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夫婦と言えど「共有したくないモノ」は?既婚男女435人の声TOP5…あなたはどこまで許せる?

夫婦として生活を共にする中で、テレビや冷蔵庫のように共有するものがある一方で、決して相手のことが嫌いになったわけではないけれど、これだけは共有したくない!というアイテムはありませんか? やはりお互い育ってきた環境や価値観は違いますし、許容できる範囲も人それぞれですよね。
そこで『kufura』では、20代~50代の既婚男女435人にアンケートを行い、「夫婦と言えど共有したくないモノと、その理由」についてうかがってみました。今回は、TOP5をご紹介していきます!

第5位:パソコン・スマホなどの電子機器・・・23人

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「電子機器はプライバシーの塊だと思うから」(34歳男性/総務・人事・事務)

「携帯電話はお互いプライベートな事もあるので、共用しないようにしている」(28歳女性/主婦)

「嗜好が違うので、あまり見られたくない」(49歳男性/企画・マーケティング)

「使い方で機器の寿命が大きく変わるから」(42歳男性/総務・人事・事務)

「自分が使いたいときに使えなくなるから」(53歳女性/主婦)

持ち主の個人的な情報がたくさん入っている、パソコンやスマホ。いくら夫婦でもプライバシーがあるため、共有したくないという声が多く聞かれました。中でもスマホは、常にそばにある自分の一部のようなものですし、共有することにはやはり抵抗がありますよね……。

第4位:ヘアブラシ・・・31人

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「ヘアブラシに髪の毛が残っていたりすると嫌」(56歳女性/主婦)

「オイリーでニオイも気になるので共用したくないです」(51歳女性/主婦)

「お互い使用している整髪料が違うから」(45歳男性/総務・人事・事務)

「それぞれが個々に持つべきだし、自分の身体に使うものだから」(49歳男性/その他)

同じヘアブラシは使えないという回答も! 人の髪の毛がからまったブラシをみると、どうしても不衛生に感じてしまいますよね。また、コメントにもありましたが、家族でも人によって使用する整髪料が違う場合もありますから、個々のものを使う方が良さそうです。

第3位:箸・・・48人

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「口に入れるものなので」(56歳男性/企画・マーケティング)

「箸はどんなに洗っていたとしても、生理的に共用できない」(52歳女性/主婦)

「感染リスクを減らすため」(58歳男性/金融関係)

「なんとなくデザインや色分けされているものは、主人のもの。私のもの。となっていて、使う気にならないです」(39歳女性/主婦)

直接口に食べ物を運ぶ箸を敬遠する人もいました。使用後には洗っているものの、生理的に気になってしまうという意見も。また箸は、各々で色分けしているご家庭も多そうですし、自然と自分のものを使うのが当たり前になっているのかもしれませんね。

第2位:タオル類・・・78人

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「体を拭くものはなんとなく嫌」(46歳女性/主婦)

「衛生的に気になるので、お互い別々なものを使いたいから」(54歳女性/主婦)

「自分以外のにおいが気になってしまうから」(38歳男性/総務・人事・事務)

「加齢臭がしたりして嫌だ」(34歳女性/総務・人事・事務)

「バスタオルは一人使うとしっとりするので、嫌だ。どうせ洗うのは自分だし、干すのも自分なのだから、多少エコではないが、各自専用のものを使う」(47歳女性/主婦)

「感染対策」(49歳男性/総務・人事・事務)

第3位に大きく差をつけて、タオル類が第2位に! せっかくきれいに洗った手や体ですから、清潔なもので拭きたいところですよね。その他、感染症予防の観点からも、タオルは別々にと気を配っている方も多いようです。

第1位:歯ブラシ・・・266人

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「歯ブラシは口の中の細菌が気になるので」(58歳男性/公務員)

「大抵のものは大丈夫。でも、流石に口の中のゴミが取れる歯ブラシは気になります」(44歳女性/公務員)

「自分の歯ブラシで歯磨きをしたいし、口の中を磨いたあとの歯ブラシを共有するのは衛生的に嫌だと思うから」(44歳女性/主婦)

「口の中は人間の汚い部分だから妻に使わせたくない!」(22歳男性/その他)

「口に入れるものはちょっと。こっちが使うのが嫌というより(嫌ですが)、自分のを使われるのがすごい嫌です」(53歳女性/主婦)

「感染症を懸念するから」(57歳男性/コンピュータ関連技術職)

これだけはさすがにあり得ない!という声がずらり。他を圧倒しての第1位は、歯ブラシでした。好き嫌いという次元ではなく、口の中の汚れを落とすものですし、衛生的にも良くないですよね。ほとんどの人が共感できるのではないでしょうか。

あなたは許容できる?少数派の声にはこんなモノも

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「爪のゴミとか考えるだけで無理」(32歳女性/主婦)

「スリッパはにおいがきになるから」(51歳男性/その他)

「耳かきは他人のは嫌だし、使った後いちいち拭くのもめんどくさいので、一人一本で使用」(32歳女性/主婦)

「夫が加齢臭の出てくる年齢で、こまめに枕カバーの洗濯はしているものの、においがしみついている。なので、寝る時においが気になって眠れないから」(49歳女性/主婦)

「バスタオルも湯船も、身体を拭いたり浸かったりしているので衛生面が気になる。バスタオルも別々のものを使いたいし、お風呂の湯も1人1人新しく沸かしている」(35歳女性/主婦)

「泡立て専用のタオルを勝手に使われ、お尻や足などをゴシゴシと洗われてからは、普通のボディタオルでも抵抗があります」(36歳女性/主婦)

「身体を洗うスポンジタオル。スポンジの硬さや泡立ちなど好みがあるので」(42歳男性/営業・販売)

「衣服。まずサイズが合わない上に、好みが全然違うから」(52歳男性/金融関係)

「車。妻は運転が下手だから」(44歳男性/その他)

共有がNGな理由としては、やはり“不衛生だから”という意見が大部分を占めますが、においを気にする人もちらほら。衣類などでは、それぞれの好みやサイズの違いを理由に挙げる人もいました。

 

いかがでしたか? たとえ仲の良い夫婦であっても、アイテムの共有はまた別の問題ととらえている方が多いよう。また、ここ数年は感染症の流行で、より敏感になってしまった方も少なくないのではないでしょうか。

もし無断で使ってしまったら、思わぬ夫婦喧嘩の火種にだってなりかねません。パートナーのものを使いたい場合は一言たずねて、YES・NOを確認するなど、夫婦間であってもマナーを大切にしたいものですね。

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