「ママ友」と呼べる友達はいますか?
nullまずは、アンケートに答えてくれた76人のママに、「ママ友」がいるか(いたか)どうかを聞いたところ、以下の結果になりました。
たくさんいる(いた)……5人(6.6%)
少しいる(いた)……55人(72.4%)
いない(いなかった)……16人(21.1%)

アンケートによると、約8割の人がママ友がいる(いた)と回答しましたが、2割の方はいない(いなかった)と回答しました。では、ママ友がいる(いた)と回答したママたちに具体的なメリットを聞きました。
「ママ友がいてよかった」こととは?
null1:子育てや学校などの「情報が得られる」!

「色んな情報を仕入れることができる」(49歳/総務・人事・事務/子ども:18歳、19歳以上)
「学校の情報を知れる」(37歳/主婦/子ども:7歳)
「学校の時短や急な連絡を教えてもらえた」(59歳/主婦/子ども:19歳以上)
「子どもと行けるおすすめの場所を教えてもらえる」(40歳/その他/子ども:8歳)
「学校の制服のお古をもらえたり、情報を教えてもらえる」(51歳/営業・販売/子ども:19歳以上)
多く聞かれたのは、いろいろな情報が得られるという意見でした。学校についてはもちろん、習い事や遊びの場所を教えてもらえたという声も。子育て中の情報共有はとてもありがたいメリットですね。
2:子育て中、尽きることのない「悩みを共有」
「子育ての悩みを共有できて、話すことで解決方法を見つけられたり、気持ちが楽になった」(44歳/主婦/子ども:9歳)
「しんどい時や落ち込んだ時に相談に乗ってもらい支えあえた」(44歳/その他/子ども:14歳、19歳以上)
1人で子どもに向き合っていると、子育ての方向性がわからなくなったり、客観的にみられなくなることもありますよね。そんな時に同じ子育てをしているママ達に話を聞いてもらえると楽になるという声もありました。悩みを共有することで、1人ではないと思えることが救いとなることも大きいようですね。
3:子どもが作る友達は大切「子どもの遊び相手から」

「みんなでわいわい出かけられて、子どももいい経験がたくさんできたと思う」(41歳/主婦/子ども:14歳)
「子どもと一緒に友達の家に行ったり、招いたり、親子ともども仲良くできた」(63歳/主婦/子ども:19歳以上)
子ども同士が仲良くなり同じ環境で過ごしていると、子どもも大人も一緒に楽しめるというのがありがたいですね。子どもにとって友達と楽しく過ごせる時間は親にとってもとても貴重なもの。一緒に過ごすことで親子ともに親睦が深まりますね。
4:孤独になりがちな育児「大人だって楽しい時間」を!
「授業参観や茶話会などが、ママ友のおかげで寂しくなかったこと」(45歳/主婦/19歳以上)
「学校行事などの共有や子どもを一緒に遊ばせるときなど頼りになる」(43歳/主婦/子ども:11歳、15歳)
「子どもは別としてもつきあえる、自分自身の友達が増えた」(69歳/主婦/19歳以上)
「ママ友」という括り方にこだわりを持たず、どうせなら自分も楽しく過ごしたいという前向きな意見も。大人になって新しい友達ができる、いい機会なのかもしれませんね!
5:「割り切った付き合い」かな?
「あっさりとしたお付き合いなので、メリットもデメリットもない程度」(55歳/主婦/19歳以上)
「子どもが仲が良いからと、親同士も仲が良いとは決まっていないので、そこそこの付き合いだけでした。自分自身の仲の良い友達といつも遊んでいました」(62歳/その他/19歳以上)
中には、ママ友とはあっさりした付き合いだったという意見も。子育てはいつか区切りが来るものと割り切って、子どものため、子育てのためという付き合いという見方もあるようです。
「ママ友がいない」ことのメリット&デメリットは?
nullいないと楽?こんな「メリット」も
「無駄な時間を使わなくてよい」(35歳/会社経営・役員/子ども:9歳、13歳)
「煩わしいことから解放される」(52歳/主婦/子ども:12歳、19歳以上)
「派閥のようなものに巻き込まれず気が楽」(58歳/総務・人事・事務/子ども: 19歳以上)
「いろいろ気を使わないで済む」(51歳/主婦/子ども:17歳)
「ママ友がいない、いなかった」と回答した人からは、とにかく気楽との声が多くあがりました。仕事を持っていて時間がないというケースのほか、そもそも人付き合いが面倒・苦手と思う人からは、特に不便は感じられなかったという声が多くなりました。
いなくて困ることも…「デメリット」
「情報が得られない」(41歳/主婦/子ども:3歳)
「学校生活で分からないことがあっても聞ける人がいない」(30歳/その他/子ども:6歳、8歳)
一方で、いないことがデメリットと答えた方は、やはり情報があまり得られないことに困っているという意見が。学校のことでわからないことがあっても学校に直接聞くことがためらわれたり、ちょっと教えてもらえると助かる、という状況が思うように解決できないということもあるようです。
いかがでしたか? 春になり、子どもたちは新しい環境で頑張っているこの時期。ママ友が欲しいと思っている方もそうでない方も、人間関係に悩むことなく毎日楽しく子育てができることが、結果的に子どもの教育にとって前向きな結果になるのかもしれません。子どもの成長はとても早いので、一日一日を大切に、笑顔で過ごしたいですね。

大学卒業後OLから25歳でアナウンサーへ転職。テレビ、