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ん…?今「ごはん」ってしゃべった!? 愛猫に驚かされたエピソード

気まぐれな猫に振り回される日々を送っていると、ちょっとやそっとでは驚かなくなりますよね。ところがベテランの飼い主さんでも、びっくり仰天する出来事が起きることも! 猫は「大したことにゃい」なんて言っているかもしれませんが、家庭に笑いと癒やしをもたらしてくれる存在なんです。

『kufura』では、猫を飼っている・飼ったことがある20〜80代の飼い主さんに、「猫に驚かされたエピソード」についてアンケートを行いました。猫に関する雑学とともに、愛玩動物飼養管理士(ペットケアアドバイザー)の筆者がご紹介します!

家族と会話をしているつもりで「ニャー」

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「ご飯が欲しい時は『ご飯』と言っているように聞こえる」(22歳/女性/研究・開発)

「たまに『ごはん』としゃべる」(39歳/男性/総務・人事・事務)

「名前を呼ぶと返事をする」(70歳/男性/その他)

まさか猫が人の言葉を話すなんて! 「ごはん」と発音しているように聞こえるというエピソードが寄せられました。猫は人と暮らし始めてから、コミュニケーションをとるためによく鳴くようになったと考えられています。家族の会話を聞いて真似しているのかも!?

「留守番した後でかなり怒ったようで、説教するかのようにニャーニャー言われたことがあります」(57 歳/女性/主婦)

「毎回オシッコや大きい方をするとニャッと言って教えに来てくれます。毎朝起こしてくれる時は、私の頭を優しく手でポンポンと2回してくれるので可愛いです」(50歳/女性/営業・販売)

「お産の時に、ニャーニャーないてダンボールの箱まで連れて行かれ、お腹をさすれと言われたみたいでお腹をさすってあげたら落ち着いてお産した」(61歳/男性/その他)

実は成長した猫が「ニャー」と鳴いて話しかけるのは人に対してだけ。気持ちを汲み取れる飼い主でありたいですね。

「自分の都合よいことには鳴いて反応するが、都合悪いことは目をそらして無視すること」(41歳/男性/コンピュータ関連技術職)

と、ちゃっかりしている猫もいました。それでも憎めないどころか、そんなところも愛くるしいと思ってしまうのが猫の魅力でしょう。

飼い主を看病したり帰りを待ったりする健気さに感激

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「インフルエンザでご飯も食べずにずっと寝ていた時、猫がずっと寄り添って一緒にいてくれて、何も食べない私を心配して、枕元にカリカリを何度も口に加えて持ってきてくれていた」(40歳/女性/その他)

「小さいぬいぐるみのお世話をしているのを見て驚いた。自分の子供のように舐めてあげたり抱えて温めてあげていた」(25歳/女性/その他)

寝込んでいる飼い主さんのために自分の食事を分けてくれるなんて健気ですよね! うれしいけど片付けがちょっと大変かもしれませんね。

「帰ってくると、直ぐに膝の上にのって、服の中に入ってくる」(61歳/男性/総務・人事・事務)

「家族で出かけて帰ってきたら、仲間外れにされたと思ったのかすねた感じになっていた」(40歳/女性/その他)

猫は犬にくらべてひとりで過ごす時間が苦ではないと考えられていますが、家族と一緒にいたがる甘えっ子タイプも少なくありません。

「元々、野良猫だと思って飼い始めたが、ある日その猫はうちの猫だという人が現れ、連れて帰られた。その後何日かたって帰宅すると、その猫が玄関で待っていて、とてもうれしそうにすり寄ってきた」(74歳/女性/主婦)

外へ出入り自由にしていると、居心地の良い家庭に居つくことがあります。猫は飼い主さんを選んでいるという説もあるほど! 信頼してくれた証と思うとうれしくなりますね。

ヘビ、ネズミ、セミをプレゼントしてくれた

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「おみやげに生きた蛇をもらった。家族がパニックになった」(62歳/男性/その他)

「ベランダからセミをくわえてきて、家のなかでセミを追いかけて大騒ぎしていた」(52歳/女性/主婦)

「野良猫出身だったので狩りをよくしていて、部屋の押し入れによく動物が血まみれであった」(29歳/女性/学生・フリーター)

「ネズミを捕獲するために食器棚をめちゃくちゃにされた」(57歳/男性/営業・販売)

「子供のころ飼っていた猫は外に出ていたので、外出先で鳥とかゴキブリとか取ってきて自慢してくるのが毎回驚かされて辛かった」(43歳/女性/金融関係)

家庭で飼われている猫も、優れたハンティング能力の持ち主です。視力は0.1程度といわれていますが、動体視力は抜群。野生の本能で小動物を捕らえ、持ち帰ってくることがあります。飼い主さんにほめてもらいたいのかもしれませんが、目の当たりにしたらショックを受けますよね……。猫が獲物を食べることで寄生虫に感染する可能性もあるので、早めに片付けましょう。

「猫が窓際で外を見ているときに、鳥が飛んでくると異様に興奮して変な鳴き声を出しました。野生の名残を感じました」(70歳/男性/コンピュータ関連以外の技術職)

獲物を狙っているときなどに「カカカッ」という独特の鳴き声を上げます。実際に捕まえられない場合、フラストレーションが残るという説もあるので、獲物に見立てた猫じゃらしやストレス解消おもちゃなどで発散させてあげましょう。

その他、性別が違った 、おすわりを覚えた、おならをした…

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「1年くらいずっとメスだと信じて、ピンクちゃんという名前で呼んでいたら、ある日オスだということが判明……。モモタロウという名に改名しました」(55歳/女性/主婦)

「体重が10Kgもあるのにビビりで、小さな野良猫が近くに来ると真っ先に段ボールハウスに逃げ込んでなかなか出てきません」(59歳/男性/その他)

「ツナ缶を料理に使おうと思って出したら、猫缶と勘違いしてじっと座って待ち構えていた。私がツナ缶を一口たべると、ネコがそれをみてびっくりしたみたいで、目が丸くなって、猫パンチしてきた。人間くらい感情豊かだと思った」(52歳/女性/主婦)

「茄子を栽培すると茄子にしがみつく」(63歳/男性/その他)

「家族が留守の間にどこかに電話をかけていた形跡があったこと」(61歳/男性/営業・販売)

「犬と同じようにお座りや待てを覚えてくれたこと」(72歳/女性/その他)

「寝転がっていたとき、人の顔に向かっておならをされたことがある」(62歳/男性/その他)

「旅行前、荷造りのためにスーツケースを開いていたら、スーツケースの中に入ってきた」(58歳/女性/その他)

他にも猫に驚かされたエピソードがたくさん寄せられました。茄子が好きすぎる猫や旅に出る気満々の猫など、思わず笑ってしまうとっておきの出来事ばかりです。

インパクトのある出来事ほど記憶に残りますよね! とはいえ暮らしの中にも、ドッキリ企画のような驚きはなくても小さなエピソードはたくさんあるはず。何気ない日常生活の思い出も大切です。あっという間に過ぎてしまうからこそ、スマートフォンやSNSを利用して記録に残しておきましょう!

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