子育て世代の「暮らしのくふう」を支えるWEBメディア

冷凍して捨てる派も!「生ゴミの処理どうしてる?」 女性298人に聞いてみました

日々の料理で必ずといっていいほど出てくるのが「生ゴミ」。処理したはずなのに、いや〜な悪臭を漂わせ、小バエが飛んでいた!なんて恐ろしいことも……。面倒でも気を遣わなければならない生ゴミ処理、みなさんはどのようにしていますか?
『kufura』では、20〜50代の女性298人にアンケートを実施し、「生ゴミの処理方法」についてうかがいました。

圧倒的に多かった処理法は…

null

アンケートの結果、「小さな袋に入れてから大きな袋にまとめて捨てる」という方が最も多いという結果に。2位以下は、生ゴミを冷凍・冷蔵してから捨てる、新聞紙などに包んで捨てる……と続きました。それぞれコメントも見ていきましょう。

生ゴミ処理機、ディスポーザーなどを利用する

null

「生ごみ処理機に捨てる」(51歳/その他)

「ディスポーザーを付けて料理中の処理も楽になった」(20歳/その他)

シンクの排水溝に取り付けて生ゴミを粉砕処理するディスポーザーは、ゴミをとりまとめて捨てるという手間がかからずとっても便利! 生ゴミを溜めることがないので衛生的ですよね。ただし、排水管の詰まり防止のための高圧洗浄といったメンテナンスも必要。電気代などのコストの問題もあってか、利用者は少数でした。

堆肥にする

null

「堆肥に変える方法で減らしています。コンポストとまではいきませんが、ありあわせの入れ物で土を混ぜながら作っています」(54歳/デザイン関係)

「畑に穴掘って埋めています。土がどんどん栄養を含んだ土になって野菜がよく育ちます」(52歳/主婦)

「コンポストに捨ててガーデニングの土に利用」(52歳/その他)

「EM処理剤とバケツを買ったので、それを利用している」(57歳/主婦)

生ゴミを“捨てる”のではなく“活用”できるのが堆肥化。アンケートでは畑やガーデニングのために自作のコンポストで堆肥化させている方が多く、どうやら野菜の育ちもいいようです。おうち時間が増えて家庭栽培などを始めた方は、生ゴミからの土作りもチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

使い古したフリーザーバッグやお菓子の空き箱を再利用!

null

「使い回して、もう食材を入れるには汚れてしまったジッパー付きの保存袋にいれて密閉し、さらにビニール袋に入れておく。ゴミ袋は蓋付きのゴミ箱にいれておく」(52歳/その他)

「キッチンペーパーを重ねて包みレトルト食品やお菓子の箱に入れてゴミ袋に入れています」(35歳/その他)

「使い終わった食パンの袋に入れとくと漏れない」(42歳/その他)

「牛乳パックに古布で包んだゴミを詰めて、しっかり封をしておく」(50歳/その他)

食品の袋や牛乳パック、使い古したフリーザーバッグなどを利用する方も。これまでゴミとして捨ててきたものにもう一仕事!という視点でみてると、意外と生ゴミ処理に活用できるものはたくさんありそうですね。

新聞紙やチラシに包んで捨てる

null

「十分に水気を取ってから、新聞紙で包んで捨てています」(35歳/その他)

「流しのゴミ受けを浅いものにして、こまめに捨てる。広告などいらない紙に包んで捨てる」(57歳/主婦)

「新聞紙に包み臭いが出ないようにする」(58歳/主婦)

新聞紙や広告は吸湿性があるので生ゴミ処理にもうってつけ。汁気だけでなく臭いも吸い取ってくれて消臭効果が期待できるようです。あらかじめ袋状にしたものを三角コーナーがわりに備えておけば、捨てるときは袋ごと折りたたむだけとラクですね。

冷凍・冷蔵させたものを捨てる

null

「袋にいれて冷凍庫で保管してごみ捨て当日にごみ袋に入れるだけ。においが気にならないし、汁が垂れない」(32歳/営業・販売)

「ゴミ出しの日まで冷凍保存しておくと匂いを漂わせなくて済む。ハッカ水を一滴たらすと虫除けになる」(48歳/デザイン関係)

「魚などのにおいがきついものは新聞紙などに包んでビニール袋にいれて冷蔵庫にいれておく」(48歳/主婦)

「冷凍室がいっぱいなので、野菜室に袋に入れてしまっています」(45歳/主婦)

生ゴミの不快な臭い問題が解消された!との声が集まったのが、収集日まで冷凍させておくという方法。腐敗スピードや虫の発生が抑えられ、凍らせることで汁気も出ません。防臭対策など手間のかかる“名もなき家事”も減らせそうですね。

冷凍庫に保管するだけのスペースがない……という方は、コメントにあるように“特に臭いが気になりそうなものだけをより分けて入れる”を試してみてはいかがでしょうか。

袋に入れて捨てる

null

「新聞紙を敷いた生ゴミボックスに二重にビニール袋でくくった生ゴミをいれてすててます」(38歳/営業・販売)

「スーパーで肉や魚を入れるポリ袋等を利用して、必ず半日もしくは一日ごとに小袋にまとめて、口を絞ってからゴミ箱に入れます。ゴミ箱には重曹を振り入れて匂い対策もしています」(53歳/会社経営・役員)

「生ゴミは袋を二重にして汁漏れを防いでいます。匂いは、やっぱり消臭スプレーです。あと、ゴミ箱の蓋の裏に防虫消臭の粒が入ったものを貼ってます」(45歳/主婦)

「小袋を使ってこまめに捨てます。小袋の底には紙類を敷き、口を縛る前には塩素系漂白剤や酢を垂らします」(39歳/その他)

「生ゴミはナイロン袋に入れて、毎朝飲むコーヒーのかすと一緒にいれています。匂いが軽減されていると思います」(55歳/その他)

「ニオイが漏れないビニール袋というのを買ったら、本当にニオイがしなくなった」(48歳/総務・人事・事務)

「うんちが匂わない袋というオムツを入れる袋がとても優秀!本当に匂わないから生ゴミいれに使っている」(46歳/公務員)

スーパーのサッカー台にある薄手のポリ袋のほか、100均でも手に入るエチケット袋を利用している方も多く見受けられました。消臭袋は「とにかく臭わない!」と好評です。袋で生ゴミを処理している方の多くが、新聞紙を敷いて汁気を防いだり、生ゴミに直接塩素系漂白剤を振りかける、コーヒーの出がらしを一緒に入れるなどの臭い対策を合わせて行っていました。

極力生ゴミを出さない工夫をしている方も!

null

「生ごみをそもそも出さないように極限まで使う。魚などは生のところも火を入れて捨てる」(36歳/総務・人事・事務)

「ゴミ捨ての日に向けてゴミを増やす料理にしていく」(40歳/営業・販売)

「生ごみの日にしか魚は食べない」(47歳/主婦)

マンション住まいでいつでもゴミ出し可能な方以外は、収集日まで家で生ゴミを保管しておかねばいけないのがツライところ。そもそも生ゴミを溜めないよう、食材を無駄なく使う、献立を工夫するといった徹底ぶりに頭が下がります。

 

 

いかがでしたか?

ビニール袋やポリ袋は、その使い勝手の良さから生ゴミ処理にも手放せない方が多いようですね。特に悩ましい生ゴミの臭いについても、みなさん工夫して取り組んでいることも分かりました。ご家庭の環境はさまざまなので、いろいろ取り入れつつベストな処理法を見つけられるといいですね。

pin はてなブックマーク facebook Twitter LINE
大特集・連載
大特集・連載