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家族がお互いに優しくなるには?コロナ渦中の「家庭の変化」を218人に聞きました

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新型コロナウイルスの流行から早2カ月以上。子ども達の休園・休校は長引き、私たちの生活や仕事のあり方も大きく変わりました。当たり前だった日常が思い切り変わったことで、家族と過ごす時間が増え、コミュニケーションの取り方にも変化が起こりました。

そこで『kufura』では、既婚女性218人に「家族がお互いに優しくなるにはどうしたらいいか? 最近気がついたこと」を聞いてみることに。家庭の中のコミュニケーションにはどんな変化があったのかを詳しく見ていきましょう。

「ありがとう」の言葉を添えて気持ちを相手に伝える

家にいる時間が増えたことで、以前よりも顔を合わせる機会も増えましたよね。アンケートでは、心に思っているだけではなく、しっかりと声に出して、「言葉」で感謝を伝えるようになったという意見が多く出ました。

「何かしてもらった時はお互い、ありがとうと言うようにしている。穏やかな気持ちになる」(52歳/主婦)

「ありがとうをたくさん言うようにしてます。喧嘩の数が減りました」(23歳/主婦)

「いつもお礼をいうようにしている。笑顔が増えた」(36歳/主婦)

「ありがとう、ごめんね、をきちんと言う。その一言があるだけで場が和む気がする」(33歳/営業・販売)

「ありがとうや美味しいなど褒める言葉、感謝の言葉を口に出すように心がけている。イライラすることが少なくなるし、またかんばろうという気持ちになる」(42歳/主婦)

「いつもはやらない家事をやってくれたときはありがとうと感謝する。前にも増して家事を進んで手伝ってくれるようになった」(35歳/主婦)

”ありがとう”という短い言葉にはぎゅっと感謝が詰まっているということがわかる結果ですね。気持ちを言葉にして表すことで、笑顔が増えたり、和んだりとその効果は絶大なようです。

また、今回の新型コロナウイルスの影響は関係なく、以前から常にありがとうという気持ちを伝えているという方もいました。

「私達夫婦は、結婚当時からお互いに何かしてもらったら『ありがとう』と言っていたので、未だに喧嘩はしたこと無いし、新型コロナで出かけられない時でも、特にいつもと変わりませんね。全く変わりありませんね。毎日、主人も私も笑顔で過ごしています」(53歳/主婦)

また、ありがとう以外にも、

「プラスになるような言葉をなるべく言う。美味しいねとか、ちょっとしたユーモアを入れた会話でとにかく、笑う回数を増やす努力はしています。ストレスが軽減されるし、ポジティブになれる」(45歳/主婦)

感謝の気持ちを伝える大切さや、言葉のパワーが伝わってきます。この機会に、気持ちを伝えられていないと思っている方は、声に出して伝えてみると家族の結束が固くなるかもしれませんね。

思いやる…「相手に対しての気遣い」を心がけています

続いては、言葉には出さないものの、感謝の気持ちを持って、相手がどう思っているか、どうして欲しいかなどの気持ちを大切にするという方も多くいました。

「労い、感謝を忘れない。喧嘩しなくなった」(41歳/主婦)

「なるべく怒らないようにする。会話が増えてみんなが穏やかになった」(26歳/主婦)

「つい注意したくなったり、イライラした時もグッとこらえる。夫や子どもも、こちらが我慢している事に気づくようになる」(42歳/主婦)

「思いやりの心を持って接すること。以前まで旦那は仕事の疲れで、私は育児と家事の疲れでイライラしてぶつかり合うことがありましたが、しっかりと自分の思いを伝え合うことによっていつもより会話も増えてイライラすることもなく楽しく過ごせるようになりました」(24歳/主婦)

「細かい注意をしないようにしている。イライラ感が少し減ったと思う」(54歳/主婦)

「お互いを大事に思って暮らしている。向こうも大事に優しくしてくれる」(41歳/主婦)

「ほめる。笑顔で挨拶。お互いによく笑う。冗談には大げさに受けて見せる。家の中が明るくなった」(54歳/主婦)

中には、こんな方も。

「日頃の感謝を伝える意味も込めてお互いがお互いの食べたい料理を作りあう。料理を通して仲が深まりました。次は何食べたい?のような会話も増え一緒にレシピを見る時間も楽しく過ごせています」(28歳/主婦)

相手を思って何かをすることは、気持ちが通じあうということに繋がっていくということですね。やってもらうことを当たり前と思わずに、感謝の気持ちを持って接することで、和んだり笑顔が増えたりとプラスの効果が多くなるようです。

大事です!「1人の時間を持つこと」

相手を尊重し、感謝の気持ちを持っても、やはり自分1人の時間は大事!という方も大勢いました。

「一定の距離をとること。お互い距離感を保っているのでストレスを溜めないようしてる」(42歳/その他)

「一緒にいるときはなるべく会話をし、別々に過ごす時間もきっちりとっている。それぞれ自分の時間ができたので、顔を合わせるときはふつうに会話ができる」(39歳/総務・人事・事務)

「お互い1人になれる時間を作っています。休日のどちらかには必ず映画を見る日を作り、それに向けて前の日から作品を吟味したり、映画のお供を作ったりして楽しみを作ってます。お互い在宅勤務を始めた頃にあったピリピリした感じが減りました。また、仕事へのモチベーションも保てるようになりました。(休日の家の過ごし方を変えたため、仕事とプライベートのメリハリがついた)」(28歳/主婦)

「ゲームでも宿題でも掃除でもいいので、少しでも1人時間を持つ。どんなに楽しくてもずっと一緒にいるとわがままが出てイライラするので、小休止は大事」(45歳/その他)

「出来るだけ相手の行動に触れない。お互いが気楽に過ごせる」(55歳/主婦)

「とにかく、1人で自分の好きなことができる時間を取るようにしている。自分だけの時間を作ることで、余裕ができ、お互いにギスギスしなくて済む」(47歳/総務・人事・事務)

お互いの自由を尊重することも、一緒に暮らしていく上では大事なことです。家族といえども誰にも邪魔されない時間を持つことで、自分のペースを保って心を広く持てるものです。それが家族への思いやりに繋がるのであれば、とても有意義なことなのでしょう。家族の中での「ちょうど良い距離感」も大切ということかもしれませんね。

ルールがあるといいかも…「役割や家事を分担し、責任感を持つ」

続いては、家事や育児の分担など、家庭内ルールを作るという意見です。

「自分のことは自分でやること。お互いにお互いを干渉しないようになり、揉め事が減った」(52歳/学生・フリーター)

「お皿洗いを分担するなど、それぞれが働く時間と休む時間を設ける。お互い前と変わらず穏やかに過ごせている」(30歳/その他)

「お互いで掃除や料理を分担してやる。イライラが減り会話が増えた」(24歳/主婦)

「いつもより喋る時間もできたし、2人で夕食を一緒に作るようにしている。晩酌しながら作るので、お腹が空いてイライラすることもなく、仲良く食事ができます」(36歳/総務・人事・事務)

「お手伝いを決めて毎日やってもらう。自分の仕事という意識が出ていい。だらだらした感じが少なくなった」(54歳/主婦)

「なるべく子どもの遊んでいることに一緒に参加する。自分でやる力も増えて、色んなことにチャレンジしている」(34歳/主婦)

「家族のお手伝いをお願いして協力するようにしている。子どもが家庭でやることに興味を持ってくれるようになった」(50歳/主婦)

「色々なお手伝いを子どもにお願いして、家事を知ってもらおうとしています。ママの負担がへり、優しくなれます」(41歳/その他)

家族の中での担当を決めることで、スケジュールも立てやすくなりますよね。また、休園・休校が続く子ども達をしっかりと巻き込んでお手伝いをさせることで、子どもの成長も促せそうです。

変化しないことも大事!「今まで通り」

逆に、変わらない日常が心地よく、平穏な暮らしを保っているという意見もありました。

「特にない。いつもどおりが一番。いつもどおりなので、平常運転」(38歳/主婦)

「いつも通りで何も変わっていません。あまりぎすぎすしたりイライラしていません」(44歳/主婦)

「特に何もしてないが、時間が有るぶん、普段は手抜きだったけどご飯だけは三食ちゃんと作って、品数も充実させるようにしている。まさかのコロナ禍で家計は苦しいのがわかっているので、少ない食材をやりくりしていることを頑張ってるねと認めてくれた」(51歳/学生・フリーター)

また、普段通りであっても、体調の変化を気にするという家族も。

「相手の健康を気遣う。今日の調子はどう?など意識して聞く。イライラすることがあっても、何が大切なのか考えることができる」(54歳/主婦)

「体調はどう?とお互いを気遣うようにしているというか、なった。お互いがお互いを大切ていることが伝わり、優しい気持ちになった」(44歳/主婦)

今回はウイルスという見えない敵と戦っているため、体調の変化に敏感になっています。一緒に暮らす身として相手の体調を気遣い、何かあった時にはしっかりと対応するという優しい気持ちが伝わってきますね。また、ソーシャルディスタンスを守ることがウイルスを広げないことに繋がると言われていますが、家族であっても距離を取るとの観点から、

「全員各部屋ですごしているので、かかわりあいをもたないようにしているので、そういうことはない。各自が各部屋ですごし、顔を合わせることがほとんどないようにしている。感染防止のため」(55歳/その他)

と、一見クールそうにも思えますが、感染を予防することを優先している方もいました。

また、直接的な対策ではないものの、

「花を飾る。会話が穏やかになる」(49歳/主婦)

「食事の時間を揃える。笑いが多くなった」(44歳/主婦)

などと、心の拠り所を作ることで、ストレスを溜めずに心と身体を丈夫にしていくという声もありました。

 

いかがでしたか? 今回のウイルスは中々の強敵で、収束にはまだ時間がかかりそうですね。毎日の暮らし方に変化がある中でも、家族が皆元気で過ごしていくことは、ストレスを溜めずに免疫力を維持し、ウイルスを遠ざけることに繋がるのかもしれません。変化を上手に受け入れて、明るい笑顔で毎日を過ごしていきたいですね。

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