kufura(クフラ) 仕事も家庭も、私らしく!を叶えるヒント

家族で登山。子連れだからこそ気をつけたいこと【AYUMIさんちのファミリー登山】#3

pin はてなブックマーク facebook Twitter LINE

ファッション誌やライフスタイルウェブサイトで活躍する、モデルのAYUMIさん。プライベートでは中学1年生の男の子と小学4年生の女の子のママでもあります。

そんなAYUMIさん、4年半前から家族で登山を始めました! この登山が、思った以上にママにとって「大きな気分転換になる」と言います。第3回目は大人だけで行くのではない、ファミリー登山だからこその心がけをお聞きしました。

時間に余裕を持つこと・無理はしないこと

山選びの次にAYUMIさんがファミリー登山で気をつけていること。

それが「時間に余裕を持って登ること」だそう。

「子どもたちと登山を始めた頃は、1時間半で登れる山を2時間かけてゆっくり登る……くらいのつもりで登っていました。これを3年くらい続け、山というものに少しずつ慣らしていき、今、もう少し上級者向けの山も登るようになりました。

そして決して無理はしないこと。

前日、いくら晴れの予報が出ていても、当日天気が悪かったら、山登りは中止。“確実にいい天気”のときしか登らないようにしています。

私とだんなさんだけなら多少天候が悪くなってもなんとかなるかもしれませんが、子連れでそうした甘い判断は絶対にダメだと思っています。

山の天候は変わりやすいですし、ひと雨降れば信じられないくらい寒くなります。足元だってちょっとの雨で滑りやすくなる……。登山はすばらしいレジャーですが、一歩間違えたら事故や命の危険につながるレジャーであることを、大人は常に忘れてはいけないと思っています」

熊と遭遇事件!?

「そしてやはり山は自然のものであるということ、油断は絶対にしてはいけないことを熊との遭遇事件で思い知らされました」とAYUMIさん。

えっ……、熊!?

「御岳山に登ったときのことです。御岳山は、ロープウェーもハイキングコースもある、私たち家族で登ってきた山の中でも、いちばん“都会”の山でした。

だから軽装で登っていたんです。まさか熊なんて出るとは思いもしないので、熊よけの鈴も“お父さんだけが持っていればいいいよね~”なんて子どもたちと言っていたくらい。

いつもなら登山道を歩く際、先頭とお尻を私とだんなさんで固め、子どもたちをはさむようにして歩いているのですが、そのときに限って、先頭に娘を歩かせていたんです! 完全に油断していた証拠です。

すると娘が歩いている先に何か動物がいる……。

次の瞬間、その動物と目が合ったのですが、目が合った“高さ”がどう考えてもいのししじゃない! ……熊だ!

そう気づいたが早いか、私と娘と息子、全速力で走り出してしまったんです!

熊に遭ったとき、絶対に走ってはいけません。でも咄嗟に走ってしまったんです。

慌ててロープウェーの係の人に、「熊が出ました~!」と言いに行ったのですが、「いつもの子だよ」ととくに驚きもせず言っていたので、めずらしいことではないんですね、きっと。でも、考えてみたら当たり前。

本来、山は熊など動物たちが住んでいるところ。そこへ私たち人間がお邪魔させてもらっているだけなんです。

何事もなくよかったのですが、この事件は本当にいい戒めになりました。以来、熊よけの鈴は全員がつけ、おしゃべりしながら登山道を歩くようにしています」

 

自然の中で家族と過ごす時間はとても楽しいものですが、一方で、こんな心構えも必要なんですね。次回(最終回)は、ファミリー登山に行くときに揃えておきたいものについてお聞きします。


【取材協力】

AYUMI

ファッションモデル。短大卒業後、雑誌『non-no』(集英社)でデビュー。結婚を機にナチュラルなライフスタイルに目覚め、ローフードマイスターやスーパーフードマイスターの資格を取得。料理教室を開催するほどの腕前を持つ。現在は、雑誌『LEE』(集英社)などを中心に広告、Webでも活躍。著書に『さいしょは、フルーツ』、『ローフード・発酵・雑穀でつくるAYUMIごはん』(ともに主婦と生活社)など多数。

日々の丁寧な食卓や、家族でキャンプや登山を楽しむ姿はインスタグラムやブログで見られる。

オフィシャルブログ「やさしい暮らし」
https://ameblo.jp/ayunco96/

インスタグラム:@ayumiayunco

pin はてなブックマーク facebook Twitter LINE
連載