写真、動画、ブログで思い出づくり
null「子猫のうちにいっぱい写真をとっておけばよかった」(40歳/女性/主婦)
「写真を撮っておけばよかった。すぐに大きくなってしまった」(50歳/女性/営業・販売)
「写真や動画をいっぱい撮っておけば良かった。思い出を多く残せたから」(31歳/男性/その他)
「動画と写真もGoogleフォトに保管はしているのですが、今思えばYouTubeに投稿できるように撮影しておけば良かったと思います」(50歳/男性/営業・販売)
アンケートで最も「後悔している」と回答が多かったのは、思い出に関することでした。慌ただしく子猫の世話をしているうちにあっというまに大きくなって、気づけば写真をあまり撮っていない……というケースが多いようです。
「確かに動画、撮りたかったですね。今と違って携帯がなかったから撮れませんでしたけど」(53歳/女性/主婦)
今はスマートフォンなどで手軽に動画が撮れますが、かつて猫を飼っていた飼い主さんは、動画を残せなかったことを残念に思っているそうです。今は動画も写真も簡単に撮れるので、ちょっとした日常の姿でも残しておきましょう。
「こどもと猫との写真をとっておけばよかった」(40歳/女性/その他)
「ブログ等に成長記録を記せば良かった」(58歳/男性/その他)
子猫ばかり撮っていて自分や家族と一緒に写った写真がない、というケースは、“飼い主あるある”ではないでしょうか。ちょっと気恥ずかしい自撮りも、家の中なら気軽に撮れるのでおすすめです。Instagramなどの写真投稿SNSを成長記録に使っている飼い主さんもいました。
爪切りや歯みがきなどの健康に関わるケアへの慣れ
null「爪切りになれさせるべきだった」(50歳/女性/その他)
「爪切りを子供のころからできるようにしておけば良かった。壁やソファーがボロボロになった」(63歳/男性/その他)
「子猫のうちから、爪切りなどに慣れさせておけばよかった。今は爪切りは全くできない」(63歳/男性/その他)
子猫の時期は目に入れても痛くない時期。本来であれば困るいたずらも、魔法がかかったかのようにかわいく見えてしまうこともありますよね。猫は爪とぎをする習性があるので、お気に入りの爪とぎアイテムを用意したり、爪切りに慣れさせたりすることがお互いの生活を快適にします。
「歯みがきの習慣をつけておけばよかったと思う」(62歳/女性/主婦)
「口腔ケアをしておけば良かった(今は歯があんまりない)」(42歳/男性/その他)
今でこそ猫にも歯みがきが必要ということが知られてきました。口腔ケアはハードルが高いかもしれませんが、動物病院に相談しながら、猫も歯みがきの練習を心がけたいですね。
「体を洗おうとした時、爪を立てられ、子猫のうちから水に慣れさせておけばよかったと後悔した」(73歳/男性/その他)
「お風呂を嫌がるので、子猫の頃から慣れさせておけばよかった」(52歳/男性/総務・人事・事務)
猫は起きている時間の4分の1をグルーミング(毛づくろい)に費やしているといわれています。自分で清潔にしていますが、なめさせるのが危険なものが体についたり、老猫になって粗相をしたりした場合に備えてシャンプーができると安心です。
たくさん遊んだりふれ合ったりすること
null「もっともっとスリスリしておけば良かった」(30歳/女性/公務員)
「イタズラばかりしていたのでもっと可愛がってやれば良かった」(70歳/男性/その他)
「もっと触れ合えばよかった」(41歳/男性/金融関係)
「もっと一緒に遊んであげれば良かった」(58歳/男性/会社経営・役員)
猫はひとり遊びが上手なので、気づけば飼い主さんは見ているだけになりがちかもしれません。今はさまざまな形状の猫じゃらしが登場しているので、愛猫が好きそうなおもちゃを選ぶのも楽しそうです。
「ネズミを捕まえて来た時に、めちゃくちゃ褒めてあげれば良かったです」(42歳/男性/その他)
と、ちょっと変わったコミュニケーションを後悔として挙げる飼い主さんも! 猫が見せびらかす獲物は、人にとってうれしくないものも多いですよね。しかも家族の枕元に獲物を置いたりすることもあるので、ほめるよりも先に悲鳴を上げてしまうこともあるのではないでしょうか。
「どんなに可愛がっても足りないような気がするものです」(65歳/女性/その他)
たくさん愛情を注いだつもりでも、思い返せば後悔はつきないものかもしれませんね。
トイレや食事、猫の身を守るしつけ
null「ダイニングテーブルに乗らないようにしつけたかった」(41歳/女性/その他)
「ミルクを少しぬるめに温めてやろうとしてガスレンジに火を点火したと同時に猫がミルクを舐めるために鍋にとびついてきて、「あ!危ない」と思った瞬間ヒゲがボッと焦げてしまった」(63歳/男性/その他)
猫には上下運動が不可欠です。とはいえキャットタワーを設置しておいても、テーブルやガスコンロなど、危険なところへジャンプしてしまうことも少なくありません。しつけも大切ですが、猫が入れないような対策も心がけましょう。
「デブ猫になってしまったので餌をやり過ぎなければよかった」(55歳/男性/その他)
「もう亡くなりましたが、もっと色々なものを食べさせてやればよかった。鮮魚は切り身のマグロが大好物になり、イワシやサバには見向きもせずに食費が嵩みました」(71歳/男性/その他)
甘やかしているうちに太ってしまった……と反省している飼い主さんもいます。猫は成長すると食へのこだわりが強くなるので、生後6カ月ころまでに複数のキャットフードを与え、規則正しい食生活を習慣にしましょう。
「もっとちゃんとおしっこの躾をすればよかった」(60歳/男性/その他)
「トイレのしつけ」(42歳/男性/その他)
猫は決まった場所で排泄しやすいので、犬よりもトイレトレーニングが簡単といわれています。もし失敗が続く場合は、トイレの場所や素材を変えてみるのも一案です。
「すぐに外へ出たがるので子供のころから部屋飼いしていればよかったと後悔しています」(56歳/男性/その他)
今は室内飼育が推奨されているので、キャットタワーやおもちゃを用意したり、飼い主さんがたくさん遊んだりして、猫が家の中でも楽しく過ごせるように工夫したいですね。
出会ったばかりのころを振り返ると、「こうしておけばよかった」と後悔は尽きないものかもしれませんね。「成猫を迎えたので子猫のころを知らないのが残念。もっと早く出会いたかった」という飼い主さんもいました。
子猫はとてもかわいいですが、一緒に過ごしているうちにもっとかわいくなってきます。積み重ねてきた思い出が何よりの幸せですよね!