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パパ、ナイスです!「母と子がケンカ」…その時ありがたかったパパの言葉を集めました

片付けない、宿題をしない……理由はさまざまあれど、子どもを注意したり叱ったりする場面で、子どもが反抗的な態度をとるなどして、ついには母と子のケンカに発展……なんてこともあるのではないでしょうか。

今回焦点を当てたのは、そんな時のパパの対応について。『kufura』では20~50代の子どものいる女性166人にアンケートをとり、「ママたちがナイス!と思ったパパのフォローエピソード」を集めました。

双方をなだめる・諭しつつ仲をとりもってくれる

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「双方に何気なく同調してちょっしたアドバイスをしてくれる」(28歳/その他)

「お互いの話を聞いて最後にお互いの良い所と悪い所を教えてくれます」(46歳/その他)

「両方の気持ちを受け止めつつ、子どもには『ママに謝った方がいいよ』と言い、私には『そういう時期だから許してあげた方がいいんじゃない?』と陰で仲をとりもとうとしていた」(42歳/主婦)

「私には『お前が子どもと同じような感情になってどうする』。子どもには『ママにそんな態度とるならもう自分のことは自分でしなさい』と言いい、子どもは素直になり謝ってきてすぐに仲直りできました」(31歳/主婦)

どちらか一方に味方するのではなく、双方の話を聞いてアドバイスを送ったり、仲をとりもってくれるパパも多いようです。それぞれの言い分や気持ちを受け止めるクッション的な役割を担ってくれることで、怒りをダイレクトにぶつけることなく、お互いに反省して仲直りしやすいかもしれませんね。

子どもに寄り添い、仲直りのきっかけを作ってくれる

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「私が息子を強く叱って、息子が素直に謝らない時、タイミングがあえば、息子を一緒に風呂に入ろうと誘ってくれる。母子とも頭を冷やす時間が取れる」(53歳/主婦)

「頑固で自分の非を認めているのに謝ることができない子どもに『お父さんも一緒に謝ってあげるから、一緒にごめんなさいを言おう』と言ってくれたこと。意固地になっている子どもの心を解きほぐしてくれた」(47歳/主婦)

「一緒に謝ろうと、娘に言って、仲直りのきっかけをつくってくれました」(37歳/主婦)

たとえ子ども自身が“悪いことをしてしまった”と思っていても、気まずさを感じたり意固地になったりして素直になれないことも。そんな時、「パパと一緒に謝ろう」と子どもに寄り添い促すことで、子どもが素直になってくれるケースもあるようです。

なぜママが怒っているのか…その本心を代弁

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「どうして怒ってるか?の感情のあり方を子どもに説明してくれたとき。心配だから怒ってるんだよ、と」(41歳/その他)

「ママはあなたのことがすきだから怒るんだよと言ってくれた時」(34歳/総務・人事・事務)

「本人もわかってて言われたくないことで怒られて拗ねてしまっていたときに、夫が『ママは誰より子どもを思って言ってるんだよ? 言い方はキツイかもしれないけどね』と言ってて冷静になれました」(33歳/総務・人事・事務)

「子どもをあえて連れ出してくれて子どもサイドの気持ちを聞いたうえで私の気持ちを伝えてくれる。いつもすごく心配してるんだよ……など」(38歳/主婦)

なぜママが怒っているのかを説いたり、何よりも子どものことを想っているからこそ言っているんだよ、と怒りの裏側にあるママの気持ちを伝えてくれるパパも。理不尽に怒っているわけではないと子どもが知るのは大切なこと。意固地になった心をほぐして、歩み寄りやすくしてくれるのではないでしょうか。

ママの味方をする・気持ちに同調してくれる

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「私が怒って子どもが言い訳などしてると、夫はまずお母さんに謝りなさいと声をかけてくれた」(46歳/主婦)

「子どもが反抗的な態度を取ったり、いう事を聞かないときは、『〇〇のこと、誰が一番してくれてる?お母さんでしょ?』と言ってくれます」(35歳/総務・人事・事務)

「大切な人(私のこと)を困らせるのは許さないぞ」(46歳/その他)

「息子に、女の子には優しくしなさいと言っていて、ナイスと思った」(33歳/総務・人事・事務)

「子どもは思いどおりにならないよね、わかるよと言ってくれたり、私の味方をして子どもを叱ってくれる時。ママにそんなふうに言ったら悲しいよなど」(32歳/主婦)

「料理を作った、苦手な野菜が入っておりすごくふてくされていたが、夫が『体のことを考えて作ってくれたんだから文句言わず食べなさい』と言ってくれて素直に聞いていた」(43歳/その他)

「ママは子どもやパパにとって大切な存在なのに、そんな態度・言い方はしちゃいけない」とパパがママの味方をすると、子どもはすぐ納得できないかもしれませんが、改めてママという存在と自分の行動を見つめなおしてくれるかも。ママも溜飲が下がり、大人げなかったな……などとヒートダウンできるのでは?

頭を冷やしてくれるような一言も

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「娘が乱暴な言葉使いをしたときに、『その言葉をパパが使ったらどう?』と言って、考えさせる様にして、言葉使いがよくなった」(37歳/デザイン関係)

「子どもが口答えをしたとき、『そういう時期だから、みんな通ってきた道だから、そんな言葉使わなくても大人になれるよ』と子どもに諭したこと」

「もっと勉強するように怒っていると、時が来ればするようになると言ってくれたこと」(60歳/研究・開発)

「反抗期だから仕方ない、成長している証拠と言われた」(49歳/主婦)

自身の言動をかえりみるきっかけになったり、違う考え方を示されて気持ちがなだめられたりと、パパの言葉が気づきを与えてくれることもあるようです。ケンカすると感情的になりがちですが、冷静さを取り戻せるような一言はありがたいですね。

ユーモアある発言でピリピリムードが緩和

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「娘と喧嘩した時に、場を和ますようなことを言ってくれて、仲直りするようなきっかけを作ってくれた」(49歳/その他)

「次男(小5)が反抗期まっさかりで毎日喧嘩していたら、夫が子どもに『パパもママ怖い笑』と話し、そこから私が怒る度に子どもが『パパも怖がるからもういい』と喧嘩が早く終わる様になった笑」(39歳/主婦)

「私が怒るとパパがなだめる。パパが怒ると私がなだめるととてもよいバランスがとれている。こないだ子どもを怒っているとパパが『ママはお腹がすいてイライラしてるんだよ』と言っててヒートダウンしました」(32歳/総務・人事・事務)

「子どもが宿題をしない時に、『俺みたいに頭悪くなったら嫌だろ』とアホなふりして反面教師してくれた言葉が助かる」(45歳/その他)

ちょっとしたユーモアが、トゲついた気持ちをふっと和らげてくれることってありますよね。パパのおどけたり自虐的な発言で、「ごめんね」という言葉がなくても、あっという間に場が和んで険悪ムードが一掃されることもあるようです。

これぞ、鶴の一声!?

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「やめ!と一喝」(47歳/営業・販売)

「両方に怒ってくれること。旦那がいると強いので喧嘩が止まる」(41歳/主婦)

パパの威厳が感じられるような一喝で、ケンカがストップ!という方もいました。

雰囲気を察して事前にフォローするナイスパパも…

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「子ども達が玩具で遊んでいてご飯の時間になっても全く片付ける様子がなく私の言う事もきかず困っていた時に、丁度主人が帰宅して状況を察知してくれたようで、子ども達に『今日はご飯の後でみんなで食べようと思ってお土産にアイスクリームを買って来たんだけどなー!』と一言。子ども達は直ぐに遊びをやめて片付け始めました(笑)」(40歳/その他)

「勉強をなかなかしない長男に少々イライラしていたら、夫が、勉強とは全く違う部活の話を子どもに話しかけてくれて、場が和んだ」(46歳/主婦)

ケンカした時のフォローとは少し異なりますが、ママのイライラムードを察して機転の利いた振る舞いを見せるパパも! ケンカは体力を使いますし雰囲気も悪くなってしまうもの。母子の衝突がはじまってしまう前に気働きができるなんて、“ナイスパパ”ですよね。

 

いかがでしたか? アンケートでは「私と子どもがケンカしていても夫は無関心……」とため息が聞こえてくるようなコメントも寄せられました。どんなで形であれ、母子のケンカに介入してくれること自体、“ありがたいこと”なのかもしれませんね。

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