小学6年生と3年生、二人の娘の父親です
nullまずは我が家の簡単なご紹介から。
東京の片隅、23区ではないけれど田舎でもない、程よい感じの府中市で、妻と小学生の娘二人の四人で暮らしています。
私はIT関連の仕事をしており、前述の通り、殆どの仕事が自宅でできる環境なため、普段の外出はスーパーや書店、そして娘たちの送り迎えぐらいと、すっかり家中心の生活になっています。
家族からは「ひきこもり」扱い……。妻はフルタイム勤務で、週に2日は自宅で仕事をし、残りはオフィスに出勤です。
娘は、来年の2月に中学受験を控えた小学6年生の長女と、将来の受験を目指し始めた小学3年生の次女の二人。
私たち夫婦はどちらも読書が好きで、その影響で子ども達もよく本を読みます。さらに、日本語とお笑いが達者な妻のおかげで、娘たちもおしゃべり上手になり、家では賑やかな会話が飛び交う毎日。何かと楽しい家庭だと思います。
我が家も中学受験にチャレンジすることに
null関東圏では公立小を卒業した児童の都内私立中への進学が人数・割合ともに増加していて、特に都心部ではクラスの半数弱が進学するような地域もあり、中学受験がとても身近なものになっています。
東京都全体にひろげても、2023年では約2割ほどの児童が私立中へ進学しており、受験率は年々あがってきている状況のようです。
我が家は、特に教育熱心な家庭というわけではなかったのですが、まわりの友達が受験の道に進むなか娘も「自分も受験をしてみたい」という希望を持つようになり、せっかく意欲があるならチャレンジしてみようと、私立中学への進学を目指す事になりました。
中学受験は家族総出の戦い
nullいざ中学受験の世界に足を踏み入れると、これがもう驚きの連続です。
中学受験を扱った『二月の勝者』という漫画(ドラマにもなりました)をご存じの方ならピンとくるかもしれませんが。とにかく親の関与度が高く、子どもが本気で受験に挑むのと同時に、両親も全力サポートすることが必要です。
学習のサポートはもちろんのこと、課題プリントの準備や模試や学校見学の申し込み、スケジュール管理に体調管理。大小さまざまなタスクがふりかかってきます。
塾は遅い日だと21時まで授業があり、夜道を女の子ひとりで歩かせるのは心配なので、帰宅には迎えも欠かせません。妻はフルタイム勤務で、リモートが可能な日もあるものの出勤が多いので、この役目は主に私の担当です。
そして、塾で夕食をとるためのお弁当作りも、重要な仕事の一つです。
うちの子どもは小食なので、塾の仕出し弁当では量が多すぎるため、手作りのお弁当、受験弁当を持たせているのですが、この受験弁当がなかなかのくせ者なのです。
受験弁当は「作る」も「食べる」も時間勝負!
null中学受験を控える娘のために用意する「受験弁当」。これが思いのほか大仕事で、何が大変かと言えば、やはり「時間」との戦いです。
まず、仕事も盛り上がりがちな夕方の忙しい時間帯に、栄養バランスを考えながらおかずを準備しなければなりません。たまに作る弁当なら、全力でキャラ弁にチャレンジしてみたくなりますが、仕事が立て込む中で手早く作る弁当はそうもいきません。
そしてこの「時間勝負」は、娘にとっても同じ。塾での休み時間は最大でも15分しかないうえに、うちの娘は小食で食べるスピードも速くないので、箸やスプーンで食べやすい形にしたり、スープで手早く取れるような工夫をしています。
そんな「時間勝負」の中でも、いくつか心がけているルールがあります。
1:タンパク質を多めに
成長期なので、しっかりタンパク質が取れるよう、お肉やお魚、大豆製品などをバランスよく取り入れ、栄養をサポートしています。
2:糖質は控えめに
血糖値が急上昇するとその後に眠気がきやすいので、糖質は控えめにし、なるべく血糖値が緩やかに上がるよう工夫しています。集中力が続くようなおかず選びを意識しています。
3:「頭に良さそう」な栄養もプラス
気持ちの問題かもしれませんが、脳に良いと言われるお魚やナッツなども少しずつ加えて、受験に向けたひと工夫をしています。
4:楽しく、美味しく!
塾での短い休憩時間がリフレッシュのひとときになるよう、楽しく食べてもらえるよう心がけています。
親子で「作る」「食べる」に全力を注ぐ日々ですが、勉強の合間のほっとした時間になれば、作り手としては大成功だと思っています。
子どもなので、親に対して忖度が一切無いので、感想に嘘がありません。気に入らなかった日はメッセンジャーで「マジでマズい」なんて送ってきてヘコむし、美味しかった日は「これはうまい、次はバケツでよろしく」なんて送ってきたりするので、そんなときは本当に嬉しかったりします。
次回からは、この受験弁当の内容や受験にまつわる小話もお届けしていけたらと思います。どうぞお楽しみに!
IT関連の企業に勤めたり、個人事業を営んだりしているアラフィフです。妻と娘二人の四人で、東京のちょっと郊外にある府中市に在住。読書とお酒が大好きで、自室の大半は本とワインに占領されており、仕事はその隙間でしています。娘が二人とも中学受験をする事になり、妻と一緒に右往左往しています。
読書ブログをのんびり更新しています: https://note.com/semimaru/