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周囲から「仲良しと思われている夫婦」は日々これを実践していた!既婚男女370人に調査

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「この人こそは」と最愛の相手と結ばれたはずなのに、しだいに夫婦の間にすきま風……という残念なケースもあれば、結婚生活を重ねるにつれて、ますます仲睦まじくなる夫婦もいます。両者の違いは相性のせい!? もちろんそれもあるにはあるでしょうが、日々のちょっとした心がけが夫婦関係に大きく影響するようです。

『kufura』では、自他ともに「夫婦仲がよい」と認める既婚男女370人を対象に、「周囲に夫婦仲がよいと思われるカップルの特徴」をアンケート調査しました。続いて今回は「夫婦円満の秘訣」について掘り下げていきます。

1:夫婦で一緒に楽しむことを心がける

「お互い干渉しないが、暇であれば一緒に外出する。食事でもいいし買い物でもよいので。買い物先では別行動でもOK」(59歳男性/その他)

「お互いが仕事をしているので、平日はほとんど話すことがない。その代わりに土日は二人で買い物に行ったり、出かけたりする」(48歳女性/総務・人事・事務)

「お互いに興味のあることを共有するというか、この音楽好きと言われれば一緒に聞いたり、このワイン好きと言えば一緒に飲んだり等する」(56歳女性/総務・人事・事務)

仕事に家事に育児と慌ただしい日々を送る夫婦にとって、ふたりきりでゆっくり過ごす時間をとるのは難しいもの。夫婦水入らずの旅行などは、時間的にも金銭的にも余裕がなく、子育てや仕事が一段落してから……という家庭も多いのではないでしょうか?

ただ、「忙しい」を言い訳に夫婦がすれ違いがちだと、心まで離れてしまうことになりかねません。1週間のうちほんのわずかな時間でも夫婦で近場に出かけたり、相手の趣味に関心をもったりなど、共通の楽しみを作り出す心がけは、夫婦円満の秘訣だといえそうです。

2:ひとりの時間も尊重する

「無理をしないで、一緒にやることと、別々にやることを分ける」(53歳女性/その他)

「お互いに好きなことをするのに干渉しないが、たまに一緒に趣味を楽しむ」(57歳女性/主婦)

「土日のどちらかは別に過ごすなど、一人の時間を大切にすることで一緒にいる時間を大切にできていると感じている」(30歳女性/企画・マーケティング)

夫婦で時間を共有することが大切とはいえ、無理に相手に合わせようとするとしんどくなります。常にふたりがべったり一緒にいることにとらわれるのではなく、“個”として自由に過ごす時間も尊重する。仲良し夫婦はそのへんの距離感というか、バランス感覚が絶妙です。

3:不満をためこまない

「嫌に思ったことは直接伝えるなど我慢をしないようにしている」(28歳女性/営業・販売)

「思ったことはお互いに言い合い、不満をためないことを大切にしています」(29歳女性/その他)

「早いうちに食い違うことの着地点を見付けておくことかなと思います。私はこれがストレスになるけどあなたはこれが好き、この先一緒に生きていくなら毎回ケンカになってはもったいないしお互い納得できる妥協案を決めようね、って感じに」(45歳女性/主婦)

自他ともに「夫婦仲がよい」と認める既婚男女にリサーチしたところ、驚いたことに「めったに喧嘩しない」とのコメントも多く寄せられました。一体なぜそんな平穏な家庭が築けるのかというと、どうやらコミュニケーションのとり方にコツがあるようです。

それは、不満はためこまず話し合いで早めに問題を解決すること。どんなにラブラブな関係であっても、一緒に生活していくなかで何らかのトラブルはつきもの。そうしたとき、ネガティブな感情を抑え込んでいると、いつか爆発して大問題に発展しかねません。

自分が感じたことは素直に早めに相手に伝え、お互いに心地よく生活していくための落としどころを見つける。これは末永く仲睦まじい関係を築いていくうえで、欠かせない秘訣かもしれません。

4:言葉遣いに気を付ける

「お互いに言いたいことを一度頭の中で考えてから、言うべきかどうかを決めるようにしている」(47歳男性/管理職)

「結婚して29年目、お互いに1度も相手を責める言葉を使ったことはなく、プラスの言葉を心がけています」(51歳女性/主婦)

パートナーに対して自分の不満を伝える際、「あなたのそこがおかしい!」と責めるような言い方をすると、相手も心を閉ざしてしまい、かえってトラブルが深刻化するおそれも。

自分の要望を相手に受け入れてもらうには、“アイ・メッセージ”が有効だといわれます。つまり、“あなたがおかしい”と相手を主語にするのではなく、“靴下を脱ぎ散らかされると私は悲しい/残念に思う/イラっとしちゃう”など、自分を主語にする伝え方です。また、されて嫌なことだけでなく、“洗濯カゴに入れてくれると私は嬉しい”など具体的な改善ポイントも併せて伝えるとより効果的かもしれません。

5:感謝と謝罪の言葉を伝える

「おはよう、ありがとう、ごめん、など当たり前のことを徹底しているから」(51歳男性/その他)

「時には衝突して喧嘩もありますがどちらかが折れて謝ること。常にありがとうの言葉を忘れないようにしています」(58歳男性/その他)

「これからずっと一緒に暮らしていく相手なので、夫婦仲はよくしておきたいと思っています。嘘をつかない、ありがとう、ごめんなさいを言うようにしています」(51歳女性/主婦)

コメントに“当たり前のこと”とありますが、その“当たり前”が見過ごされがち! よくも悪くも夫婦は互いに空気のような存在になって、日々のあいさつや感謝、謝罪をスキップしてしまうことがあるのではないでしょうか?

でも、ずっと一緒に暮らしていく相手だからこそ、ほんのささやかなことでも感謝したり、何かそそうをしてしまったときは早めに謝ったりというコミュニケーションの基本のキを大切にしたいものですね。

6:互いに相手を思いやる

「何かアクシデント(水を床にこぼしてしまった、高速の道を間違えて行き過ぎてしまった)の時に、自然にお互い相手に寄り添う言葉をかけ合う」(51歳女性/主婦)

「嫌になることをお互いしないように心がけています」(43歳女性/主婦)

「普段の行動で、行動するときには相手のためにを心がけています」(34歳女性/主婦)

「夫がいつも優しいのでこちらも優しくしようと思う」(55歳女性/主婦)

上記以外にも、“思いやり”というキーワードが続出しました。相手が嫌がることはやめて、相手が喜ぶことを率先して行うのは、言うは易し行うは難き。それでも、まず自分からやってみると、返報性の法則で、相手も同じことをしたくなり、夫婦関係が改善するきっかけになるかもしれません。

7:こんなトラブル回避術も!

ここまでご紹介した心がけを実践すれば、家庭は常に円満……というわけでもなく、やはり不穏な空気が流れてしまうこともあるようです。しかし、仲良し夫婦は、事が大きくなる前の対処法も実にお見事!

「喧嘩は1日で仲直りするというルールを作っている。数日経ってしまうと仲直りしにくくなってしまうので」(38歳女性/研究・開発)

「口喧嘩しても、そのあと無視せずに、会話をこころみている」(57歳男性/総務・人事・事務)

「自分に余裕が無かったり体調が悪かったりするときは先に申告するようにしている。態度が悪くて相手を不快にさせないよう気をつけている」(37歳女性/その他)

「人間疲れてくると、八つ当たり気味になったり、嫌味っぽくなったりする。相手が愚痴っぽかったり八つ当たり気味だったりしたら、お父さん優しく言ってねー。結構当たりが強めー。と笑顔で言い返します。お父さんも、あらー、それは悪かったねー。と和やかになります」(50歳女性/主婦)

 

以上、自他ともに「夫婦仲がよい」と認める既婚男女から教わった夫婦円満の秘訣をご紹介しましたがいかがでしたか? 経験者だからこそ、コメントにもリアリティがあり、筆者も個人的にいろいろ考えさせられました。みなさんもぜひご参考にしてみてくださいね。

プロフィール

中田綾美
中田綾美

成人までの人生を受験勉強にささげた結果、東京大学文学部卒業。その後なぜか弁護士になりたくて司法試験に挑戦するも、合格に至らないまま撤退。紆余曲折の末、2010年よりフリーライターの看板を掲げています。

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