滝沢家では、自然とゴミ分別や資源に出すことを心がけるようになったとか。奥様の友紀さんも、住んでいるエリアのゴミルールをこまめにチェックしているそうです。
いま、夏休みといえば、自由研究。皆さんのおうちでも、お子さんが段ボールに絵を描いたり、工作したりしていませんか? 自由研究などで一生懸命作ったものは、なかなか捨てづらいもの。
段ボールは本来は資源になりますが、絵具やクレヨン、墨汁などで描いたものは資源にはできません。その場合は、可燃ゴミになります。お絵描き以外にも、ひどく汚れてしまった段ボールは資源にはならないので、小さく切って可燃ゴミとして捨てるのがよいそう。
ちなみに、香りの付いた段ボールも残念ながら資源にはならないとのこと。洗剤や香水などが入っていた段ボールを出すときには要注意です。
「紙から再び紙を再生するから、汚れていたり、臭いがついていたら、売り物にならなくなっちゃいます!」(滝沢秀一さん)
段ボールを資源に出すと、再び段ボールに生まれ変わります。ですので、雑誌や新聞などと一緒に資源に出さず、段ボールだけでまとめるようにしましょう。
とはいえ、段ボールって形や大きさが同じではないので、まとめるときに調整が大変ですよね。そんな時に役立つTIPSがあります。
1.ダンボールの下の耳を内側にしまう。
2.4つの耳、全て内側にしまう。
3.耳の内側にほかの段ボールをしまう。
4.上部をテープなどでとめる。
これでバラバラと落ちてくることはありません。
詳しくは滝沢さんのブログをご覧ください。
段ボールの資源ルールまとめ
null- 絵具やクレヨン、墨汁などで汚れた段ボールは資源にはならない。小さく切って可燃ゴミへ。
- 段ボールを資源に出すときは、段ボールだけでまとめる
- 香りのついた段ボールも資源にはならない。
漫画/滝沢友紀
【協力】
滝沢秀一(たきざわしゅういち)
1976年生まれ。1998年に西堀亮とお笑いコンビ『マシンガンズ』を結成。
『THE MANZAI 』 2012、2014年認定漫才師。
2012年より定収入を得るため、ゴミ収集会社に清掃員として勤務を始める。
現在、SNSや執筆、講演会等にて、ゴミ清掃中に気がついたことを発信している。
「滝沢ごみクラブ」というゴミを減らすためのオンラインサロンを開催中。
著書に『このゴミは収集できません』(白夜書房)、『ごみ育 日本一楽しいごみ分別の本』(太田出版)などがある。最新刊はごみクラブのメンバーと作った、日めくり感覚で地球にやさしいアクションを紹介する『地球と人にちょこっとやさしくなれる365日』(K&B パブリッシャーズ)。