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おっくうな大掃除に「コレは使える」お掃除アイテム!編集部員のおすすめ4選

子育て世代の「暮らしのくふう」を支えるWEBメディア『kufura』では、編集部メンバーが“これはイイ!”と思ったお気に入りのアイテムをご紹介する【本日のお気に入り】を連載しています。

今回は、これから大掃除を控えているという方にぜひおすすめしたいお掃除道具をピックアップ! コレ1つでマルチに使えるという隙間ブラシや洗剤、水で汚れが落とせちゃうスポンジなど全4アイテムをご紹介していきます。

1:洗剤不要で時短!カインズの「玄関タイルの汚れを落とすブラッシングスポンジ」

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大掃除が気になる時期がやってまいりました。カインズホームにはいろいろなお掃除グッズがありますが、先日ビビッときて購入したのはこれ。「玄関タイルの汚れを落とすブラッシングスポンジ」です。

長い柄がついていて立ったまま使えるタイプもあったようですが、収納などを考えてコンパクトなこちらを購入しました。598円(税込)でした。

上:緑と白の繊維が交互に織り込まれたスポンジ部分。左下:ベランダに生えたコケをスポンジを使ってこすると…… 右下:それほど力を入れなくても、みるみるきれいに!

スポンジ部分は緑と白の繊維が交互に織り込まれていますが、持ち手側は真っ白。この2色の繊維が、こするだけで汚れをかき出してくれるそう。洗剤がいらないというのはうれしいですよね!

さっそく玄関タイルで実験。洗剤を使って掃除しようと思うと、「水を流す→洗剤を付けてこする→水で泡を流す→1回で流しきれずもう1回……」となりけっこう時間がかかります。

でもこれだと洗剤不要なので、「水を流す→こする→もう一度流す→終了!」と、ずいぶんシンプルになるのがとってもありがたい!

そして、今回の本命! 使いたかったベランダへ。ちょっと閲覧注意画像かもしれません。 真夏以外は日中でも日陰になるジメジメした一角に、モヤモヤと生えるこのコケ……。こんなに放置してごめんなさい!

ずーっと見て見ぬふりをしていたのですが、ここをこのスポンジを使って!こすると! 落ちる落ちる~!

とっても簡単です。それほど力も入れていないのですが、みるみるきれいになりました。我が家のベランダには水栓がないので、じょうろとバケツで水を流しつつの作業でしたが、これも洗剤を使っていたらはるかに必要な水の量が多く大変だったと思います。

気になっていたベランダがきれいになったので、大掃除リストひとつ終わり! やった~。

壁面などにも使えるそうです。ベランダや玄関ポーチ、テラスなど、家の外側が気になっている方は、ぜひ試してみてくださいね。

編集部・マコ

2:隙間掃除は『PROIDEA(プロイデア)』の「大津式 お掃除ブラシ J」にお任せ!

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綿棒だとなかなか汚れは取れず歯ブラシだと入らない隙間お掃除。みなさんはどうやってお掃除していますか? 隙間のお掃除には「コレ!」というのが『PROIDEA(プロイデア)』の「大津式 お掃除ブラシ J」です。「大津式 お掃除ブラシ J」は、日本清掃収納協会の会長、大津たまみさんが監修したブラシ。

お掃除のプロが家庭で使うことを考えて改良されているだけあって、納得の使いやすさ! この薄さも特長のひとつで、今まで苦労していたあらゆる隙間や奥まったところも、すっと入ってくれるんです。

上:ブラシが薄いから、お風呂場の扉のサッシといった隙間に入る! 下:ティッシュなどをブラシに巻き付ければ、溝に溜まった埃などもきれいに。

Jの形になってるので歯ブラシだと入らない隙間にもこの特殊な薄さのブラシだとどこにでも入ります。洗面所で水が溜まりやすく汚れやすい蛇口元や、お風呂場の扉のサッシだけじゃなく、細かい埃などが取れづらい掃除機のお手入れにも。まさに、痒いところに手が届く!

また、ティッシュやお掃除ペーパー、うすいウェスなどの布をブラシに巻きつければ、溝に溜まった髪の毛や埃もきれいになるんです。今まで「きれいにしたいけど、頑張ってもきれいにしきれない」と感じていた部分の掃除が本当にラクになります。

わが家では気になるときにさっと出せるように立てて収納しています。コンパクトな形状なので収納で場所を取らないのもいいですよね。

価格は1本1,400円、 3本セットで4,000円ほどでお掃除道具としてはちょっと高価と思いますが、ブラシが開いても熱湯をかければ元通りになって繰り返し使えるので、結果、長持ちしてくれます。いろいろなところで使えて買い替えも考えるとセット買いをするのがおすすめですが、1本持っておくとマルチに使えますよ!

kufuraメンバーズ・プロ/Ayaka

3:クリーナーはこれ1本でいいかも!?『スペースショット』の「万能環境クリーナー」

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今まで数々の家庭用クリーナーを試して、気づいたらキッチンも洗面所も用途別のクリーナーだらけ。しかも、除菌グッズも参加し始めて、なんだか収拾がつかない……。そんなちょっとした世間話に「あるよ!」と先輩男性(50代)から教えてもらったのが『スペースショット』の「万能環境クリーナー」。コレ、あらゆる目線で最高でした!

普通の汚れだけでなく油汚れもスッキリとれるうえに、二度拭き不要で除菌もできるから、キッチンまわりの掃除が一度で済んでラク。なにより、いいこと尽くしで、掃除していて楽しいんです。

しかも! パッケージや公式サイトの説明が堅実な商品を表しているのか、ちょっと難しいのですが、ざっくり言うと、養生不要でいろいろな素材に使えるらしい。

上:二度拭き不要で、汚れ落とし&除菌ができてキッチン周りの掃除もラク。下2点:漆喰の壁や扉にできた摺り痕。クリーナーをひと拭きして軽くこすると、白くきれいな壁が復活!

そこで思い立ったのが、漆喰の壁や扉。漆喰はうれしいこともたくさんあるのですが、摩擦によってできたと思われる擦り痕に困っていました。

試すつもりで使ってみたところ、みるみる汚れが落ちて、白くてキレイな壁が復活しました! ちょっと試すだけのつもりが楽しくて「ここも、ここも」と拭いていけました。これは期待以上……!

掃除が楽しくなるのはワタシにとって最大のメリットでしたが、他にも、

  • 漆喰などの塗料だけでなく、白木やファブリックなどの繊維、石材や金属にも使用可能
  • 蛍光増白剤、石油系界面活性剤、石油系環境ホルモン不使用
  • ウイルスや細菌の除去だけでなく消臭もできる

というのもおすすめできる点。環境にも配慮されているので、ペットがいるお家にも安心して使えそうです!

注意したいのは、ニスを塗った木製のものは使えない、染まってしまった汚れは落ちないというところ。特にニス塗りのものは、ニスの油を除去してしまうそうなので、木製家具などは気をつけてくださいね。

それ以外のあらゆるところに気兼ねなく使えそうな「万能環境クリーナー」。わたしは早速詰め替え用の4Lタンクを発注しました。気になる人はぜひ使ってみてください。

編集部・阿部美里

4:水だけで汚れが落ちる!『MQ・Duotex』の「マルチグローブ」

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掃除が苦手です(あ、ちなみに片付けも)。なので、なんとか「自分が続けられる方法を」と思い、これまでさまざまなグッズを導入してきたわけですが、コレなら続けられる!と思ったのが、北欧発のマイクロファイバークロス。洗面所で、リビングで、と大活躍中!

マイクロファイバークロス、ご存知の人も多いかもしれませんが改めて。洗剤いらず、水で湿らせただけで汚れや菌を落とせる、という優秀素材です。私が愛用してるのはスウェーデン生まれ「MQ・Duotex」のニットクロス。これは、それなりに高価(1,430円)なだけのことはある!

上:マルチグローブには磨きあげに適した素材のテックス面も。左下:髪の毛の1/120の極細繊維で作られているという『MQ・Duotex』のニットクロス。右下:マルチグローブのおかげでブラインド掃除もラクに!

ここのニットクロス。なんと髪の毛の1/120の極細繊維で作られているのがキモ。いわゆる、コットンやリネンの布巾とは、そこが全く違うんですよね。この極細繊維が、例えばキッチンの作業台などの凹凸にまで入り込み、目には見えない汚れまで、キレイに掻き取ってくれるという仕組み。

メーカーサイトによると 大腸菌100%、黄色ブドウ球菌99.5%、花粉も97.7%取り除く、とあります。もともとが、洗剤を使えない病院や幼稚園などで使われて、あっというまに広がった、というものなので、その使いやすさ、安全性がわかるというもの。

このたび新しく手袋タイプ(MQ・Duotex マルチグローブ 1,650円)を導入してみました。

こちら、ニット面の裏は、テックス面という、磨きあげに適した素材になっています。これが蛇口やドアノブなど、ピカッとさせたい部分に最適!ニット面で汚れをとったあと、これで乾拭きをすると、気持ちいいくらいピッカピカに。蛇口や取手がピッカピカになると「はー、掃除したもんね!」と、妙に満足感を得られるんです。

水回りはもちろん、リビングでも使えます!一番ラクになったのが、ブラインド掃除。ここをミトンをはめた手でスーっとなぞっていくだけで、ホコリがスッキリ取れていきます。

そもそも、汚れや菌を水だけでキレイに拭き取れるのなら、それは安全で健康的で、経済的ですよね。もちろん環境にも人にも優しい。ちなみにこのニットクロス、500回洗濯保証の耐久性もあるから、結果、倹約にもなると思うのです。

もっと安価で、似たような効果を謳うモノもあるけれど、長い目で、総合的な目でみて、どちらを選ぶべきなのか……。これからの暮らしは、そういう視点をもちながらモノ選びをしていきたいなあ、と思う最近なのでした。

編集長・佐藤明美

価格は購入当時のものです。サイトによって価格が変わる場合があります。

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