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夫に対する「不満の伝え方」上手に話すテクニックは?体験談から見える納得の成功例

どんなに愛し合って結婚した夫婦でも、毎日いっしょに生活していれば、いろいろと不満も出てくるもの。でも、いざその不満を相手に伝えようとしても、なかなか理解してもらえなかったり、お互いに感情的になってケンカになるなど、上手くいかないことも多いのではないでしょうか? 今回『kufura』では、20〜50代の既婚女性112人にアンケートを行い、「実践して上手くいった夫に対する不満の伝え方」を聞いてみました。「なるほど!」な妻の成功パターンを、早速見ていくことにしましょう。

ハッキリとストレートに伝える

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「男の人はハッキリ言わないとわからないことが多いので、基本的に不満でもなんでもストレートに伝えるようにしています」(36歳/自営業)

「夫に思ったことをハッキリ伝えたら、すぐに改善してくれました。遠回しにあいまいな言い方をするよりも、ハッキリ伝えたほうが相手に伝わると確信しました」(58歳/主婦)

「こういう理由で怒っていて、こういうところが嫌だと、きちんと伝えることが大事です。きちんと伝えないと夫には伝わらないし、逆ギレされたりもするので、不満はいつもハッキリ伝えるようにしています」(43歳/主婦)

「私がどう感じているのか夫への不満を正直に伝えると、いっしょに改善方法を考えてくれます。こちらがガマンしていても相手がわかってくれることはないので、正直にストレートに言うのがいちばんだと思います」(32歳/その他)

「以前は、やってほしいことなどを遠回しにしか伝えておらず、言い合いになることもありましたが、やってほしいことをハッキリ伝えるようにしたら、喜んで手伝ってくれるようになりました」(38歳/パート・アルバイト)

成功パターンとしていちばん多かったのは、ハッキリとストレートに不満を伝えるという伝え方です。多くの妻が、男性はハッキリ言わないとわからないため、遠回しやあいまいな伝え方では絶対に伝わらないと考えている様子。ただし、感情的に不満を伝えると、夫もイライラしてケンカになってしまうこともあるので、あくまで必要なことだけを冷静かつ正直に伝えることが大切なようです。

先に褒めたり感謝の気持ちを伝える

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「最初に家事などをやってくれて嬉しいという気持ちを伝えてから、そのあとで“でも、ここを改善してくれたらもっと嬉しい!”と言うようにしたら、夫もすんなりと受け止めて改善してくれるようになりました」(53歳/主婦)

「まず最初に、“パパって〇〇ですごいと思う”と褒めてから、“でも、これをやめてくれたらもっと最高だよね”と言うと効果的です」(49歳/主婦)

「とりあえず、夫がやってくれたことなどを先に褒めて、それから“こうしてもらえるとさらに嬉しい”と伝えると上手くいきます」(44歳/その他)

「先に夫への感謝の気持ちを伝えたうえで、“でも、ここはこうしてほしい”というように、必ず感謝の気持ちとセットで不満を伝えるようにしています」(39歳/主婦)

「まずは夫を褒めて感謝の気持ちを伝えてから、改善してほしい点を落ち着いて話すのがおすすめです」(48歳/主婦)

人間だれしも、自分への不満をだれかに言われるのは嫌なものですよね。なので、まずは褒めるところをきちんと褒めて、感謝の気持ちをしっかり伝えるなど、夫のいいところを認めたうえで、「〇〇については、こうしてほしい」などと不満を伝えるようにすると、夫もすんなりと受け止めてくれるようです。

不満はやんわりかつ優しく伝える

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「夫への不満は、“できればこういうふうにしてほしい”とやんわりと伝えます。怒りながら伝えると、夫も怒り出すので、優しく伝えるのがいちばんです」(35歳/その他)

「不満を伝えるときは、優しく伝えたほうが夫がすねずにしっかり話を聞いてくれるので、私の気持ちもきちんと伝わる気がします」(40歳/主婦)

「不満を伝えるときは、“〇〇してよ”ではなく、“〇〇してくれたら嬉しいな”とお願いするようにすると、夫も優しく話を聞いてくれます」(43歳/主婦)

「まずは、“〇〇してくれると嬉しい”とやんわり伝えて様子を見るようにします。ただ、それでも改善されない場合は、ハッキリとストレートに伝えます」(51歳/主婦)

不満をストレートに伝えると怒ったり、へそを曲げたりしてしまう夫の場合は、やんわりかつ優しく不満を伝えるのが効果的なようです。「〇〇して」ではなく、「〇〇してほしい」「〇〇してくれると嬉しい」というように伝えると、夫もきちんと話を聞いてくれる様子。あくまでも、妻は笑顔で優しく伝えるようにするのが、上手くいくポイントのようです。

タイミングを見計らって伝える

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「夫の機嫌がいいときなど、タイミングを見計らって不満を伝えるようにしています。お酒を飲んでいるときなどがおすすめです」(53歳/主婦)

「夫の機嫌がいいときに、怒らずに優しく不満を伝えて直してもらうようにするのが効果的です」(34歳/総務・人事)

「普段はなかなか不満を伝えることが難しいので、夫が私に何かをお願いしてくるタイミングなど、夫が断りづらい状況のときに不満を伝えると上手くいきます」(50歳/主婦)

「夫が私に頼みごとをしてきたタイミングで、私も夫にしてほしいことや直してほしいことなどを伝えるようにしています」(49歳/主婦)

夫にどのように不満を伝えるかということも大事ですが、伝えるタイミングを見計らうことも忘れてはいけません。ケンカになることなく、夫に素直に話を聞き入れてもらえるようにするためには、夫の機嫌のいいときに伝えるのがいちばん。また、夫から何か頼みごとをされたタイミングで夫への不満を伝えるというのも、すんなりと聞き入れてもらえそうでいいですね。

日常会話の中で何気なく伝える

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「雑談ベースでなんとなく夫に不満を伝えると、お互いに険悪になることもなくていいです」(51歳/主婦)

「何気ない普段の会話の中で、相手に不快感を与えないように不満を伝えるようにしています」(43歳/主婦)

「夫の機嫌がいいときに、ちょっと冗談っぽく不満を伝えるようにすると、あまり深刻になることもなく上手くいきます」(45歳/総務・人事)

深刻な感じで夫に不満を伝えると、妻の顔が怖くなったり、口調も強くなったりしがちです。なので、あくまでも日常会話の延長線上な感じで、何気なく夫に不満を伝えるようにするのもおすすめです。これだと、雑談っぽい感じで不満を伝えることができるので、険悪な雰囲気になることもなく、夫にもすんなり聞き入れてもらえるようです。

直接言わずにラインやメールで伝える

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「言いたいことやちょっときつめな言葉は、直接伝えずにラインなどで伝えるようにしています」(45歳/主婦)

「夫に直接不満を言うと、夫婦ゲンカになってしまうこともあるので、メールでさりげなく伝えるようにしています」(58歳/主婦)

「直接言うのはなんとなく気が引けるので、ラインなどでなんとなく不満を伝えるようにすると、夫がきちんと察して改善してくれます」(41歳/主婦)

夫に直接不満を伝えると、どうしても相手を責めたり、怒ったりするなど感情的になってしまうという人は、ラインやメールで不満を伝えるのもいいようです。ラインやメールを使うと、冷静になって自分の考えをまとめることができるので、夫への不満について、言いたいことだけをきちんと伝えることができるし、余計なことを言ってケンカになることもなさそうですね。

ほかにも成功パターンはいろいろ!

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「すぐに伝えないと、夫もなんのことかわからなかったり、私も忘れたりするので、不満に思ったことは、すぐにその場で指摘するようにすると上手くいきます」(31歳/主婦)

「自分が困っていることについて、夫を責めるのではなく、あくまでも事実として冷静に不満を伝えるようにするのが成功の秘訣だと思います」(42歳/主婦)

「夫への不満はグチグチと長く言わずに、伝えるべきことだけをピンポイントで伝えるようにしています。あれもこれもといろいろ不満を言っても、結局は伝わらないし、これだと夫婦関係が悪化するだけです」(39歳/公務員・団体職員)

「不満をズバリ言ってしまうとダンナがへそを曲げるので、知人の話として“〇〇さんのダンナさんはいつもこんな感じで、奥さんも困ってるみたいよ”と話題を振ります。そうすると、夫も同意してくれて、その後なんとなく改善されることが多いです」(57歳/主婦)

「ほかの人が同じことをしている場面で、“あなたも同じことをやっているよね。人からはこう見えているんだよ”と言ったら直りました」(45歳/主婦)

「夫への不満は、子どもを介して伝えると上手くいきます」(40歳/総務・人事)

ほかにもいろいろな成功パターンがありました。「その場ですぐに伝える」「事実として冷静に伝える」「伝えるべきことだけを伝える」など、どれも「なるほど!」と思う伝え方ばかりですよね。なかなか直接伝えるのが難しい場合は、子どもを介して伝えてもらうというのもいいかもしれません。

いかがでしたか? 夫への不満を上手く伝えるために、いろいろな工夫をしている様子。夫の性格によっても、対応の仕方は変わってくると思いますが、ぜひご紹介した成功パターンを参考に、夫への不満を心の内にためこむことなく、上手に伝えるようにしていきましょう。

土田奈々子
土田奈々子

フリーライター。2011年よりイギリス在住。渡英前は出版社に勤務し、金融機関向け専門誌やマタニティ&ベビー誌の編集に携わる。現在は、ウェブを中心に女性向けの記事を数多く執筆。得意ジャンルは、妊娠・出産・育児や女性の健康、海外生活事情など。プライベートは、田舎の小さな村で日英バイリンガル育児に奮闘する二児の母。自分自身の働く主婦としての目線、子育て中の母としての目線を大切にしながら記事を書いていきます

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