“新1年生じゃあるまいし、時計が読めるんだから家を出る時間から逆算して行動できるよね?”
“のんびりご飯食べてたら間に合わないって自分でわかるよね!?”
と思うのですが、ガミガミ言うと逆効果のお年頃。時計が読めるといっても、いまだに時間の感覚は身に付いていないようです。
そんな時に活躍しているのが、残り時間を可視化できるタイマーと、アナログ時計がセットになった『トキ・サポ 時っ感タイマー 時計プラス』という学習時計。
”時間”を”実感”できるというネーミングセンスが光る『ソニック』という文具メーカーの商品です。価格は、公式通販サイトで税込4,400円。ちなみに、タイマーのみ(税込2,420円)の商品もあります。
次男が1年生の時から子どもたちのゲーム時間を管理するために別メーカーの似たようなタイマーを使っていたのですが、壊れてしまったので2代目を探しているときに見つけました。
左側のタイマー部分が超優秀で、残り時間を色で可視化してくれるのです。中央のダイヤルを時計回りにくるっと回すと、水色の帯が出現! 計りたい時間の数字で止めればセット完了です。時計が読めなくても数字が読めれば簡単に操作できるし、残り時間も読み取れるので、我が子が未就学児時代から使ってみたかった!
時間の経過とともに水色の帯の部分が減っていき、0の位置に達したら”ピピピッ”という電子音で終了をお知らせしてくれます。
使い方その1:のんびり朝ごはんを早送り
null7時に朝ごはんを食べ終えて、出発する準備をするのが我が家のスケジュール。私がバタバタして声をかけずにいると時間を過ぎても子ども達はダイニングテーブルでもぐもぐしていることがしょっちゅう!
なので、7時にアラームが鳴るようにセットしたタイマーに子ども達のタイムキーパ―をお願いしています。私は自分の準備と朝家事に集中できるし、”早く!”と言わなくても”タイマー見てね”で伝わるので、イライラが減りました。
使い方その2:だらだら動画&ゲームを、ひと区切り
null子ども自身ではなかなか切り上げられない動画やゲーム。「いま、いいところ!」が永遠に続いてしまうので、我が家は30分単位で区切ることにしています。
キッチンタイマーだと、子どもにとっては突然終了を告げられるのですぐに終わりにできず、スマホのアラームだと私に”あと何分?”としょっちゅう聞いてくるのが面倒でした。
また、離れた場所からでも残り時間が”見える“ので、私は、“あと20分でゲームが終わるから晩御飯作っちゃおう”、”そろそろお風呂のスイッチ入れておこう“と慌ただしい時間帯の段取りが組みやすくて助かります。
使い方その3:集中力を高める宿題タイムアタック
null競争するのが大好き&面倒なことはチャチャッと終わらせたい次男は、塾の計算問題の宿題をやるときに自らタイマーをセットしています。集中すれば早く終わると覚えたようで、私の声かけもぐっと減りました。
次男がいい調子なので、長男にも試してみたら超マイペースで急かされるのが大嫌いな性格ゆえ、全く効き目ナシ! 逆にイヤイヤ勉強していたので、この使い方は子どもの性格によって向き不向きがあるようです。
歯磨きの時間や片付けに集中する時間を計るなど使い方はまだまだありそうですが、1日中時間に振り回されるのも息苦しいので我が家の使い方はこの3 つに絞っています。
できればゆったり子育てしたいけど、限られた時間を有効に使う工夫もしたいところ。皆さんのおうちの生活スタイルやお子さんの性格に合ったタイマーの使い方をイメージできたら、ぜひ試してください。
ライター・駿河真理子
小学生男子2人の育児に翻弄される日常を、趣味の多肉植物に癒してもらう日々。引っ越しを機に持ち物を整理したので、10年間女性週刊誌で培ったミーハー魂で、新たにお迎えする便利グッズをSNSでチェック中です。