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ママ友からもらって嬉しい「お下がり」ってどんなもの?あげる時の参考にも

子どもの成長は早いものです。大きくなっていくわが子を見るのは喜ばしい限りですが、成長に伴って必要なものが次々と変わっていくのは、親として大変な一面も。そんなときにもらうとありがたいのは、“お下がり”ですよね。
そこで今回『kufura』では、子どものいる20〜50代の女性177名を対象に「ママ友からもらって嬉しいお下がり」を聞いてみました。世のママたちが喜ぶお下がりは、どんなものなのでしょうか?

高額だけどサイズアウトしちゃう…「学校や幼稚園の制服」

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「制服。背が伸びるとすぐズボンが合わなくなるし洗い替えがあると安心する」(45歳/営業・販売)

「学校の制服。高価なものなのに予想より大きくなったら着れなくなってしまう。少しくたびれていてもありがたいです」(44歳/主婦)

「学校の制服一式。汚れた時や雨などで、洗濯できなかった時の予備として」(58歳/主婦)

「学校の制服。とても高いので助かる」(39歳/主婦)

「幼稚園や学校の制服。サイズアウトもするし、破れたり汚れたりするので洗い替えに助かります」(41歳/主婦)

「幼稚園の制服。成長するのを見越して大きいサイズを購入したが、ちょうど良いサイズをママ友にもらってブカブカの制服で入園式に出ないで済んだ」(51歳/その他)

学校の制服は必需品。しかし一式揃えるのにも、それなりに高額なのもまた事実です。数年着る制服ですから体の成長を考えて大きめを買うにしても、購入した段階ではブカブカすぎたり、数年後買った制服が小さくなったりする恐れも。そう考えると、制服のお下がりをもらえるとありがたいのは頷けます。

制服以外でも学校で必要になるため喜ばれるものも。こだわりがない限りお下がりでも問題なく、きれいな状態でなくても喜ばれるケースが多いようです。

「学校の体操服。すぐにサイズアウトしてしまうし、体育の時間しか使わないので」(40歳/主婦)

「学校の体操服。新しく買うと意外と値段がするし、すぐにサイズアウトするので、お下がりをもらえるととても嬉しいから」(29歳/主婦)

「小学校の学習用具。習字道具、裁縫道具。体操服」(57歳/公務員)

来季は使えないかもしれない「季節用品」

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「スキー用品や柔道着。年に数回しか使わないが、値段の高いものが多いから」(45歳/学生・フリーター)

「スノボウェア。年に数回しか着用しないで翌年にはサイズアウトすることが多いため」(30歳/医師)

「浴衣。すぐにサイズアウトしてしまうため、一年に一度しか着ない物を譲ってもらえると記念にもなるし嬉しい」(49歳/主婦)

「浴衣などワンシーズンで終わってしまうもの」(35歳/総務・人事・事務)

「仮装のコスチューム。一回きりしか使わないものだから、もらえると嬉しかった!」(54歳/主婦)

「水着とラッシュガード。夏に数回着ただけでサイズアウトすることが多いけど、買うとそこそこの値段がするので、もらえると嬉しい」(36歳/主婦)

年に数回しか使わないようなものは、お下がりで十分事足りそうです。なかには一度着ただけでサイズアウトしてしまうようなものもあり、そう考えると買うのに二の足を踏んでしまいます。そんな時、お下がりがあると嬉しいですよね。

何枚あっても助かる!「普段着」

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「幼児期の服。普段着るものに加えて、園に何着か置いておく分も必要だったり、すぐにサイズアウトしてしまうので状態がほどほどであれば何枚でもお下がりがあると助かる」(38歳/主婦)

「ズボンやTシャツ。子どもはすぐに汚したりするので、いくつあってもいい。またサイズアウトも早いのでもらえると嬉しい」(51歳/その他)

「保育園で使えるシンプルな服。特にデザインも気にせず、数が必要だから。ゴテゴテだと遊んだ時に怪我をしたり外れたりするのでシンプルで薄手のものが嬉しい」(31歳/学生・フリーター)

「洋服。すぐ小さくなるので買うよりもちょうどいい大きさのをもらった方が効率的」(51歳/主婦)

「服。保育園でのお着替えがすごく多いので、助かった」(53歳/主婦)

“一度きりしか着ないもの”が喜ばれる一方で、普段着にお下がりが欲しいという声も。特に小さいうちは着替えが多く、園に置いておくための洋服が必要なケースもあり、とにかく枚数が重要。サイズアウトしていくので回転も早く、その都度買うよりもお下がりで済ませたいという人は少なくありません。

いいものを着せてあげたい「ブランドもの」

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「ブランド物のカーディガン。制服の中に着るのに子どもが何着か欲しがったが、そうそう買えないのでいただいてうれしかった」(58歳/主婦)

「ブランドのコート。毎年サイズアウトですぐに買い替えるけれど、安っぽいものは着せたくないので、ちょっと良いブランドのコートは仕立てもよく長持ちするので、着崩れた感じもせずに重宝しています」(46歳/主婦)

「ブランドの洋服。しっかりとした素材なので、洗濯してもよれにくいからです」(36歳/主婦)

「ブランドのもの。自分では高いので買えないブランドだと嬉しい」(39歳/学生・フリーター)

お下がりであっても、ブランド衣類は人気です。ブランド品は素材や仕立てが良いことが多く、長く良い状態を保てるのが魅力。その一方で、お値段はノーブランドと比べると高額なのが難点です。成長の早い子どもの服にその都度高額なものを買うのは大変ですから、お下がりでもらえると嬉しいですよね。

1回限りの出番だから…「フォーマルウェア」

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「入学式用の服。買うと高いし、着る機会が少ないのできれいなままいただけて助かりました」(33歳/主婦)

「入学式のスーツ。一度しか着ていないからって頂きました。普段は着ないから助かる」(50歳/主婦)

「セレモニー服(結婚式など)。特別な時にしか着ない服は、一回のために買うのがもったいないから」(43歳/その他)

「フォーマルな靴。滅多に使う事がないので、買うのをためらっていたから」(48歳/総務・人事・事務)

「セレモニー服。式の時など1、2回しか着ないのにそれなりのお値段がするので、購入するのをもったいなく感じるから」(51歳/主婦)

「入学式、卒業式の服。1度しか着ないのに、とても高いから。他に着る機会がない」(40歳/総務・人事・事務)

季節用品同様、なかなか日の目を浴びることのないフォーマルウェアは、買わずにお下がりをもらいたいとの声が。あげる側も使用回数が少ないことから、きれいな状態であることがほとんどなので、お下がりが回ってきたらラッキーでしょう。

買うとキリがない…「おもちゃ」

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「おもちゃ。洋服は自分で買うので。おもちゃはいろんな種類があると嬉しい」(39歳/コンピューター関連技術職)

「少し前にあまり使ってなかったおもちゃのお下がりをもらって息子があそんでいて嬉しかった」(28歳/主婦)

「おもちゃ。自分では持っていないいろいろなものに触れることが出来るし、興味が移りやすいから」(45歳/主婦)

子どもにとって目移りしやすいおもちゃは、買っても買ってもキリがありません。お下がりをもらえば新しいおもちゃに子どもの目は輝き、あげた側も不要なものが減るため、お互いにwin-winだと言えそうです。

スポーツしていたら必須!その他の回答

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「サッカーチームでの練習用のスポーツウェア。何枚あっても嬉しい」(57歳/コンピュータ関連以外の技術職)

「サッカーシューズ。サイズが合わなくなったとのことで」(36歳/総務・人事・事務)

「バスケットのトレーニングウェア」(47歳/主婦)

「スポーツウェア。いいものは結構高いので」(50歳/主婦)

習い事などでスポーツをしていると、そこに関わる費用はバカになりません。ウェアは汗や汚れで洗い替えも欲しいところですから、お下がりがあると役に立ちそうです。

 

お下がりはもらえて嬉しいだけでなく、あげる立場からは誰かの役に立てるという一面があり、また使える衣類などの廃棄を減らす役割もあります。

ママ友間で良い関係を築くことができれば、お下がりにおいても良い循環が生まれそうですね。

沖田かへ
沖田かへ

2級建築士、照明コンサルタント、FP、心理カウンセラー資格など所持。2人目出産後、大好きな子どもたちと少しでも長く時間を過ごせるよう、フルタイム勤務からライターに転身。夏はキャンプ、冬はスキーと、家族でアウトドアなライフスタイルを送る。取材記事を中心に、日常生活を今より快適に過ごすためのコラムを発信していきます。

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