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親になって気づいた、母への「ありがとう」と「ごめんね」の気持ち。胸にくるその内容は…

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小さいときから側にいてくれて当たり前の存在だと思っていた、お母さん。成長したり、自分が親になってからその大変さに気がついたという人も多いのではないでしょうか。

みなさんは、母親にどんなことを感謝していますか?

今回は、お子さんをお持ちの女性179人にアンケート調査を実施。自分が親になったからこそ思う、母親への「ありがとう」や「ごめんね」の気持ちについて聞いてみました。

お母さんに「ありがとう」と思うこと

みなさんは母親へどんなことを感謝しているのでしょう。複数の回答が集まった項目をご紹介します!

(1)出産・小さい頃のお世話

「自分が子供を出産してみて、本当に命がけなのだと身をもって知った。それから自分の誕生日には母に感謝をするようになった。これからもっと親孝行をしたいと思っています」(33歳/主婦)

「つわりや大変な出産、夜な夜なの世話。こんなに大変な思いをして育てていることに気づいた。しかも、自分の兄弟は3人年子。本当にすごいと思った」(30歳/公務員)

「子どもを毎日お風呂に入れて、ご飯をあげて、歯磨きの仕上げをして常に同じことの繰り返しで、体調が悪くても待ったがきかないのが子育てなので、親には本当に大事に育ててもらったんだなと感じた」(39歳/公務員)

「母親がいないと、幼い子どもはご飯を十分に食べることさえできません。排泄の処理もそうですが、子どもは自分1人で最初から何もかもできるわけではありません。そういった日々の積み重ねで大きくなってきたことを自分が子育てをして初めて実感し、ありがとうと感謝しています」(33歳/金融関係)

「子育ては365日毎日休みがないのでこんな大変なことはないと、母のありがたみが身に染みます」(38歳/主婦)

“出産は命がけということを体験して痛感した!”という意見が集まりました。乳児・幼児の育児は幸せなこともたくさんありますが、物理的な時間の制約も多く、非常に大変なもの。同じ経験をしたからこそ母親に感謝した人が多いようです。

(2)食事のこと

「毎朝、朝からちゃんとしたご飯を用意してくれて、夜ご飯もほとんど手作り。田舎だったので外食する機会も少なく本当に大変だったと思う。自分が親になってみて改めてありがたみを感じる」(36歳/総務・人事・事務)

「忙しい家業の傍ら、毎日の食事を作ってくれたこと。野菜中心のおかずをたくさん食べさせくれたお蔭で、健康に過ごせている。自分の子どもにも野菜をたくさん食べさせています」(47歳/主婦)

「フルタイムで働きながら、毎日美味しい料理を作ってくれて、毎日4人分のお弁当も作ってくれて、家事を完璧にこなしていた母に尊敬しかない」(39歳/主婦)

「毎日お弁当を作ってくれて、ありがとう。朝早くから、準備して作るのは面倒くさいし、大変だったと思うので、本当に感謝しています」(38歳/主婦)

ごはんやお弁当に対して感謝している方も多くみられました。今では便利な調理家電もたくさんありますが、それも少なかったであろう時代。毎日3食プラスお弁当を、栄養を考えながら朝早くからきちんと作るのはどれだけの苦労だったか……計り知れませんよね。

(3)接し方・育て方

「いつもほめてくれて、それで自信を持てた。ありがたいと思います」(35歳/その他)

「私の母は決して手をあげなかったが、してはいけないことは毅然としてその態度で教えてくれたように思う。子供に手をあげることを一度でも許してしまったら、自分の感情によって子供を左右する負のスパイラルにつながる。母のしてきたことを私も継承して、母はえらかったなと思った」(59歳/主婦)

「子供の心の機微を敏感に感じとることの大切さを親になってから気づいた。自分の親も気づいてくれていたんだなと思うと、何も知らなくて悪かったと思う。気を使ってくれていてありがとう」(55歳/主婦)

子どもに対する接し方や育て方。人格形成に大きな影響を与えていると言えそうな事項です。自分が親になると、“こうしよう!”と思っていても、態度や行動で実践するのは中々難しいものですよね。

(4)すべてにありがとう

すべてに感謝しているという意見もみられます。

「母が結婚した歳と同じ歳で私も結婚、出産しました。自分のやりたい事したい事全て二の次で子ども優先になってしまっていますが、母もかつては今の私と同じ気持ちだったのかなと思います。だけど、自分をここまで育ててくれたことへの感謝、どんなに大変でも常に側で成長を見守ってくれていたこと自体“ありがとう”という気持ちです」(22歳/主婦)

「授乳期、3時間ごとに夜中でも起きて世話をしてくれたり、未熟児の私に少しでも栄養を与えたいと、貧乏なのに当時1番高いミルクを購入してくれたり、将来に繋がる習い事の高い授業料を捻出するため、幾つものパートや内職をして稼いでくれて、感謝しきれません」(60歳/その他)

「夜泣きや保育園の送り迎え、毎食のご飯全てに感謝!!親って凄い!!なってみないと本当に分からないものですね!」(37歳/主婦)

「嫌いといっていた野菜を何年もめげずに出して大人になった今嫌いなものはないこと。季節の食材をきちんと食べさせてくれていたこと。四季を楽しむこと。わたしの意見を否定しなかったこと。5人の子育てを一人でして、絶対にきつかったと思うけどいつも笑顔で見守ってくれてありがとう」(31歳/デザイン関係)

出産から育児、ごはん、教育方針、お金のこと……。何かひとつではなく、今の自分のすべてを作ってくれた、母親に感謝という声が集まりました。

お母さんに「ごめんね」と思うこと

では続いて、自分が親になったことで気づいた母親に「申し訳なかったな」と思ったことの回答をみていきましょう。

(1)食事に関すること

「好き嫌いが多く、出された食事に文句を言ったり、急な友達との約束で夕飯を食べなかったりしたこと。自分が作る立場になって、食べてもらえなかった時の悲しい気持ちがよくわかるようになった」(38歳/その他)

「せっかく作ってくれた手作りおやつが当時は美味しいと感じられず、食べなかったこと。お菓子作りは手間がかかるのにほとんど食べないのは申し訳なかったなと思います」(44歳/主婦)

「母が作り置きをしてくれていても“お腹空いてない”と食べなかったり、ご飯が用意されてなかったらなかったで“ご飯は?”と指摘したり、今思えばなんて身勝手でわがままなんだと、申し訳なく思います。ご飯一つにしてもどれだけ大変かは今は理解できます」(22歳/主婦)

「母のお弁当は、冷食は使わずほとんど手作りの物だったので、色が茶色系が多くて、あまり美味しそうじゃないと言ってしまった。友達の冷食ばかりのカラフルで美味しそうなお弁当が羨ましかったが、今思えば全て手作りの母のお弁当の方が、何倍も愛情があり美味しかったと思う」(39歳/主婦)

ごめんねと思うことでも、“ごはんに関すること”というキーワードは目立ちました。1日3食、家を巣立つまで毎日食べる機会がある“食”は母親と子どもを結ぶ深い絆となっているようです。

(2)反抗期に暴言を吐いたり、心配をかけたこと

「一度だけだが、生んでくれと頼んだ覚えはない!と言ってしまった事がある。その後、謝ったが、本当に言ってはいけないことを言ってしまったと思う」(50歳/総務・人事・事務)

「いうことを聞かなくて、クソババアとか文句ばかり言って困らせてごめんなさい」(46歳/主婦)

「反抗期まっただ中に、母の車の座席にジュースをぶちまけた事です。今考えても軽卒でひどい行動でした…それを笑い話に変えて話す母の懐の広さに頭が下がる一方です…お母さん、ごめんなさい(>_<)」(37歳/主婦)

「門限も守らず叱られても無視しつづけて心配ばかりかけてご免なさい。心から心配していたから叱ってくれたのに」(42歳/主婦)

「学校帰りに毎日ふらふらと寄り道ばかりして、心配をかけたことを謝りたいです。子供が帰らないのがこんなに心配なことだったなんて、子供を持って初めて知りました」(50歳/主婦)

親を鬱陶しく思う、というのは大人になる過程でよく起こること。そんなときは一緒にいる時間が長い母親に暴言を吐いてしまったり、当たってしまうこともあったかもしれませんね。

(3)お金に関すること

「親に相談せずに高校の時にいきなり部活に入って、ジャージやら合宿費やら何かとお金がかかったこと」(36歳/総務・人事・事務)

「遠くの大学にいけなかったこと、一人暮らしできなかったことについて文句を言ったこと。お金がそんなにかかるなんて思ってなかった。子供のころはお金ってどこからかわいてくるものだと思っていた。両親に謝りたい」(52歳/主婦)

「一生懸命働いたお金の一部で習い事へ通っていたのにサボってばかりでごめんね」(36歳/総務・人事・事務)

習い事、部活、大学、ひとり暮らしなど、さまざまな回答が集まりました。お金の価値というのは、大人になって稼いだり、お金のやりくりをしたりして、はじめてわかるものなのかもしれません。

 

今回は、自分が親になったことで気づいた母親への「ありがとう」と「ごめんね」の気持ちについてお届けしました。

親の心子知らずとは、まさにその通りといえそうです。嬉しいことも、大変なことも、すべて含んだ“子育て”。親になった今、ときには育ててくれた母親に想いを馳せつつ、日々の生活を過ごしてみてはいかがでしょうか。

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