夫/妻よりも「長生きしたくない」が半数以上!
null結果はなんと、男性でも女性でも「夫/妻よりも長生きしたくない」が半数以上に!
【夫の回答】
妻よりも長生きしたい・・・15.6%
妻よりも長生きしたくない・・・55.5%
どちらでもない・・・28.9%
【妻の回答】
夫よりも長生きしたい・・・20.8%
夫よりも長生きしたくない・・・52.5%
どちらでもない・・・26.7%
「夫/妻よりも長生きしたい」と答えたのは、女性で20%、男性で15%。若干ですが、男性の方が「長生きしたい」派の割合が少ないようです。
それぞれの回答理由を詳しく見ていきましょう。
理由が男女で大きく異なる傾向に!
null夫/妻よりも長生きしたい
【夫の理由】
「妻を看取ってあげたいと思うから」(43歳男性/企画・マーケティング)
「先に死ぬわけにはいかないから」(49歳男性/研究・開発・技術者)
「僕が先に死んで、さみしい思いをさせたくない」(30歳男性/営業・販売)
「見られたくないものがあるから」(44歳男性/会社経営・役員)
先に死んでさみしがらせたくない、という責任感をあげる人が多いなか、「見られたくないものがある」という方も。どんな秘密なのか気になりますね……。
【妻の理由】
「夫が一人残ったら、面倒を見る人がいなくなり、息子が大変な思いをしそうだから」(53歳女性/主婦)
「最期を看取ってあげたいから。先に自分が逝ってしまったら、生活面で旦那が困ってしまうと思うから」(36歳女性/主婦)
「夫に気兼ねなくお金を使いたいから」(50歳女性/主婦)
「妹と一緒に住みたい」(51歳女性/総務・人事)
「夫婦仲が悪いので、居なくなった後に謳歌したいと思うから」(52歳女性/総務・人事)
夫の方と、理由は大きく異なるようで、「自分がいなくなったあとの夫の生活が心配」という現実的な不安が多数寄せられました。そして、夫がいない、のびのびした生活を楽しみにする声も! これくらい振り切った考え方の方が、妻を残していく夫の側からすると、むしろ安心できるかもしれませんね。
夫/妻よりも長生きしたくない
【夫の理由】
「最愛の人を看取りたくない。看取られたい」(47歳男性/公務員・団体職員)
「妻が居なくなった後はつらいから」(32歳男性/その他)
「妻には長く生きて幸せになってほしいから」(47歳男性/広報・広告・デザイン)
「何でも妻に頼っているから」(52歳男性/営業・販売)
「自分が後に生き残ってしまったら色々とやることがおおくて困りそうだから」(52歳男性/その他)
半数以上をしめる「長生きしたくない」という回答のなかでも、特に多かったのは、「好きな人を看取るのが辛いから」というもの。その他「一人では生活に困りそう」という自覚を持っている夫たちも。先ほどの妻の心配は的中しているかもしれません……。
【妻の理由】
「お葬式を夫にやって欲しいから」(51歳女性/総務・人事)
「パートナーとの今生の別れを経験したくないから」(39歳女性/公務員・団体職員)
「夫がいる人生がいいから」(43歳女性/主婦)
「夫のことが好きなので、できれば見送りたくないです。残されるのは辛いなぁと思います」(38歳女性/パート・アルバイト)
妻の意見も、「好きな人とは人生ずっと一緒にいたいから」というものが目立ちました。こちらも、なかには「残されたほうは葬儀とか遺品整理とかアカウント管理とか面倒くさいことが死ぬほど待ってるから、それらをやりたくないので先に死にたい」(46歳女性/主婦)という現実的な理由も。
どちらでもない
【夫の理由】
「どちらが先でも備えておくことが重要だから」(38歳男性/研究・開発・技術者)
「想像したくない」(45歳男性/その他)
「どちらが先に死ぬのもつらいので、できれば同時に死にたい」(52歳男性/その他)
「同時に100歳くらいで死にたい」(40歳男性/その他)
「どちらでもない」という方の理由は、「どちらも辛いから、同時がいい」というものが多くありました。どちらになったとしても、事前に心の準備をして備えておくことは大事ですね。
【妻の理由】
「どちらか一人になると可哀想だから、同時期ぐらいがいいと思う」(53歳女性/主婦)
「寿命は自分ではどうしようもないから自分が先に死のうが後に死のうが考えても無駄だと思うから」(55歳女性/主婦)
「私が先に死んだら、夫は生活全般で凄く困り、私のありがたみを感じると思う。夫が先に死んだら、残りの人生ストレスなく過ごせる。どちらにもメリットがあるのでどちらでもいい」(55歳女性/主婦)
「結果どうなるかには興味がない。共に長生き競争ができるよう笑顔で健康的な生活を送っていきたい」(42歳女性/その他)
結果ではなく、過程を大事にしたい、という前向きなコメントも。たしかに、理想を考えてもその通りになるわけではないので、いろんな未来をイメージしておくのは大事なことかもしれませんね。
いかがだったでしょうか。自分と同じ考えかたのコメントはありましたか?
まだ先の未来のことだとしても、終わりがあることを意識して、毎日を大切に過ごしていきたいですね。今年も、夫婦の時間が充実したものになりますように。