そこで『kufura』では、小学生・中学生以上の子どもがいる女性120名にアンケートを実施。前回の「もらって嬉しかった入学祝い」に続いて、今回は「正直、もらって残念だった入学祝い」について聞いてみました。
洋服・靴:サイズ&趣味が合わない……
null「洋服。すぐにサイズアウトして1、2回しか着れなかった」(44歳/公務員)
「趣味のあわない服」(44歳/主婦)
「勝手にもらった服。好みではなかった」(43歳/主婦)
「靴。靴は1足あればいい」(37歳/総務・人事・事務)
「靴。学校指定の靴ではなく、普段使用できなかった」(49歳/主婦)
「洋服。サイズが合わなかった」(44歳/主婦)
洋服や靴は子どものサイズや趣味に合わないと、結局使わずに終わってしまうことが多いもの。「好みでなかった」「サイズが合わなかった」という理由で、残念だった入学祝いとして、洋服と靴をあげる回答が多数寄せられました。
文房具:学校指定のものがあるかチェック
null「文具セット。好みがあるので」(42歳/公務員)
「文房具。学校で指定のものをまとめて購入なので、必要なかった」(36歳/主婦)
「色鉛筆やマーカーのセット。結局はすべての色等を使うことなくタンスの肥やし」(65歳/コンピュータ関連以外の技術職)
「鉛筆。すでに家で用意してあったので。学年が上がると使わなくなる濃さの鉛筆だったので結局余ってしまった」(25歳/その他)
「文房具。子どもの希望のものではなかった」(63歳/その他)
「キャラクターの鉛筆。鉛筆の濃さなど、学校の指定があったので、あまり使えなかった」(39歳/その他)
残念な入学な祝いでもっともたくさんの回答が集まったのが、文房具でした。学校指定のものを使う必要があったり、すでに購入済みだったりするケースが多いようです。
その他のグッズ:弁当箱・ランドセルなど
null「下敷きやレインコートや弁当箱。使う頻度が少ない」(32歳/主婦)
「自由帳。もらいすぎて使い切れていない」(45歳/総務・人事・事務)
「ランドセル。すでに購入済みだった」(60歳/営業・販売)
「可愛らしすぎる手提げ」(40歳/その他)
「弁当箱。給食で使う機会も少なかったこととキャラクターものだったので子どもが恥ずかしいといって使わなかった」(42歳/主婦)
「時計。結局あまりしない」(44歳/主婦)
その他のモノには、弁当箱、ランドセルなどの回答がありました。あげる方は「学校で使うだろう」と思ったとしても、本当に必要なのか、どんな好みなのか確認してから選ぶ方がいいのかもしれません。
ゲーム・おもちゃ:子どもが勉強しなくなる!?
null「ゲームソフト。子どもは喜んでいたけれど、親としては学習に使えるものだと嬉しかったです」(31歳/その他)
「ゲーム。遊びすぎて困る」(34歳/総務・人事・事務)
「おもちゃ。勉強の妨げになるから」(45歳/主婦)
「ボードゲーム。家が散らかり、勉強しなくなったから」(44歳/その他)
ゲームやおもちゃは子どもは喜んでくれるかもしれませんが、親からすると「勉強の妨げになる」と思うケースが少なくないよう。入学祝いのアイテムとしては、避けた方がいいのかも……。
今回のアンケートでは、「残念だったものはなかった」という答えもかなりありました。その理由は、「現金をもらったから」「何が欲しいか聞かれたから」というもの。
事前に希望のものを聞いておくか、何にでも使える現金や商品券などを選ぶのが、本当に喜ばれる贈り物になるのかもしれませんね。