ソーセージで食感を楽しくした「ランチパック」型に!
null今回の「焼きそばパン」は塾弁仕様にするため、パンがベタつく原因になる水分の多い野菜は具から外し、麺+ソーセージだけのシンプル構成に。タンパク源には豚バラではなくソーセージを使うことで、油染みをおさえつつ食感もアップさせました。

パンは耳なしの「サンドイッチ用食パン」で包み、手も机も汚れにくい“片手で食べやすい”仕立てに。偏りがちな栄養バランスは、別添えの野菜たっぷり中華スープでしっかり補います。
「すぐ作れて、持ちやすくて、冷めてもおいしい」—そんな塾弁向けの焼きそばパン、さっそくいきましょう。
【材料】(2人分)
<焼きそばパン>
食パン・・・薄切り 6枚
ソーセージ・・・ホットドッグ用3本
焼きそばの麺・・・1袋
中濃ソース・・・大さじ2
<野菜スープ>
水・・・300ml
玉ねぎ ・・・1/4個
にんじん・・・1/4本
キャベツ・・・40g片手にのる位
鶏ガラスープの素・・・小さじ1
醤油・・・小さじ1
料理酒・・・小さじ1
オイスターソース・・・小さじ1/2

子ども達も大好きな定番のサンドイッチ用パン。次女は「切った耳はどうしているのかな」と心配していました。
ソーセージはパンへの油染みを抑える目的以外にも、食べやすさや食感の良さもあって利用しています。豚バラや豚コマを使うと、食べるときにズルリと肉が出てしまい、周囲を汚す原因にもなるので、それを防ぐ目的もあります。
食パンは普通の耳付き6枚切りなどでも問題ありませんが、そのままですとパンの比率が多くなり重たくなるので、耳を取り除いてバランスを揃えます。
焼きそばの麺は、スーパーで麺だけが売っているので、それを使っています。一般的な3人前のセットに入っている麺とソースでも問題ありません。青のりを仕上げ振っても美味しいのですが、レディ達の笑顔にアクセントを作ってしまうので、今回は含めていません。お好みで!
【作り方】

(1)スープジャーを予熱する
スープジャーに熱湯を満たしてフタをし、保温・殺菌しておきます。
(2)野菜スープを仕込む
鍋に水を入れて中火にかけ、野菜を用意します。
玉ねぎ・にんじんは小さめのサイコロ切りに、キャベツはを5mmから1cm位の大きさにカットします。スプーンで食べやすい大きさを意識しましょう。
沸騰したら野菜を加え、弱めの中火にし、野菜がやわらかくなるまで煮ます。


(3)麺を電子レンジであたためる

焼きそば麺は、袋を少しあけてレンジで加熱します。
目安は500Wか600Wでどちらも40秒です。軽くほぐれる程度でOKです。
私は指が熱に強いのでレンジに直置きしていますが、熱いのが苦手な方は耐熱皿に乗せて温めて下さい。
(4)フライパンでソーセージを焼く
フライパンを中火で温め、ソーセージを焼きます。香ばしい焼き色がついたら取り出しておきます。フライパンはここでは洗わず、そのまま麺を投入します。
(5)焼きそばの麺を焼く
ソーセージを焼いたフライパンに温めた麺を広げ入れます。油はひかなくてOK。いじらずに片面を軽く焼きつけ、裏返して両面に薄く焼き色をつけます。なるべく水分は減らしたいので、蒸し焼きにはしません。
麺に焼き色がついたら、中濃ソース(または粉末ソース)を加えて全体になじませ、火を止めます。粉末ソースを使う場合は、最初に半量を入れ、味を見ながらソースの量を調整してください。
湯気でパンが湿らないよう、粗熱が取れるまで冷ましておきます。


(6)スープを仕上げてジャーに移す

野菜がやわらかくなったら、鶏ガラ・しょうゆ・酒・オイスターソースを加えて味を調えます。
味が薄いと感じたら鶏ガラ少量で微調整。いったん沸かしてから火を止め、予熱したジャーの湯を捨ててスープを移し、すぐにフタをします。
スープは保温のため肩口までしっかり入れます。量が多くなるので、残しても良いよと伝えます。
(7)焼きそばパンを組み立てる
まな板にラップを広げ、食パンを1枚置きます。ソーセージ1本と焼きそば適量をのせ、もう1枚のパンを重ね、ラップでしっかり包んで軽く押して空気を抜きます。これを3組作ります。




ソーセージと焼きそばをパンにのせ、はさんでラップで包んだら完成です。
持ち運びでつぶれそうなら、ラップごと包丁で半分にカットして弁当箱へ。切り口にラップ片が残っていないか最後に確認します。
【ポイントとコツ】
• 焼きそばパンにする場合、麺は“焼く”が正解です。 直炒めよりも先に軽く焼きつけると水分が飛び、時間が経ってもベチャつきにくいです。
• 具は必ず冷ましてから挟みます。 蒸気でパンが湿らないよう、焼きそばは粗熱を取ってから使いましょう。

• 焼きそばの味は若干濃い目が合います。パンと食べるので、焼きそばの味付けが薄いと、味がぼやけてしまいます。逆に、スープは若干薄味かなと感じる位がちょうど良いです。
• スープの具材はお好みで追加OKです。焼きそばパンの栄養が糖質中心でビタミンやミネラルがすくないので、スープはゴージャスにしても大丈夫です、野菜ミックスやコーン、小さくカットされた高野豆腐などもよく合います。
手も机も汚れにくく、短い休み時間でもサッと食べられます。焼きそばパン×中華スープの“王道コンビ”、ぜひどうぞ!
夏の後半は「家族で遠出」と「自立の実感」
nullわが家は塾の長期休みに合わせて、親も思い切って10日間の休暇を取得。北海道まで足をのばし、近郊では美術館めぐりもしました。
「いつまで一緒に遊べるかな」と考えると、行けるうちに行っておきたい――そんな気持ちが背中を押します。北海道では移動はそこそこに、レジャーホテルでプール三昧、温泉三昧にし、心も身体も全力でほぐす旅に。
近郊では巨大書店でそれぞれ好きな棚を散策したり、子ども向け企画展で静かに盛り上がったり。予定を詰め込みすぎず、余白を残す休みになり、私もしっかり休む事が出来ました。

宿につくなり、謎の置物に夢中な姉妹
今年から中学生になった長女は、夏休み終盤に部活合宿で二泊の小旅行へ。東京駅集合と聞いて「ひとりで大丈夫かな」と内心そわそわでしたが、地図アプリを駆使して迷わず到着、きっちり集合15分前に現地入りしたとのこと。
頼もしさにほっと一息。私立は子どもを鍛えるイベントが多いのがいいですね。帰宅後は妹を相手に「旅行で得た観光のコツ講座」を開いていて、成長を実感しました。
そして、もう二学期。学校と塾の再開です。
9月も暑さが続きそうなので、朝は水筒を多めに、夜はたんぱく質+野菜+炭水化物のバランスを意識して、食事と勉強の段取り係として引き続き伴走していきます。
今回の焼きそばパン×野菜スープのように、“食べやすくて元気が出る組み合わせ”で、残暑を軽やかに乗り切れますように。

IT関連の企業に勤めたり、個人事業を営んだりしているアラフィフです。妻と娘二人の四人で、東京のちょっと郊外にある府中市に在住。読書とお酒が大好きで、自室の大半は本とワインに占領されており、仕事はその隙間でしています。娘が二人とも中学受験をする事になり、妻と一緒に右往左往しています。
読書ブログをのんびり更新しています: https://note.com/semimaru/