保護者競技でいいところを見せたかったんですが…
nullまずは、今回寄せられたエピソードの中で最も多かった、保護者参加競技でのトホホなできごとです。
「リレーで盛大にコケた」(34歳男性/コンピュータ関連以外の技術職)
「徒競走でコーナーを曲がり切れず転んでしまった」(53歳女性/出版・マスコミ関係)
「ドッジボールで最初に当てられた」(67歳男性/その他)
「お尻で風船を割らないとゴールできないのに、いつまでも割れず、結局先生が割りに来てくれた」(69歳女性/主婦)
子どもにいいところを見せたい! だけど、若い頃のイメージで走ってみたら、体は付いていかず、あれれ? 足が絡まり、止まることもできずに転倒してしまったり……。親も子も赤面!
反対にぶっちぎりで勝ったら、子どもに叱られたという人も。
「親が一生懸命すぎて子どもを置き去りにした」(66歳男性/公務員)
「親同志の対決で余りに本気で勝ってしまい、娘に怒られた」(55歳男性/その他)
日焼け、熱中症、筋肉痛…体調面の管理も必要!
null体調面についても、以下のような回答がありました。
「一日中炎天下で撮影していたら日焼けした」(50歳男性/研究・開発)
「5月の運動会、日焼けが気になりすぎて完全防備で観戦したら軽い熱中症で病院へ行く羽目になった」(44歳女性/主婦)
「PTAの綱引きに出て、普段使っていない筋肉を使ったため全身筋肉痛になりました。また知らぬ間に腕に大きなあざが出来ていた」(51歳女性/主婦)
「親が参加の運動会で張り切りすぎて、翌々日に筋肉痛が酷くて会社を休んだ」(61歳女性/デザイン関係)
「親子競技で張り切りすぎて捻挫した」(74歳男性/その他)
春や秋に開催されることの多い運動会。意外と日差しが強く、熱中症や日焼けにも注意が必要な時期です。ついつい動画撮影や応援に集中してしまいがちですが、観覧する側も体調管理には気を付けたいですね。
晴れ姿を収めたい!カメラ撮影でトホホ
null家族の期待を一身に背負い、プレッシャーのかかるカメラ撮影。これにもたくさんの回答が集まりました。
「スマホで記録したつもりがボタン押し間違えで全く動画に残せなかった」(36歳女性/主婦)
「ビデオカメラを担当していたが、違う子を撮っていた」(48歳男性/その他)
「ビデオが肝心なところでバッテリー切れになってしまった」(54歳男性/総務・人事・事務)
「動画撮影していましたが、観戦に夢中になり、地面や空ばかり映っていた」(47歳女性/営業・販売)
「写真撮影で張り切りすぎて脚立から落ちた」(71歳男性/その他)
「カメラで撮ることに集中しすぎてコースに入ってしまい先生に注意された」(62歳男性/会社経営・役員)
応援しながらの撮影でてんやわんや。家に帰って見てみるとあれれ? 家族からブーイングが起きそうですが、パパ、ママも精一杯頑張ったのです。どうぞ許してあげてください。
運動会は場所取りから始まる!?
null観覧の場所取りについてはパパ担当の家庭が多いのか、男性からの回答が目立ちました。
「6時から並んだけどすでにたくさん人がいた」(49歳男性/研究・開発)
「場所取りに行くのが遅くて写真が写しにくかった」(69歳男性/その他)
「寝坊してしまい、場所取りに出遅れた。日なたの暑い場所しか取れなかった」(47歳男性/研究・開発)
「場所取りができなくて車内で弁当を食べた」(48歳女性/総務・人事・事務)
「日陰を場所取りしたつもりが、しばらくしたら日陰でなくなった」(70歳女性/主婦)
撮影のしやすさだけでなく、長時間の応援には日陰であることも重要みたいです。朝早くから並んでも熾烈な争いで、思うような場所が取れなかったという声が多数ありました。
寝坊、作りすぎ…「お弁当事件簿」
nullここ数年「お弁当はなし」という学校も増えていますが、お弁当に関するエピソードもたくさん! 普段のお弁当作りとは勝手が違うために、うまくいかないこともあるようです。
「お弁当に気合い入れすぎて競技に間に合わなかった」(37歳女性/総務・人事・事務)
「弁当を作りすぎて余りまくった」(29歳女性/研究・開発)
「お弁当を忘れた」(45歳男性/営業・販売)
「お弁当が足りなかった」(63歳女性/主婦)
「寝坊してお弁当が間に合わなくてコンビニで買ったものを食べました」(50歳女性/総務・人事・事務)
「作りすぎた」との声や、逆に「足りなかった」「忘れてしまった」というものも。また、60歳以上の方からは、昔はお酒を飲みながら観覧していたというエピソードもいくつかありました。今ではちょっと想像がつかないお話ですね。
白熱した応援でやってしまった!
nullわが子の勇姿を見届けようと、応援にもついつい熱が入るようです。
「名前を出して応援して、子どもに怒られた」(68歳女性/その他)
「応援に気合が入りすぎて、下がってくださいと注意された」(36歳女性/金融関係)
「声援が大きすぎて周りに引かれてしまった」(42歳男性/その他)
応援していると、どんどん盛り上がってしまいがちですよね。
運動会コーデ、失敗したかも…?
null女性からは服装についての回答もいくつか見られました。
「白い服で行って汚れてしまった」(38歳女性/主婦)
「服に気合を入れすぎた時代がありました。写真を見返すと恥ずかしい」(43歳女性/主婦)
「徒競走があるのに踵の高い靴をはいていった。はだしで走りました」(78歳女性/主婦)
先生や他の親御さんと顔を合わせる運動会では、少しキレイめ?それともカジュアル?暑さや日焼け対策も考えると、服装も悩みどころですね。
残念!見損ねてしまった!わが子の勇姿
nullせっかく応援に行ったのに、わが子のプログラムを見損ねたという方も。
「仲の良い親御さんと話が盛り上がり応援しそこなった」(50歳女性/その他)
「自分の子供がかけっこに出ていた時に、隣の人との会話に夢中になりすぎて、ゴールしたことすらも気づいていなかったこと」(37歳男性/その他)
「子どもが中学生の頃、雨で進行が早まった事に気づかず、子どもが出る競技に間に合わなかった事がある」(47歳女性/主婦)
「トイレに行っており、子供の活躍を見れなかった」(66歳男性/その他)
「見に行くのが遅くて子供の出番が終わっていた」(54歳男性/総務・人事・事務)
せっかくの機会なのに、残念。ですが、結構あるあるみたいです。次回リベンジしましょう!
運動会は、場所取りやお弁当作り、果ては翌日の筋肉痛……と負担もありますが、もしかすると、子ども以上に親の方が楽しみにしている行事かもしれません。皆さんのトホホなエピソードを参考にしつつ、今年も子どもががんばる姿を万全の態勢で見届けてくださいね!
料理家・フードエッセイスト。
大学卒業後、広告代理店で営業として勤務。大手料理教室講師を経て、兵庫県宝塚市にて料理教室主宰。その後拠点を東京に移し、料理家活動を開始。旬の野菜を使ったおばんざいを得意とする。
レシピ開発、フード関連のエッセイやコラムの執筆のほか、イベントやテレビショッピング、企業Instagramへの出演、司会進行など幅広く活動。
KEITA・服部みどりとともに料理家ユニット<C (クレッシェンドシー) のメンバー。食品メーカーへのレシピ提供、食イベント対応なども行う。
著書「カラダよろこぶ オイルおにぎり」(辰巳出版)
Instagram:@erikocookingsalon
ブログ:https://eriko-kanda.com/