キャンプに行けなくなってきたことから登山にシフト
nullAYUMIさんは北海道の十勝育ちということもあり、自然が大好き!
「180度に広がる空と大きくてまっすぐな道。十勝の大自然に囲まれて育った私にとって、自然のエネルギーはすごく大切です。東京に出てきて20年以上経ちますが、やっぱりお休みの日になると自然を感じたくて、キャンプや温泉に行くようになりました」(以下「」内、AYUMIさん)。
上のお子さんが3歳の頃から始めたキャンプでしたが、子どもの年齢が上がってくるとなかなかキャンプに行けなくなってしまったのだとか。
「上の子が小学校に上がり部活や習い事が始まると、週末に予定が入ってしまうことも多く、なかなか家族で出かけられなくなってきました。キャンプはやはり最低でも1泊はしたいもの。
もちろんデイキャンプ(日帰りのキャンプのこと)という手もありますが、それじゃもったいない~(笑)。
そこで日帰りで帰って来られる登山に切り替え始めたんです」
もともとご主人が山を登っていたこともあり、登山には以前から興味があったAYUMIさん。いつか家族みんなで山登りをしたい!と思っていたそう。
体力が有り余っている子どもたちに山登りはぴったり!
null体力も気力も有り余る子どもたち。1日中、その“元気印”に付き合わなければならない週末は平日より疲れる……というママも多いはず。そんなママたちにこそファミリー登山はおすすめだとAYUMIさんは言います。
「子どもの体力ってすごいですよね。うちの子どもたちも山頂についてもまだ元気が有り余っていて、走り回っているくらいですもの。私なんてもうへとへとになっているのに~(笑)。
でも山登りって大人にとっていいことがたくさんあると思っています。黙々と山道を登っているといつのまにか心が無になって、悩んでいたことや心のモヤモヤが“晴れて”いるんです。山道のにおいや澄んだ空気も心と体をリラックスさせてくれるんでしょうね。
だから多少疲れていても、思いきってお休みの日、山登りに行くと家でじっとしているときより、心や体がリセットされるんです。
もちろん夏の山登りなど汗が止まらなくて“つらい~!”と思うときもあります。でも、そんなときですら下山して温泉に入るころには、“やっぱり来てよかった!”と思っていて(笑)。
だからぜひ、お休みの日のファミリー登山、挑戦してみてくださいね。とくに4月~秋口までは登山に最適な季節! あ~、また山に登りたくなってきました!」
次回は「初心者の山の選び方」についてお聞きしました。お楽しみに!
【取材協力】
AYUMI
ファッションモデル。短大卒業後、雑誌『non-no』(集英社)でデビュー。結婚を機にナチュラルなライフスタイルに目覚め、ローフードマイスターやスーパーフードマイスターの資格を取得。料理教室を開催するほどの腕前を持つ。現在は、雑誌『LEE』(集英社)などを中心に広告、Webでも活躍。著書に『さいしょは、フルーツ』、『ローフード・発酵・雑穀でつくるAYUMIごはん』(ともに主婦と生活社)など多数。
日々の丁寧な食卓や、家族でキャンプや登山を楽しむ姿はインスタグラムやブログで見られる。
オフィシャルブログ「やさしい暮らし」
https://ameblo.jp/ayunco96/
インスタグラム:@ayumiayunco