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【AYUMIさんちのファミリー登山】#2 登山初心者はどんな山に登ったらいいの?

ファッション誌やライフスタイルウェブサイトで活躍する、モデルのAYUMIさん。プライベートでは中学1年生の男の子と小学4年生の女の子のママでもあります。

そんなAYUMIさん、4年半前から家族で登山を始めました! この登山が、思った以上にママにとって「大きな気分転換になる」と言います。

第2回目は初心者の山の選び方をお聞きしました。

AYUMIさんの初登山は矢倉岳

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子どもと一緒に登山はしてみたいけれど、何の知識もないと「一体、どんな山を登ればいいの?」と思いますよね。

「1つの山に対し、初心者向けのハイキングコースと上級者向けのハードな登山コースなどいくつかのコースがあると、登る側のレベルに合わせて選べるんです。だから最初のうちは初心者向けのハイキングコースがある山を選ぶといいと思います。

また高尾山のようにケーブルカーがある山もおすすめです。こうした山は行きは自力で登り、帰り、子どもが疲れたらケーブルカーで帰ってきてしまうこともできるので安心。

ですから、まずは

・ハイキングコースがある

・ケーブルカーがある(高尾山、御岳山、大山など)

の2つを目安に登る山を選んでみてくださいね。

また、もう1つの目安として

・標高1,000m前後の山を選ぶ

というのもあります。

ただ山の難しいところは、標高だけではアップダウンのキツさや難易度がわからないんですね。

ですから、基本は上記のハイキングコースやケーブルカーがある山を選ぶのがおすすめです」(AYUMIさん)

AYUMIさんが家族で初めて登った山は、神奈川県南足柄市にある、標高約870mの矢倉岳(やぐらだけ)だったそうです。

「矢倉岳はケーブルカーもあり、初心者や家族向けの山として人気の山。山伏平コースというハイキングコースを選んで登りました。基本のんびりとしたハイキングコースですが、途中少しだけ滑りやすい急坂があったりして……でも、普段からサッカーやボルタリングをしている子どもたちにとっては、このくらいでは物足りなかったみたいで(笑)。

だからいつも、今の子どもたちにとって”頑張ったら登れる”くらいの少しだけ高度な山を選ぶようにしています。

でも、私はいつも疲れてクタクタになっちゃうんですけどね~」

AYUMIさん厳選!ファミリー登山におすすめの山5選(関東)

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1:陣馬山(じんばさん)

東京都八王子市と神奈川県相模原市の境にある標高約850mの山。きちんと整備された登山道が多いため歩きやすく、初心者に人気の山。

山頂は360度見渡せ、多摩の山々や富士山、東京・神奈川の街並みを見ることができます。「関東の富士見百景」、「かながわの景勝50選」にも選ばれています。だんなさんと上の子が何度も登っている山でもあります。

2:金時山(きんときやま・きんときさん)

神奈川県足柄下郡箱根町、南足柄市、静岡県駿東郡小山町にまたがる、金太郎伝説とゆかりのある山。標高約1,200m。晴れた日には山頂から富士山を見ることもできます。

金時山は3回登りました。ここの山はさまざまなコースがあり、時間はそれほどかからないけれど結構ハードなコースもあったりして……。山頂にはお茶屋さんもあり、うどんやおそば、なめこ汁やおでんを食べるのも楽しみの1つ。箱根や御殿場も近いので、温泉に寄って帰ります!

3:御岳山(みたけさん)

東京都青梅市にある、標高約900mの山。パワースポットが点在するため、“山ガール”にも人気の山。山頂には武蔵御嶽神社があります。

ケーブルカーもあり、初心者に“やさしい山”だと思います。

4:日の出山(ひのでやま)

御岳山の東側に連なる標高約900mの山。晴れた日には山頂からスカイツリーを見ることもできます。

都心からも近く、とても登りやすい山なので、初心者の家族にもおすすめです。「つるつる温泉」がある登山口もあるので、下山後の楽しみになっています。

5:入笠山(にゅうかさやま)

長野県伊那市、諏訪郡富士見町にある、標高1,955mの山。標高を聞くとちょっとびっくりするかもしれませんが、山頂近くまでリフトや車道が通っているため、初心者でも登頂できますよ。

山頂はほぼ360度見渡せ、南アルプス・中央アルプス・北アルプス、八ヶ岳、富士山を楽しむことができます。

 

次回は、ファミリー登山だからこその心がけや注意点についてお聞きします。

それぞれの山に対する説明はAYUMIさんの感想が中心になっております。実際に登山を計画される際には、下調べをしっかりした上でお出かけくださいね。


【取材協力】

AYUMI

ファッションモデル。短大卒業後、雑誌『non-no』(集英社)でデビュー。結婚を機にナチュラルなライフスタイルに目覚め、ローフードマイスターやスーパーフードマイスターの資格を取得。料理教室を開催するほどの腕前を持つ。現在は、雑誌『LEE』(集英社)などを中心に広告、Webでも活躍。著書に『さいしょは、フルーツ』、『ローフード・発酵・雑穀でつくるAYUMIごはん』(ともに主婦と生活社)など多数。

日々の丁寧な食卓や、家族でキャンプや登山を楽しむ姿はインスタグラムやブログで見られる。

オフィシャルブログ「やさしい暮らし」
https://ameblo.jp/ayunco96/

インスタグラム:@ayumiayunco

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