それぞれの家庭には「もっとこうしたい」という課題があるのではないでしょうか。
そこで、『kufura』が351人の既婚女性に「今、あなたの家庭が抱えている課題を教えてください」という質問を投げかけました(複数回答可)。半数の女性が回答した大きな課題とは……? ランキング形式でご紹介します。
5位:仕事と家庭の両立(4.3%)
null5位は、仕事と家事・育児の両立でした。働く以前に「保育園に入れない」という声もありました。
「母親のワークバランス」(32歳・その他)
「家事・子育てがすべて自分に集中していること」(38歳・主婦)
「パートに出たいと考えている」(37歳・金融関係)
「家事の役割の見直し」(41歳・その他)
「家事の分業の見直し」(39歳・その他)
家事や育児の分担が女性側に重くのしかかる現状を変えて働く環境を整え、世帯収入のアップにつなげたいと考えている女性もいました。
4位:夫婦仲の改善(6.8%)
null夫婦仲について、「今のままではまずい」と感じている女性も多く見受けられました。
「夫婦関係の修復」(33歳・主婦)
「夫婦の性の問題」(32歳・主婦)
「夫婦間での会話の少なさ、スキンシップのなさ」(33歳・主婦)
「夫婦関係が良くないこと。子どもに関しての意見の相違の違いや、お互いへの思いやりのなさ」(38歳・主婦)
「夫の女遊び」(36歳・主婦)
コミュニケーション不足や育児の意見の相違など、悩みの内容は様々でした。夫婦関係を維持の難しさが浮き彫りとなる結果となりました。
3位:住まいのこと(10.0%)
null家をリフォームしたり、家の中をきれいにすることを課題としている女性も。
「住まいの充実」(47歳・主婦)
「家の片づけと増築」(48歳・主婦)
「家の片づけと掃除」(43歳・総務・人事・事務)
「家のリフォーム」(48歳・総務・人事・事務)
「引越し予定のため家電家具の見積もり」(25歳・主婦)
だんだんと増えていく家の中の物を「なんとかしたい」という声が目立ちました。「今年こそは、家の中をきれいに」という家庭も多いのではないでしょうか。
2位:子どもに関すること(16.2%)
null子どもにまつわる悩みが家庭全体の課題となっているケースもありました。
「子どものやる気をどう引き出すか」(37最・主婦)
「子どもの将来について」(48歳・主婦)
「ワンオペ育児」(41歳・公務員)
「子どものダブル受験」(48歳・総務・人事・事務)
「子どもの発達に関すること」(36歳・主婦)
「子どもの不登校」(47歳・主婦)
これから春にかけて受験シーズンに突入ということもあり、中学・高校・大学受験や子どもの学力にまつわる回答が多く見受けられました。また、子どもの発達や性格に悩む家庭も。
1位:お金の使い方・貯蓄(49.9%)
null今回、375人中175人の女性が回答したのが、お金に関する課題でした。
「家計の管理」(38歳・主婦)
「自営なので収入が不安定。共働きをしたいが、子どもの預け先が決まらないと就活はうまくいかない」(31歳・主婦)
「夫の結婚前からのカードキャッシングの弁済」(33歳・公務員)
「自分が仕事をやめたので貯金があまり出来ないのでお金の問題は大きい」(39歳・その他)
「家が被災し貯金がない」(43歳・主婦)
目下の急務として教育資金の確保や、借金の返済をあげた家庭もあれば、老後資金に不安を覚える声もありました。増加傾向にある教育費や税負担の増加により、現役世代の家計の余裕が失われつつあります。現在の家計状況を“改善したい”と考えている家庭が多いようです。
以上、家庭が抱える“課題”についてお届けしました。
他にも高齢の両親の介護問題や、家族の健康問題、親戚づきあいなど、様々な回答が集まりました。自分の力ではどうにもならないような悩みは抱え込まずに、誰かと分かちあって問題の着地点を探りたいものです。