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欠席連絡が連絡帳からメールに…「小学校がデジタル化」してよかったこと3つ!小学生ママに聞きました

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オンライン飲み会、オンライン会議、オンライン授業……。2020年は“オンライン”という言葉がこれまで以上に使われる1年となりました。新型コロナウイルスの感染拡大によって欠如したものを、デジタル技術によって埋め合わせる場面も多くあったのではないでしょうか。

今回は、教育現場のデジタル化に着目。小学校のお子さんを持つ女性87人にアンケートを実施して、小学校のデジタル化によって受けた恩恵や、もっとデジタル化してほしい領域について聞いてみました。

小学校が「デジタル化してよかった」と感じた部分は?

まず最初に小学校がデジタル化して良かったと思ったことについてお聞きしました。子どもが通う学校の体制や住んでいる自治体によってもデジタル化のスピードに差があるようですが、以下の3つの事項に多くの回答が集まりました。

(1)欠席連絡の際に連絡帳記入が不要になった

これまで欠席時に連絡帳を近所の子に託していた学校では、コロナ禍以降メール連絡が認められたケースもあるようです。この変化は保護者からは非常に好評でした。

「コロナ前までは、連絡帳で欠席の連絡をしていたけど、コロナが流行ってからは、ようやくメールでの連絡になった。朝の忙しい時間に、連絡帳を預けるため、知っている子が登校するのをずーっと外で待つのが大変だった」(44歳・主婦)

「欠席連絡は手帳を出していたが、メールに最近変わりました。気が楽になり、感染予防にもつながるので(43歳・その他)

「欠席連絡は昨年まで連絡帳の提出だったが、今年からメールになった。連絡帳を近所の児童に預けるのも持っていくのも大変だし、感染面でも気を使っていたのでよかった」(29歳・総務・人事・事務)

(2)連絡網がなくなった

休校時や行事の中止時などに活用されていた電話での連絡網が廃止され、一斉メールに切り替わったことで気持ちがラクになったという声も聞かれます。

「電話で連絡網を回す手間がなくなり、気持ちが楽。また、電話連絡網と違い、全員同時刻にお知らせを受け取れることがよい」(41歳・主婦)

「連絡網ではなく一斉メールで連絡事項が届くので便利です」(39歳・主婦)

「緊急の連絡は一斉メールが配信される」(47歳・主婦)

(3)写真や動画を見られるようになった

新型コロナウイルスにより、参観会ができずに学校の様子が見えにくい状況となっていますが、写真や動画の共有をしてもらうことで安心できるとの声が聞かれます。

「社会見学や修学旅行などの近況報告をデジタルで知らせてくれるので安心できる」(53歳・主婦)

「遠足などの行事の様子が、限定配信で見られるようになって良かったと思う」(34歳・主婦)

「行事写真の申し込み。学校まで見に行くのは面倒くさい」(35歳・主婦)

個々の家庭のデジタル環境を鑑みてなかなか変えることのできなかった欠席連絡方法や写真配信ですが、新型コロナウイルスの影響で一気にデジタル化が進んだ学校もあったようです。

小学生の母親が「もっとデジタル化が進めばいいな…」と感じていること

続いて、子育て中の女性が今よりもっと小学校でデジタル化が進めばいいと感じている領域についてうかがいました。

多かったのは、以下の3つの回答です。

3位・・・PTA活動(5人)

「PTA総会をオンラインで」(38歳・主婦)

「PTAの活動をなるべくデジタル化してほしい。参加する頻度がへったり、回覧配布物など、足をつかわなくても一斉送信できるやりかたに変えてほしい」(52歳・主婦)

「PTAの広報誌は印刷会社に発注したり、職員室に出向いて配布をお願いしたりするのが大変なので、メール配信に切り替えてほしい」(39歳・その他)

2位・・・連絡帳(6人)

「欠席の連絡をデジタル化してほしい。連絡帳をわざわざ友達に渡す手間、持ってきてもらう手間が本当に苦痛」(46歳・主婦)

「連絡帳はデジタル化して欲しい」(43歳・その他)

「欠席、遅刻、早退などの届をアプリで出来れば双方に残る為トラブルなく管理ができると思う」(32歳・主婦)

1位・・・印刷物の削減(41人)

「給食のメニュー変更のお知らせのために、何百枚と印刷するのはインクも紙ももったいないと思う。メールで構わない」(43歳・その他)

「学級通信などは今まで子どもが親に手渡すのを忘れたりして、連絡が来なかったりしたのがデジタル化したことで解消され、また印刷物の氾濫を抑止出来てよい」(59歳・主婦)

「アンケートや保護者会の参加連絡などはプリントで来るから、それもメール配信などのデジタル化にしてくれたら提出を忘れることが無くなるかなって思います」(53歳・主婦)

「兄弟で同じプリントを何枚も持ち帰るのでデジタル化して欲しい」(42歳・その他)

半数近くの保護者に望まれていたのが、紙の印刷物のデジタル化です。一部のプリントはデジタル化をしてもいいのでは……という声が多く寄せられました。また、“リアル会議”重視のPTA活動の会議についてオンライン会議などを用いて簡素化して欲しいとの声も聞かれます。

他にも以下のような声がありました。

「授業内容。コロナで休校になることもあり得るし、インフルエンザで学級閉鎖もあり得るので、オンライン化を進めて欲しい」(37歳・主婦)

「授業。オンラインになることで様々な事情を抱える子どもも授業を受けることができる」(39歳・主婦)

“コロナ休校”の際には、子どもの学びの機会が激減した家庭が多くありました。今後、再び登校できなくなったときに備えて、オンライン授業の必要性を感じた保護者の声もありました。

 

以上、今回は「小学生の保護者に聞いた、デジタル化してほしいこと」についてお届けしました。

デジタル化によって “情報の往来”“紙の整理”“PTAの会議”をもっとラクにしたいという声が多く聞かれました。

皮肉にも新型コロナウイルスによってデジタル化が進んだ領域もあるでしょう。一方で、欠席連絡の方法や、授業内容、印刷物の数において、自治体間・学校間のデジタル格差が大きくなっているようです。

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