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絆が深まった「愛車×家族」の思い出エピソードにほっこり!ふだんの送迎からトイレ事件まで

所有するだけでもお金がかかるといわれるクルマですが、買い物や通勤に欠かせないという人も多いのではないでしょうか。荷物が運べる、好きな場所に自由に行けるといったメリット以外にも、“仲良し家族”の立役者といった側面もあるようです。

そこで『kufura』では、自家用車を所有、または所有したことがあるファミリー世帯の20〜50代の男女164人に「愛車×家族」にまつわる思い出ばなしをうかがってみました。

車内は家よりも話しやすい!? 親子の会話の場に

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「サッカー観戦の試合後、感想をよく言い合います! 年間通してします。家族しかいないので、遠慮なくできる」(54歳女性/主婦)

「車の中の空間なら子どもも悩み事などを話しやすい雰囲気があるようで、子どもとのいい時間になっている」(42歳女性/主婦)

「塾や部活の送迎の時に子どもとゆっくり話を出来たことは良い思い出です」(50歳女性/総務・人事・事務)

「子どもの駅までの送迎など。その日あったことを、色々聞けました」(55歳女性/主婦)

「子どものころ両親が共働きだったこともあり、平日夜は外食することが多かったです。その日の出来事を話すのはもっぱら車の中で、周囲を気にせず自宅と同じように声を出したり歌ったりしていたことを思い出します」(40歳女性/総務・人事・事務)

習い事の様子や悩み事など、車内では親子の会話が活発だった、というエピソードがたくさん寄せられました。子どもは助手席あるいは後部座席に座るはずなので、親と面と向かうことはありません。それが話しやすさにつながるのかもしれませんね。

音楽やしりとりゲームで大盛り上がり!

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「子どもたちが小さい頃、カーステで流れる音楽はいつも一緒。RIP SLYMEの夏歌。夏休みの海水浴にも家族で大合唱しながら行った」(58歳女性/主婦)

「車の中で子どもが保育所で習った歌を歌うので一緒に歌って和気あいあいと目的地に向かう」(34歳男性/コンピュータ関連以外の技術職)

「子どもたちと大好きなK-POPやキンプリなどの楽曲を大音量で流し鼻歌を口ずさみながらドライブを楽しむことができ、子どもたちとの距離を確実に縮めることができた」(54歳男性/研究・開発)

「ゲームとカラオケルーム的に使用するのはあるあるですね。音響良いので楽しい」(51歳男性/会社経営・役員)

「家族旅行の際、渋滞中にしりとりをしたりクイズをしたり、前の車のナンバーを足したり掛けたり引いたりして10にするゲームなどをして楽しんだことが良い思い出になっている」(47歳女性/その他)

カーオーディオをかけてみんなで大盛り上がり!は、ドライブの大定番。その時かけていた音楽を聞くと当時を思い出す……なんてこともありそうですね。車のナンバープレートの数字を利用したゲームなど、ドライブ中にしかできない遊びが印象に残っていると回答した人もいました。

子どもに関わるこんなワンシーンも

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「子どもの寝かしつけのためにドライブしていた」(30歳男性/その他)

「子どもが車内のシートに落書きをした。記念にいつまでも残してある」(58歳男性/その他)

「子どもと犬を乗せてお出かけすると、犬にあれは〇〇だよ~あれはねぇ~と教えてあげていてほほえましかった」(49歳女性/公務員)

「車内の後ろの席をフラットにして、子どもが秘密基地を作ってました」(47歳女性/総務・人事・事務)

「子どもの吹奏楽の大会応援で新潟まで機材を運んだ帰り、大雪の高速でホワイトアウトを初めて体験しました。怖かったけど良い体験でした」(55歳男性/コンピュータ関連以外の技術職)

「子どもの下宿まで片道300km以上を自家用車でよく行った」(58歳男性/会社経営・役員)

今回のアンケートでは、「子どもの寝かしつけに車を出したことがある」という人が散見されました。車内ならどれだけ泣いても周りを気にせず済みますし、車の振動で眠ってくれることも多いようです。子どもの下宿先までの長距離ドライブでは、仕送りをたくさん積んで会えるのを楽しみに運転していたのかな、などと想像されました。

遠出も楽しい!おでかけの思い出

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「夜中にディズニーランドに向けて出発して朝日を見ながら車内でディズニーランドの計画をたて、帰りは東京の夜景を見ながら、車内では遊び疲れてみな熟睡」(40歳男性/研究・開発)

「子どもが小さい頃、トランクいっぱいに荷物を詰めてキャンプに行ったこと」(48歳/学生・フリーター)

「プチ旅行に行き、ドライブインの温泉に入りドライブインで寝て車中で一泊したのがとても楽しかった」(49歳女性/公務員)

「子どもが女の子だったのでアウトレットがオープンするたびに行きまくっていました」(56歳男性/その他)

「子どもが小さかったころは、車で県内の色々な場所の公園に遊びに行きました。近場にはない大きな公園などに行くと、子どもが喜んでいました。車と、入場料要らずの公園には大変お世話になりました」(37歳男性/その他)

クルマをもつ醍醐味といえば、好きなときに好きなところへ行けること。レジャーや家族旅行シーンでは、夜中に出発したり、車中泊したりと非日常の体験が思い出深いようです。

トイレ事件にヒヤリ運転…アクシデントもまた思い出に

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「帰省途中、高速道路で渋滞にハマり、次男がうんちをもらして、長男がそのニオイで吐いて、最悪なニオイの中で運転したこと」(51歳男性/デザイン関係)

「子どものトイレについて、外出するまでは一向にうんちをしなかったのに、車のチャイルドシートに乗って出発した数分後に、ぶりぶりと音を出しながら、うんちタイムが始まることが頻繁にあったこと」(31歳男性/その他)

「新車を納車した当日に、子どもが座席でもどしてしまった……」(52歳男性/その他)

「オートキャンプ場が大雨で車中泊になったこと。これはこれで楽しかった」(49歳男性/営業・販売)

「かなり狭い道に入ってしまったときに当たらないかひやひやしながら運転しているのに、子どもが声をかけてきてどぎまぎしたこと」(42歳男性/その他)

「地震の時、車で何日か寝ました」(50歳男性/その他)

楽しい思い出ばなしがある一方、トホホなエピソードも聞かれました。車酔いやトイレ問題から、車中が悲惨なことになった人も少なくないようです。その時はOh No!でも、時間が経てば笑いばなしになるかも? また、筆者自身も身に覚えがありますが、運転中にヒヤッと経験は忘れたくても忘れられないもの。家族が同乗していたら、なおさらですよね。

 

以上、ファミリー世代に聞いた「愛車×家族」エピソードでした。

クルマは移動ツールというだけでなく、時にはカラオケルーム、時には宿がわり、時にはゆりかごといったニーズも叶えてくれていました。それによって、家族の距離が縮まり、絆も深まっているようですね。みなさんの「愛車×家族」エピソードはなんですか?

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