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惚れ直しちゃう?「夫の手料理」一番おいしかった逸品を妻に聞いた!5位焼きそば、4位炒飯

同じメニューを作っても「誰が作るか」で味が違うのが、家庭料理の奥深いところ。定番のみそ汁1つとっても、同じ味噌を使っているのに自分の作るものと、配偶者が作るものは、なんだか味が違います。

自分の料理はある程度“予測可能”ですが、配偶者の料理はときどき予想を超えてくること、ありませんか?

今回は、既婚女性144人にアンケートを実施。これまでに夫が作った料理のなかで最もおいしかった料理や、夫の料理の頻度について聞いてみました。

「これまで一番おいしかった夫の料理」上位5つは?

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まず、夫が作った料理の中で一番おいしかった上位5つのメニューをご紹介します!

5位:焼きそば(9票)

「付属のソースではなく、いろいろブレンドしたソースで作るので、おいしい」(38歳・主婦)

「特別おいしいわけじゃなかったんですが、学生時代お祭りの露店でバイトしたことがあると言って自信満々に作ってくれました」(46歳・主婦)

「焼きそば。具だくさんで海鮮をたっぷり使ってくれた」(45歳・総務・人事・事務)

4位:チャーハン(11票)

「お米がパラパラしていて、味はともかくそのパラパラのやり方は最高!」(36歳・総務・人事・事務)

「火力を活かした調理が上手く、常にパラパラに仕上がっていて、最高に美味しいです!」(29歳・その他)

「ゴロゴロ焼豚炒飯。夫は力持ちなので、フライパンを上手に振りながら油を回す炒飯はパラパラで絶品。焼き豚を作った翌日、鍋にできた“ラード”と残った焼豚で作ってもらいます」(32歳・主婦)

「私がつわりで何もできなかった時に、 冷蔵庫にあるものでチャーハンを作ってくれました! とってもおいしかったです」(28歳・主婦)

3位:パスタ(12票)

「パスタ全般。私は“生活のため”にご飯を作るのに対して、主人は“おいしいものを食べる”ためにご飯を作っています。主人がよく作っているのはパスタですが、パスタ以外にもおいしいものがたくさんあります」(38歳・主婦)

「カルボナーラ。パンチェッタから手作りしているので本格的でおいしい」(37歳・主婦)

「シーチキンとトマトのパスタ。私好みの味に作ってくれる」(40歳・その他)

2位:卵料理(13票)

「卵焼き。納豆が入っていておいしかった」(41歳・その他)

「オムライス。卵を3個使ってつくるので、トロトロオムライスができる」(46歳・コンピュータ関連技術職)

「目玉焼き。弱火でじっくり焼くため黄身がプルプル」(33歳・営業・販売)

1位:カレー(14票)

「スパイスカレー。スパイスを調合し、1から作ってくれた本格カレーが本当に本格的な味わいですごく美味しかったです」(27歳・その他)

「カレー。材料に凝っているし、具材を一種類ずつ炒めて作ったからかなと思いました」(43歳・主婦)

「カレー好きな夫。スパイスからカレーをつくる研究をし続けて毎週カレーの日があります。野菜たくさん! 小麦粉不使用で、ヘルシーでおいしいです」(33歳・主婦)

ちなみに、次点には牛肉料理(6票)、鶏唐揚げ(4票)、粉もの(4票)、ラーメン(4票)パエリア(2票)と続いていました。

唐揚げを2度揚げしたり、お好み焼きの焼き方をきわめたり、パエリアに使用する米の種類にこだわったりと、“得意料理”をどんどんブラッシュアップしている様子もうかがえました。

夫の料理の頻度は?「日常的に料理」「ごくたまに料理」の二極化も…

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ここまで、夫がつくった料理でいちばんおいしかったメニューについてお届けしましたが、ちょっと気になるのが、夫の料理頻度です。

【夫が料理をする頻度】
毎日作る・・・7.6%
週に数回作る・・・20.8%
月に数回作る・・・17.4%
年に数回作る・・・8.3%
ほとんど作らない・・・31.3%
一度も作ったことがない・・・14.6%

「毎日作る」「週に数回作る」日常的に料理をする割合は28.4%。「ほとんど作らない」「一度も作ったことがない」割合が45.9%。

あくまでも“妻視点”ですが、日常的に料理をしている夫のほうが、少なめでした。

今回のアンケートでは、つわりのとき、体調不良のときに作ってもらった料理が「おいしかった」という声があったほか、スパイスや材料を追究した料理も目立っていました。

自分で料理を作りたくないとき、作れないとき、想定外の味付けを欲しているとき、夫に作ってもらった料理が想像以上に「おいしい」と感じることもあるのではないでしょうか。

 

以上、妻にとって一番おいしかった夫の料理をご紹介しました。

今回、アンケートの回答の中に「私は“生活のため”にご飯を作る。主人は“おいしいものを食べる”ためにご飯を作る」というものがありましたが、“日常ご飯”と“スペシャルご飯”の分担を上手に回している夫婦も見受けられました。いずれにせよ、作ったり、作ってもらったりすることで、家庭の食生活を楽しむことにもつながりそうですね。

北川和子
北川和子

自治体HP、プレスリリース、コラム、広告制作などWEBを中心に幅広いジャンルで執筆中。『kufura』では夫婦・親子のアンケート記事やビジネスマナーの取材記事を担当している。3児の母で、子ども乗せ自転車の累計走行距離は約2万キロ。地域の末端から家族と社会について日々考察を重ねている。

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