学生・フリーター)
「裸足で過ごすことが多いため、足裏の皮脂汚れが気になるから」(48歳/週に1回/主婦)
「湿気でベタベタするのと、子どもが裸足ですごすため」(43歳/毎日/その他)
「暑さで足に汗をかいてベタベタするのが気になるためです」(27歳/2~3日に1回/営業・販売)
「窓を開けている時間が多くなるせいか、床のざらつきが気になる機会が多くなるから」(42歳/2~3日に1回/主婦)
「習慣になっているので」(52歳/4~5日に1回/技術職)
夏に「週に1回」以上の頻度で床の水拭きを行っている方は、「素足で歩くことが多いから」「汗でベタベタする」という理由が多いよう。床に足が直接触れると、汚れなどが気になりますよね。
「週に1回」未満〜「月に1回」の方の理由
「汚れが気になったときに拭きます」(43歳/月に1回/その他)
「時々子どもの友達が突然来たりするので、月1回はフローリングシートで拭いている」(36歳/月に1回/主婦)
「日頃はドライシートでちょこちょこお掃除しているので十分だから」(43歳/月に1回/主婦)
「床の水拭き掃除は他の家事と比べて面倒だと感じてしまうため、季節関係なくあまりやることがないです」(39歳/月に1回/主婦)
「普段、スリッパを履いているため」(21歳/月に1回/その他)
「週に1回」未満の方は、「汚れが気になったときに掃除する」というケースが多いようです。その他、スリッパを使用していることで床の汚れが気になりにくいという人や、そもそも床の水拭きが面倒……という人もいました。
「水拭きはほとんどしない」方の理由
「水拭きをあまりするとフローリングが傷むのが早くなると聞いたことがあり、年に数回しかしていません」(38歳/その他)
「掃除機で満足しているから」(20歳/学生・フリーター)
「ルンバが床掃除しているので、それだけです」(38歳/その他)
「面倒くさくて、なかなかやらないです」(37歳/主婦)
「基本掃除が苦手、面倒なので滅多にすることがないのは年中変わらずです」(52歳/その他)
「水拭きはほとんどしない」と答えた方の理由は、「掃除機で十分」や「面倒」という答えが大半。また「水拭きは床を傷める」といった意見もちらほらありました。ワックスコーティングされたフローリングや、材質によっては、水拭きを控えた方がいい場合もあるようです。
夏になると「床の水拭き頻度」は増える?減る?
null夏に床の水拭きを行う頻度は、多いのか少ないのか、季節によって異なるのでしょうか? 引き続きアンケートで「夏の床の水拭きの頻度は、それ以外の季節と変わりますか?」と聞いてみました。
- 多くなる・・・26.3%
- 変わらない・・・71.0%
- 少なくなる・・・2.7%
結果は、71.0%の方が「変わらない」と答え、「多くなる」の回答は26.3%でした。ほとんどの方が、床の水拭き掃除の頻度は、季節によって変わることはないよう。ただ、4人に1人の方は、夏になると多くしている実態が分かりました。
使う道具は?「クイックルワイパー」が圧倒的人気!
nullでは最後に、具体的な水拭きの方法について聞いてみました。
クイックルワイパー
「腰痛持ちなので、しゃがむことなく掃除ができるから」(22歳/週に1回/学生・フリーター)
「立ったまま使えて楽。セスキのシートはフローリングについた汚れが落ちやすい」(40歳/10日に1回/主婦)
「雑巾をクイックルワイパー等の棒にセットして使っています」(48歳/週に1回/主婦)
「ウェットタイプのクイックルワイパーを使っています。よく落ちて夏はすぐ乾くので良いです」(52歳/週に1回/その他)
「クイックルワイパー。キッチンは油汚れもあるので使い捨てのウエスを使っています」(39歳/月に1回/主婦)
「雑巾がけできる足腰の強さはもうないので、立ってできるクイックルワイパーは重宝しています」(45歳/週に1回/営業・販売)
ほとんどの方が回答していたのが、クイックルワイパーでした。「体をかがめて床を拭く必要がなく、家中の床掃除に便利」といった理由がほとんどでした。
雑巾
「昔ながらの掃除法だが、端っこまできれいにできるから」(41歳/2~3日に1回/主婦)
「雑巾。コスパがよい」(34歳/週に1回/総務・人事・事務)
「雑巾です。よい運動になります」(45歳/水拭きはほとんどしない/主婦)
「雑巾で水拭きして、クイックルワイパーでから拭きしている」(51歳/週に1回/主婦)
「雑巾。しっかりよごれをとれるし、いろいろゴミも一緒にとれるから」(34歳/月に1回/主婦)
「雑巾。力の入り具合が全然違うので。二度拭きするとさらに綺麗になります」(46歳/4~5日に1回/学生・フリーター)
昔ながらの「雑巾」派も少なくありません。「隅々まできれいにできる」「きれいになる」ということが理由のようです。
その他
「狭い家なので、古着のTシャツを小さくカットして雑巾代わりに使用してます」(56歳/10日に1回/総務・人事・事務)
「アウロというフローリングシートを使用しています。拭き掃除しながら、ワックスもできて時短になります」(45歳/週に1回/主婦)
「日常のルーティンで使うのは、お出かけ用サイズの除菌シート。汚れが強めに感じた時はウェットタイプのフローリング掃除用のシートを使うなど、状態によって使い分けています」(43歳/月に2回/その他)
「濡らしたティッシュ。時間ができたり、気が向いたりしたときに、さっとできる道具にしています」(38歳/水拭きはほとんどしない/その他)
その他には、古着や除菌シートの他、こだわりのアイテムでお掃除兼ワックスがけを叶えているという回答もあがりました。
床の水拭き掃除はなかなかハードな家事のひとつかもしれませんが、季節を問わず頻繁に行っている方がとても多いことがわかりました。クイックルワイパーのような便利なアイテムを使って、夏の不快な床のベタつきを解消し、きれいをキープしていきたいですね。
文/佐藤まきこ