マンネリ化、好き嫌い…メニューに悩む
null「お弁当作りのレパートリーが大変です。普段食べている夕飯などのおかずとは別に、お弁当用の冷凍食品などを購入するのが面倒です」(29歳女性/主婦)
「いつも同じメニューだと子どもが飽きるので、なるべく色々な種類の冷凍食品を購入して、組み合わせをさまざまに変えないとダメだなと感じた」(53歳男性/研究・開発)
「レパートリーが少ないです。バランス良く入れてあげたいのですが、ついつい同じおかずばかり入れてしまいます。それでも文句言わずに毎日お弁当を食べてくれる夫には、感謝しています」(40歳女性/主婦)
「色んなおかずを入れたいですが、傷みやすさを考えると決まったおかずになってしまう。最近では卵が買いにくく、お弁当の主役の座が危うくなってきました」(51歳女性/主婦)
「子どもが偏食で食べられる物を入れたいけど、レパートリーが少なくて似たり寄ったりのお弁当になっている」(35歳女性/主婦)
「野菜嫌いの子どもたちなので、野菜を入れても残してきてしまう事が多く、どんな物なら残さず食べられるか試行錯誤しています」(43歳女性/主婦)
「長女は揚げ物を嫌がり長男は揚げ物をたくさん入れてくれと……。姉弟で作り分けをしなければいけないのが大変です」(49歳女性/総務・人事・事務)
今回ダントツだったのが、メニューがマンネリ化する、レパートリーが少ないなどの意見。忙しいと準備のしやすさなどからも、ついつい同じような中身になりがちですよね。また、好き嫌いが多いと、何を入れようかと試行錯誤する模様。皆さん悩みの種のようです。
気づけば茶色に…彩りを考えて作るのが大変
null「彩りを考えるのが大変」(45歳男性/その他)
「肉肉しくなってしまい、野菜や彩りが足りないこと。すごく茶色い……」(40歳女性/主婦)
「可愛く盛り付けたいけど、しっかりしたおかずを入れようと思うとどうしても茶色ばかりになってしまう」(55歳女性/パート・アルバイト)
「好きなものだけ入れると見た目が地味になる」(27歳女性/その他)
お弁当箱を開けた瞬間、色鮮やかだとパッと気分も明るくなりますよね。ただ、お肉系のおかずばかり入れると、全体的に茶色っぽいお弁当になってしまうよう。だったら彩り用にはこれ!と決めて、冷凍野菜などを常備しておくのも一つの手かも。
栄養バランスがかたよってしまう
null「栄養バランスよく作る事が難しい」(45歳女性/その他)
「野菜不足にならないようなメニューと、給食とかぶらないメニューを考えるのが大変」(33歳女性/主婦)
「つい肉が多くて野菜が少なくなる」(22歳男性/学生・フリーター)
「冷凍食品になりがちで、栄養バランスを考えた弁当が作れていない」(43歳男性/コンピュータ関連技術職)
「子どもの好きなものを入れると野菜不足になりがちなこと。楽しく食べてきてほしいけど、毎日のことなのでバランスも気になる」(32歳女性/主婦)
栄養のかたよりが気になるという人も多くいました。楽しいランチタイムになればとついつい好きなものをたくさん入れてしまい、栄養バランスを考えられていないとの声が。一刻を争う朝に、献立や彩り、栄養までしっかり考えることはなかなか大変ですよね……。
夏場は特に衛生面に気をつかう
null「気温が高くなる季節になると、食中毒にならないように注意をしないといけないのが大変」(41歳女性/主婦)
「夏場のお弁当は傷みやすいので、ついつい冷食多く入れがちになってしまいます。手抜きになりますが安全に食べてもらうには仕方なく……」(37歳女性/主婦)
「サラダも入れてあげたいけど、水が出てしまうのでお弁当には難しい」(55歳女性/パート・アルバイト)
「汁気のないもの、傷みにくさを考えると、冷凍食品しかない。お金がかかる」(52歳女性/パート・アルバイト)
気温が高くなるにつれ、心配になるのが食中毒。汁気を取り除く、生野菜は控える、保冷剤や自然解凍OKの冷凍食品で傷みにくくするなど、使える食材や調理法に制限がある中でのお弁当作りは、たしかに気疲れしてしまいそう。値上がりした冷凍食品を多用することになり、家計にも響くとの声も聞かれました。
キャラ弁のリクエストに困った
null「好きなものやキャラクターに似せて作ったりしないといけない」(38歳男性/その他)
「子どもからの無理難題のキャラ弁を頼まれること。むり」(35歳女性/主婦)
「かわいいキャラ弁を作ってあげたいが、絵心がないのでいつも困ってしまう」(58歳女性/主婦)
子どもがサラッとリクエストしてくるキャラ弁も、実際に作るとなると難しい! 食材を切ったり、貼ったりと繊細な作業も多いので、限られた時間内に仕上げるとなるとまた一苦労……。でも子どもの笑顔を想像すると、作ってあげたくなるのが親心ですよね。
そもそも早起きがつらいのです…
null「とにかく早起きがつらい」(41歳女性/主婦)
「冬場に朝早く起きてお弁当を作るのは大変」(59歳男性/営業・販売)
「早起きが辛いです。朝から時間に追われて、メニューを考え、作業をすることがとても疲れます」(35歳女性/主婦)
「子どもが部活で朝練が始まってからのお弁当づくりが辛い。朝5時に起きて朝練に間に合うようにお弁当を作ったのに、肝心の子どもが“今日は起きられないから朝練休む”と言う時には虚しさを感じる」(51歳女性/主婦)
お弁当作りといえば早起きがつきものですが、その早起きが本当に辛いという方も。暑すぎて料理なんてしたくない朝や、キッチンが極寒の朝、体調が優れない朝だってもちろんあります。今日もまたお弁当のために起きる……。家族への愛情を感じます。
いかがでしたか? 皆さん、こうした大変さを感じながらも、日々お弁当作りに向き合っている様子が見受けられます。
作ったお弁当に対し、“おいしかった”の一言で一気に報われたりするもの。あまり気負わずに、大切な人の喜ぶ顔を思い浮かべながら、作り続けていけたらいいですね。