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妻からのダメ出しも…「家事メン」のモチベーションがグラっと揺らいだ4大原因とは

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家事にはゴールがありません。その日の家事を終えても、翌日には洗濯物はたまり、使い終わった食器が次々と台所に運ばれます。誰かに評価されることがほとんどありませんが、生活の質に直結するとても大切な仕事です。

今回は、子どもがいる男性にスポットを当て、家事スキルを会得し、日常的に担うまでの苦労について聞いてみました。

積極的に家事をしている男性は4割!その内容は…

まず、最初に子どもがいる184人の既婚男性に「自分のことを家事を積極的に行う“家事メン”だと思うか」という質問を投げかけてみました。

とてもそう思う・・・17.2%

やや思う・・・37.4%

思わない・・・58.3%

4割強の男性は、家事参加や自らの家事スキルに少なからず自信を持っているという結果になりました。

その根拠としては、大きく分けて5つの理由が集まりました。

(1)「家事のすべて」をやっている

「家事の10割を担っている」(26歳・コンピュータ関連技術職)

「ほぼ全部している」(35歳・技術職)

(2)妻と「完全折半」で家事をしている

「家事は全て折半してやっている」(36歳・研究・開発)

「妻と半分半分」(40歳・その他)

(3)「できるときにできることを」やっている

「買い物から掃除、皿洗い、ごみだしなど、分担するまでもなく気づいたらやるようにしています」(38歳・コンピュータ関連技術職)

「毎日、掃除や断捨離を行っている」(42歳・総務・人事・事務)

(4)妻より少ないけど「2割~4割」は担っている

「家事の4割をまかなっているから」(43歳・総務・人事・事務)

「家事の3割くらいを担っている」(49歳・営業・販売)

「まだまだだけれど2割はフォローしている(後片付け)」(42歳・営業・販売)

(5)休日は積極的に家事をしている

「休日は積極的にやっている」(37歳・営業・販売)

「休日等は食事作りを中心に家事を手伝っている」(43歳・技術職)

家事の分担率は様々でしたが、回答者は“担当の仕事”や“できること”を責任もって担っているようです。

「家事メン」が家事でくじけそうになった経験は?

続いて、「とても “家事メン”だと思う」「やや“家事メン”だと思う」と回答した89人に、家事でくじけそうになった経験について聞いてみました。

5位・・・自分の段取りの悪さを実感したとき(5人)

「段取りが悪く、時間が足りないときに放置しそうになった」(48歳・公務員)

「要領がわからないことが多かった。実家では家事をせずに育ったので『何もせず、家を汚さなければそれでいいではないか』という考えだった。ところが今は普通に家事をするので、そういう風に自分を変化させるのは難しかった」(45歳・営業・販売)

4位・・・感謝がされることがない(6人)

「やる事が当たり前になってるので感謝がない」(46歳・その他)

「誰もありがとうすら言ってくれない」(35歳・技術職)

3位・・・大きな負担を感じたとき(8人)

「掃除をしても掃除をしても子どもが部屋を汚してしまう」(39歳・総務・人事・事務)

「仕事で疲れていても、やらなければいけない事がたくさんあったとき」(38歳・営業・販売)

2位・・・妻からのダメ出し(17人)

「妻なりの方法・ルールに反していると手直しやダメ出しをされる」(30歳・研究・開発)

「良かれと思って洗濯したり風呂掃除やトイレ掃除をしてもダメだしされたとき」(42歳・企画・マーケティング)

「かんばって家事をしても、妻にダメ出しをされるのでやる気が出ない」(38歳・その他)

1位・・・くじけた経験はない(29人)

「くじけている時間も余裕もありません」(49歳・営業・販売)

「特にありません。子どもも言うことを聞いてくれますし、妻も働いていますし、自然と自分がやるようにすれば、残りを妻が時間のあるときにしてくれているので、助かっています」(38歳・コンピュータ関連技術職)

今回、実質的な1位は「妻のダメ出し」という結果になりました。経験者からは「よかれと思ってやったのに」という不満も聞かれました。

「家事の挫折」どうやって乗り越えた?

最後に、家事が軌道にのるまでに感じた困難をどうやって乗り越えたのか聞いてみました。

「どれだけ家事しても料理できないことで役立たず扱いされたが、頑張っていろいろやっているうちに認められるようになった」(49歳・営業・販売)

「ダメ出しされるけど、まあ気にしないこと」(44歳・技術職)

「誰にも評価はされない。でも、損得を考えず、無心になること」(45歳・コンピュータ関連技術職)

「自分が家事をしているときに妻がくつろいでいるときはくじけそうになる。それでも、割り切るようにした」(35歳・総務・人事・事務)

「仕事で疲れていても、やらなければいけない事がたくさんある。乗り越えるも何も、やらなければいけないのでやります」(38歳・営業・販売)

子どもを授かり、家族が増えると家事の量は増えますが、家事の仕事をルーティン化するまでにはちょっとした困難を感じた男性は少なくないようです。

回答を振り返って…

どんなにテクノロジーが進化しても人の営みがある場所であれば、人の手なしにキレイに磨いた床や台所を維持することは不可能です。そして、家事は、基本的に面倒で大変なもの。

ひょっとしたら、妻の“ダメ出し”の裏には、毎日続ける労力をわかってほしい気持ちや、自分のやり方を尊重してほしい気持ち、後からやり直しをする労力を避けたい気持ちや、自分のスキルを誇示する気持ちが隠れているかもしれません。でも、その言動に男性は少なからず傷ついている様子。

男性も女性も家事の大切さを認めたうえで「ありがとう」の一言を積極的に言いあうことで、お互いの家事へのモチベーションはずいぶん変わってくるのではないでしょうか。

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