子育て世代の「暮らしのくふう」を支えるWEBメディア

「作り置きの“お弁当おかず”」みんなが頼りにしているのはコレだった!冷凍庫・冷蔵庫にあると助かる〜

夏休みも終わりが見えてきました。9月からの新学期に向けて「またお弁当生活かあ……」と遠い目をしているママ・パパはいませんか(笑)。お弁当作りの時短には、冷凍食品やチルド食品に加えて、自家製の「作り置きおかず」も、あると助かりますよね。他の人がどんなおかずを頼りにしているのか、みんなのアイディアをぜひ参考に!

『kufura』では20〜60代の女性125人に、「お弁当に活用している作り置きおかず」についてアンケート調査を行いました。みなさん、どんなおかずを作っているのでしょうか。

野菜料理はまとめて調理が吉!

null

小松菜やほうれん草はまとめて茹でておいて、冷凍庫で小分けにして保管して、すき間埋めおかずに」(36歳/出版・マスコミ関係)

「冷凍しておいたブロッコリーをゴマあえに。ブロッコリーは1株茹でると結構たくさんあるから、一度では使いきれないので」(57歳/主婦)

「にんじんしりしり。意外と炒めるの時間かかるので、大量にしりしりしておきます」(31歳/学生・フリーター)

「ごぼうとにんじんのきんぴら。日持ちがするし、食物繊維も摂れて体にいいので」(48歳/主婦)

「にんじんラペ。野菜不足解消にもなるし、彩りもよくなるので、欠かさず作っておくメニューです」(54歳/主婦)

「パプリカのアチャール。酸味とスパイシーさがおいしい」(24歳/その他)

「野菜のマリネ。にんじんやブロッコリーなど少しいれるだけで彩りになる」(62歳/主婦)

「ピーマンとちくわとにんじんのきんぴら。彩りがきれいだから」(53歳/主婦)

ごぼうやにんじんなど火の通りにくい野菜や、たくさんの食材を使う料理は、時間のない朝に調理するのはちょっと大変。作り置きがあると助かります。

お弁当の定番、ブロッコリーは電子レンジで加熱ができて、その後は冷凍も可能。茹でたての食感にはかないませんが、ごま和えやソテーにすればおいしく食べられます。1つ、2つお弁当に入れれば、それだけでボリュームが出ますね。

マリネ、きんぴら、和え物、炒め物などバリエーションも豊富! 食材や料理に応じて冷凍や冷蔵など保存方法も上手に使い分けている様子です。

ほっこり「和のおかず」も欠かせない!

null

ひじきの煮物。そのままお弁当に入れてもいいし、ご飯に混ぜておにぎりにしてもいいから便利」(44歳/営業・販売)

ひじきの煮物は冷凍しても、食感が変わらず美味しい」(44歳/その他)

切り干し大根はおかずカップに入れて冷凍保存しておくと便利」(29歳/コンピューター関連技術職)

「筑前煮などの煮物は野菜が多く、濃いめの味付けでお弁当向き」(51歳/主婦)

シンプルな和のおかずは、飽きがこず栄養面でもメリットがたくさん。

ひじきや切り干し大根の煮物は、おかずカップで小分けで冷凍しておけば、そのままお弁当に入れることができます。味が落ちにくく、食感も変わりにくいためによく活用されているようですね。

筑前煮などのしっかり味の煮物も、お弁当おかずの大定番ですね。

お弁当に欠かせない「卵料理」

null

卵焼き。たくさん焼いてまとめて冷凍すると、毎日少しずつ解凍できる」(46歳/総務・人事・事務)

卵焼きを作り置きします。毎日入れるおかずだから」(62歳/その他)

味玉。美味しいし、見た目もいい」(53歳/学生・フリーター)

ゆで卵。使い勝手がいいから」(57歳/コンピューター関連技術職)

卵焼きをまとめて作って冷凍しておけば、必要な分だけお弁当に入れられるように。卵焼きは出番の多いおかずですが、焼くのにちょっと手間がかかるため、作り置きがあればお弁当の準備も楽になりますよね。

味玉にしたり、カットしてサラダにできたりと、ゆで卵も作っておくと役に立ちます!

メイン料理こそ作り置きで!「肉料理」

null

鶏ひき肉の和風ハンバーグ。さっぱりしていて美味しい」(50歳/総務・人事・事務)

ミニハンバーグを焼いて冷凍しておきます」(42歳/主婦)

小さめのハンバーグやミートボール。汁がこぼれる心配もないし、食べやすい。ご飯がすすむからです」(54歳/主婦)

「揚げ物(エビフライやトンカツ)を、衣をつけた状態で冷凍しておく。揚げ物は揚げている間放置できるので、揚げつつ卵焼き作ります」(42歳/主婦)

唐揚げ。たくさん作り冷凍をしておいて、すぐに使えるようにする」(30歳/主婦)

「ミートソース。スパゲッティにもいいし、豆を入れてチリコンカンにもできるしナスなどの野菜と煮てもいい」(53歳/その他)

お弁当のメインおかずになる肉類。ハンバーグやミートボール、唐揚げなど、調理に手間や時間のかかる料理は、夕食のおかずを多めに作ったり、週末にまとめて作ることで平日朝の時間を短縮できます。最低限メインの料理とご飯だけあればお弁当にできますから、作り置きを始めるならまず肉料理から?

 

週に何回も作るお弁当では、おかずを作る時間を短縮したり、おかずのレパートリーを増やしたりしたいと思うもの。冷凍食品を活用することもできますが、作り置きをしておくと節約にもつながります。

季節や調理の工程によってはおかずが傷んでしまうこともありますから、衛生や保存方法に注意しながら、上手に作り置きおかずを活用していきたいですね。

川崎さちえ
川崎さちえ

フリマアプリ・ネットオークションガイドとして、NHK「あさイチ」、フジテレビ「ノンストップ」などの情報番組に多数出演。『節約の達人 川崎さちえの ポイ活+クーポン+メルカリ スマホでおトク術』(インプレス)などの著書や、記事の執筆も手がける。

2003年、夫が子育てをするために、突然会社を辞める。翌月からの給料が0円になり、家にいながら、しかも空いた時間でできるオークションを開始する。ネットオークション歴20年以上、フリマアプリ歴10年以上の経験で培った独自の効率的な利用方法を発信し、オークションやフリマアプリの魅力を伝えている。

pin はてなブックマーク facebook Twitter LINE
大特集・連載
大特集・連載