6割以上は自宅で自分や家族の髪を切った経験がある
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まずは自宅で髪を切った経験について聞いてみると、以下のような結果に。
- 自分の髪は切ったことがある……14人(15.4%)
- 家族の髪は切ったことがある……14人(15.4%)
- 自分の髪も家族の髪も切ったことがある……32人(35.2%)
- 自分の髪も家族の髪も切ったことがない……31人(34.1%)
自宅で髪を切った経験がある人は60人、そのうち家族の髪を切ったことがある人は46人(50.6%)でした。特に子どもが小さい頃は家でパパママが切ることが多いようで、今回寄せられた失敗エピソードのほとんどが子どもの髪を切った際のものでした。家族とはいえ、人の髪を切る難度の高さが窺えますよね。では、実際にどのような対処をしたのか、失敗エピソードとともにご紹介します。
対処法1:もっと切る
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「子どもがまだ小さい頃に家でカットしていたが、じっとしていてくれないのでかなりガタガタになってしまった。相当短くしてごまかした」(55歳男性/総務・人事・事務)
「切りすぎて子どもに怒られた。床屋さんに行きました」(45歳男性/総務・人事・事務)
「子どもが急に動いて、結局坊主になった。本人が気にしないので、そのまま坊主を楽しんだ」(45歳女性/その他)
「サイドを2ブロックにする際、事前にきちんと想定しているはずでしたが、もう少し~もう少し~って切っては切っては左右のバランスが合わず! 結果的に切り過ぎたことで、まったく2ブロックにはならなかったです。適度にグラデーション仕様で、短髪ヘアスタイルにごまかしました」(53歳男性/会社経営・役員)
子どもに「動かないで」と言っても幼い頃は難しいもの。動いた瞬間にザクっと切りすぎてしまったという声が多くありました。短く整えたりバリカンで坊主にしたり、自分ではこれ以上は無理と判断した方は床屋さんや美容院に行ったり。お子さんが髪形にこだわりがある場合は慎重に切る、これ一択といえそうです。
対処法2:伸びるまで待つ
null「子どもの前髪を切ったらなかなか揃わず何回か切ったら切りすぎた。どうしようも無く伸びるのを待つしかなかった」(52歳女性/主婦)
「子どもの髪の毛を切るとき、長さを揃えようとして、どんどん短くなってしまった。本人はまだ分かっていなかった。すぐに伸びたので、問題なし」(52歳女性/主婦)
「前髪を切り過ぎて修正が効かなくなった。ひじきを食べて髪の毛促進を促した」(32歳男性/その他)
「前髪の長さが揃わない状態になった。暫くそのまま伸びるのを待って美容室で整えた」(42歳/主婦)
とにかくひたすら髪が伸びるのを待つ……! なかには髪が早く伸びてほしいと海藻類を積極的に摂取する人もいました。ひじきなどの海藻類はミネラルが豊富に含まれていますが、残念ながらそれだけ食べても髪が早く伸びるという科学的根拠はないそうです。
対処法3:ワックスやピン、ヘアスタイルでごまかす
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「子どもが小学生まで、いつもばっさりとまっすぐ切っていた。編み込みで、髪に気をつかってます風の演出をした。中学生になって美容院に行かせたら、同じボブでも仕上がりが全然違って、早く行かせてあげればよかったと思った」(53歳女性/主婦)
「息子の髪の毛を切りすぎて、素肌が見えた。他の毛でなんとか隠した」(50歳女性/総務・人事・事務)
「子どもの髪を切ってあげて前髪パッツンにしてしまうのは、誰もが一度は通る道なのかなと……。悪あがきするとさらにひどくなるので、分け癖をつけたりしてごまかしてましたね」(49歳男性/コンピューター関連技術職)
「ハサミを持って前髪をつまみ、“これくらいかな?”と思いながらチョキンと切ったら……思ったよりも短くなりすぎてしまった。ヘアピンで横に流すスタイルにした」(35歳男性/コンピューター関連技術職)
ワックスやスプレーなどのスタイリング剤、ピンやゴムなどのヘアアクセサリーを駆使したりと、ヘアスタイルを整えることでやり過ごすという対処をした人が多数。ちょっと失敗した……と思っても、それ以上の惨事を引き起こさないためにはこうした対処法もよさそうです。
対処法4:説得?褒める?納得するようごまかす
null「前髪をそろえていったらすごく短くなってしまった。これでいいやと納得させた」(43歳男性/コンピューター関連技術職)
「子どもの前髪を切った時にガタガタになった。怒られたけど、すぐ伸びるよとほめる」(53歳女性/主婦)
「バリカンの短めサイズのまま、サイドを刈り上げてしまったこと。10年以上前の話で、当時はサイドの刈り上げはあまり見かけなかった。対処はできず、子ども本人には暑さ対策と言って、こちらも慌てず、それ以上触れることなく、放置しました」(59歳男性/その他)
周囲がうまく褒めたりなだめたりすることで、本人が納得すれば万事解決!? 思い描いた髪形にできなかった時のほか、親がいいと思うヘアスタイルにした時に子どもが納得しなかった時にも使える手段です。
いかがでしたか。筆者は「その手、よく使ったなあ」と思ったものが多かったのですが、同じように共感した人も多いのではないでしょうか。子どもの髪を短く切りすぎた時は「やっちゃった……」と思いがちですが、子どもが大きくなるとそれもいい思い出になることも。子どもの髪を切るのはちょっと緊張しますが、同時に親子のコミュニケーションとして楽しい日常イベントとして楽しみたいですね。













