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「ねぇサンタって本当は…?」子どもが「サンタの正体を知った日」の悲喜こもごもエピソード

クリスマスプレゼントを見て大喜びする子どもの顔を見ると、とっても幸せな気持ちになりますよね。でも、近い将来、サンタさんとの決別の日はやってきます。

今回は、「子どもがサンタクロースをもう信じていない」「下の子は信じているけれど、上の子は信じていない」と回答した40人の子育て中の女性に、子どもがサンタクロースの正体を知った時期や、そのきっかけについてうかがいました。

サンタクロース、何歳ごろまで信じてた?

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まず、お子さんがいつまでサンタクロースを信じていたのかうかがいました。

1位・・・小学校中学年ころまで(9~10歳)

2位・・・小学校低学年ころまで(7~8歳)

3位・・・幼稚園・保育園の年中~年長ころまで(5~6歳)

今回のアンケートで最も多かったのが「9歳~10歳まで」という回答。お兄ちゃんやお姉ちゃんがいる場合、もう少し早い時期に気づく子が多いようです。また、幼いうちから特にサンタクロースを意識せず、親が手渡しでプレゼントを渡している家庭もありました。

続いて、サンタクロースの正体を知ったきっかけについてのエピソードをうかがいました。

「えー、知らないの?」友達や兄弟から聞いて気づく

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最も多かったエピソードが「友達や兄弟姉妹から聞いた」というものでした。

「小学2年生の頃、友達同士の話から」(39歳・主婦)

「次女が5歳のころ、5歳ちがいの姉にばらされた」(49歳・主婦)

クリスマスシーズンになると子ども同士でサンタさんの存在が話題になるようです。サンタの存在に疑問を抱き始めたとき、「サンタさんのソリを見た」という子の話を聞いて気持ちが揺らいだり。「いるの?いない?どっち?」という時期も、振り返ればいい思い出になりそうですね。

こっそりのつもりが…子どもに見つかってしまった!

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隠していたプレゼントが見つかったり、枕元に置くときに見られたりと、ハプニングによって、というケースも多くありました。

「プレゼントを隠してるのを見られた」(49歳・主婦)

「5歳ごろ。“ママが枕元にプレゼントを置いているところを見たよ!”と言われ、否定したが、“ぜったい見たもん!”と言われた」(43歳・主婦)

「8歳頃、隠していたプレゼントを見られた」(49歳・その他)

親のソワソワした雰囲気が子どもにも伝わってしまったのかもしれませんね。それぞれの家庭で、ほのぼのとした笑い話になっているのではないでしょうか。

疑念が確信に…子どもが自分で気づいた

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子どもからサンタの正体について指摘してきたというケースも。

「10歳の頃に聞いてきた。自分でそう思ったらしい」(49歳・デザイン関係)

「サンタクロースの事を本で調べているうちに日本にはいない、と知ったよう」(47歳・主婦)

突然、子どもが真剣な顔で「サンタクロースは本当は誰?」と聞いてきたら、答えてしまいそうですよね。

そろそろいいかな…機が熟してからカミングアウト

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親が時期を見極めてカミングアウトするケースもありました。

「まわりの友達に聞いていて薄々気づいていたし、プレゼントも終わりにしたかったので、小6の時にこちらから」(36歳・営業・販売)

「小学3年の時に教えた」(42歳・主婦)

サンタクロースが何でも出せる“魔法の袋”を持っていると勘違いした子どもが高価なプレゼントを欲しがっていたので、カミングアウトしたという声もありました。

寂しい?嬉しい?サンタの役割を終えた感想は…

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サンタクロースの役目を終えた方々は「寂しい」という声が多いのかと思いきや、「嬉しい」「ほっとした」という声の方が多く集まりました。

「欲しいものをさり気なく聞くのが難しかったからホッとした」(48歳・主婦)

「大人になってうれしい」(49歳・主婦)

そして、こんな回答も。

「悲しさがあったけど、サンタが家族の中にいることはいつも忘れないで欲しい」(41歳・主婦)

 

家庭の数だけクリスマスのドラマはあります。子どもが大人になったとき、家庭で過ごしたクリスマスを思い出して温かい気持ちになってくれたら、各家庭のクリスマス大作戦は大成功と言えるのではないでしょうか。

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