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それ私もやりました…共感&安堵!「子どものお弁当のうっかりミス」エピソード集

子どもの登園・登校準備に加えて、朝食、家事、自分の支度と、ママたちの朝は目の回るような忙しさですね。そんな朝のドタバタの中で準備するお弁当に、思いもよらないミスをしてしまう人も多いようです。
『kufura』では、「子どものお弁当でしてしまった、うっかりミス」をお子さんのいる20~50代の女性166人に伺いました。次々と溢れ出るエピソードに、ママたちの涙ぐましい日々の頑張りが垣間見えてきました。

ダントツは「箸」の入れ忘れ

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「お箸を持たせるのを忘れました」(37歳/総務・人事・事務)

「お箸を入れるのを忘れてしまって、次の日も忘れました。連続2日はさすがに子供も怒っていました」(49歳/総務・人事・事務)

「お箸ケースに箸を入れ忘れて、ケースだけ持たせてしまった」(57歳/主婦)

「お箸を入れ忘れたことがあった。学校の先生に借りられたみたいですが、学校の道具入れにスプーンを常備しておくことにしました」(53歳/主婦)

いちばん多かったのは、お箸を入れ忘れるミスで、スプーン、フォークも含めると、なんと50件もの体験談が寄せられました。なかには「何度もしたことがある」という声も。「ママ、また忘れてる!」と子どもに叱られる前に、対策に手を打っておくのも一案ですね。

箸以外の忘れ物 「味付け編」

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「ふりかけを忘れて白いごはんだけになった」(49歳/営業・販売)

「ふりかけを入れ忘れてしまい、『白ごはんだったじゃーん』と言われた」(46歳/主婦)

「マヨネーズやソースなど、調味料を別口で持たせようとして入れ忘れたことがあります」(55歳/主婦)

「そば弁当のときに麺つゆを入れ忘れた」(53歳/主婦)

「ポテトをリクエストされたので、お弁当箱いっぱいに入れたのですが、味付けを忘れてしまいました」(47歳/主婦)

お弁当箱を開けたら、ごはんが真っ白……ふりかけを忘れてしまう失敗は、ついやりがちなようで、多くの声が寄せられました。麺つゆやソースなど、調味料を入れ忘れて、せっかくのお弁当が「味気なく」なってしまった残念なエピソードも。気をつけたいですね。

箸以外の忘れ物 「アイテム編」

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「おしぼりのケースだけ持たせてしまったこと」(34歳/主婦)

「水筒を洗ったあと、パッキンを付けるのを忘れて、カバンの中で大惨事になったそうです。以来、子どもたちは、水筒をカバンに入れる前に、上下にひっくり返して、よくよく確認しています」(56歳/主婦)

「お弁当袋に入れたときに、ランチョンマットを入れ忘れた。たいしたミスではないと思っていたが、クラスで忘れたのが1人だけだったようで、娘(当時幼稚園児)はいまだに根に持っている」(47歳/主婦)

水筒のパッキンを付け忘れる失敗は、やりがちですよね。苦い経験から、慎重に何度も確かめるお子さんたちの様子がうかがわれました。誰にでもある“忘れ物”、「ママも人間だから笑って許して」と言いたいところですが、子どもにとっては忘れられない記憶になってしまうこともあるようです。

「お弁当の日」そのものを忘れたケース

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「学童にお弁当を持たせるのを忘れて電話がかかってきた。ほか弁を買って届けた」(38歳/総務・人事・事務)

「お弁当の日ということを忘れていて、レンチンできる冷凍食品と野菜を切って入れるだけのお弁当を1分で作ったことがある。白ごはんは、奇跡的に朝ごはん用に炊いていた」(45歳/その他)

「お弁当の日を1日間違えて持って行かせてしまった」(31歳/その他)

「お弁当が必要な日なのに準備するのを忘れていた」という経験、心当たりありませんか? みるみる青ざめてしまいそうですが、たったの1分でどうにか対応したという体験談に、ママの手際のよさがうかがわれます。反対に、「お弁当のいらない日なのに持たせちゃった」というエピソードもありました。

ありがちな「ごはん」にまつわるミス

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「炊飯器の予約スイッチの押し忘れで、ごはんが炊けていなかった」(36歳/営業・販売)

「ごはんを炊き忘れ、冷凍焼きおにぎりを詰めて対応した」(41歳/主婦)

「ごはんを炊き忘れて、お好み焼き弁当にした」(49歳/その他)

「ごはんが足りなくなったので、冷凍していたごはんを解凍して入れたら酢めしだった」(55歳/総務・人事・事務)

「ごはんを入れ忘れた」(59歳/総務・人事・事務)

育ち盛りの子どもに欠かせない主食「ごはん」をうっかり準備しそびれると、本当に焦りますよね。それでも百戦錬磨のママたちは、機転を利かせて乗り切っているようです。忘れないよう気をつけたいですが、「もしも」の事態には、参考にしたいアイディアですね。

スカスカ、ぎゅうぎゅう、嗚呼!サイズミス

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「お弁当箱に隙間があって、おかずが混ざってしまった」(56歳/主婦)

「ごはんもおかずもスカスカだったみたいで、お弁当箱を開けたら、偏っていたらしい。もっとキツキツに詰めてとお願いされました」(49歳/主婦)

「中身が少なすぎて、食べるときにぐちゃぐちゃになりました」(50歳/その他)

「卵焼きを入れ過ぎて60%くらい卵焼きで占められたお弁当になってしまった」(45歳/主婦)

「おにぎりをキャラクターにしようとしたら、大きくなりすぎて弁当箱の大半がご飯になってしまった」(36歳/主婦)

多すぎず少なすぎず、お弁当箱にちょうどおさまりよく詰め、しかも登園・登校時の揺れにビクともせず、お昼までキープするって、本当に難しい。そんなママたちの苦労が伝わってくるエピソードが集まりました。

複数作る人は要注意、お弁当の「取り違え」

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「息子と娘のお弁当を間違えた」(39歳/営業・販売)

「上の子とパパの弁当を間違って持たせてしまった」(36歳/主婦)

「上の子には二段のお弁当箱の二段ともごはん、下の子には二段のお弁当箱の二段ともおかずを入れた」(35歳/総務・人事・事務)

「兄弟二人のお弁当を作り、二段弁当箱で、一人にごはんだけ二段持たせた」(50歳/主婦)

夫やきょうだいなどに、複数のお弁当を作るママたちから寄せられたのは、「取り違え」ミスです。開けてびっくり、二段弁当がごはんだけ、おかずだけ、なんてことも。ママたちの朝の準備の忙しさが目に浮かぶようです。

せっかくの傑作弁当が残念なことに…

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「上手に作ったのに、キッチンに忘れたことが何度もあります」(36歳/主婦)

「キャラ弁にしたが、のりを使った目鼻口がお弁当箱のふたについていた」(55歳/主婦)

「のりでメッセージを入れたが、ふたにくっついて読めなかったらしい」(49歳/主婦)

「幼稚園のころ、キャラ弁に凝りすぎて時間が無くなり、プリキュアの上半身もヘアスタイルも完璧なのに、肝心の目を作る時間がなくて、パンチでのりをカットしただけの丸い目に……。とても間抜けな顔に仕上がってしまいました」(53歳/主婦)

手間をかけて作ったのに肝心のお弁当を持たせるのを忘れてしまった、時間をかけたキャラ弁が残念なことになってしまった、そんな失敗談も寄せられました。子どもたちの喜ぶ顔を思い浮かべて作っただけに、がっかりしてしまいそうですね。

まだまだある、お弁当の「事件簿」

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「子どものお弁当に、旦那用の辛いおかずを入れた」(39歳/企画・マーケティング)

「娘が職場にお弁当を持っていくので、お弁当と飲み物(ジュース)を保冷バッグに詰めてあげたつもりが……間違えて缶酎ハイを入れてしまい、娘にすごく怒られました」(45歳/主婦)

「おかずを入れ忘れてふたをしてしまった」(58歳/その他)

「ふたにお弁当を詰めた」(41歳/主婦)

「朝お弁当の準備をしていたら、そのとき2歳の息子がおかずを隣で全部食べてしまった」(33歳/営業・販売)

あとで考えると「どうしてそんなミスをしたのだろう?」と首をかしげてしまうような失敗の数々に、“朝のキッチンには魔物が住んでいる”とでも言いたくなってしまいます。忙しい朝は、何が起こるかわかりません。お弁当に缶酎ハイ、作ったそばから小さなお子さんが完食、ほほえましくも仰天の実話が寄せられました。

 

いかがでしたか? お弁当にまつわる、うっかりミスの数々から、朝のママたちの多忙ぶりがひしひしと伝わってきました。思わず「あるある」とうなずいたエピソードもあったのではないでしょうか? お弁当を完璧に準備するって本当に大変ですね。ついやりがちなミスに心当たりがあれば、気をつけたいものです。

 

文/新井円

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