喜んでくれる顔が見たいから…キャラ弁!
null「こどもが好きなポケモンのキャラ弁にしました。サプライズだったのですごく喜んでくれました。とびっきりの笑顔をで“おいしかったよ”と言ってくれてとてもうれしかったです」(44歳/その他/幼稚園卒園時)
「不器用なのでそれまでキャラ弁を作ったことがなかったが、最後の日だけは作ってみた。料理苦手だけど私頑張ったなーと思いました。子どもははじめてのキャラ弁で大喜びでした」(47歳/学生・フリーター/保育園卒園時)
「小学校に入るとお弁当の機会も減るし、朝の時間も早いので、キャラ弁は保育園まで、と決めていました。キャラ弁めんどくさいなーと思っていたけれど、キャラクターに見せかけたおにぎりの中に好きな具材を入れたりと好きなスパイダーマンを2体作りました。“食べるの勿体ないからお家でゆっくり食べたぁい”と言われました」(36歳/主婦/保育園卒園時)
「キャラ物を作ることがなくなるんだろうなと思いながら、子どもが当時は待っていたキャラ弁にして大好物を入れてあげた。今日ドラえもんだったと喜んで完食してきてくれた」(39歳/主婦/幼稚園卒業時)
幼稚園・保育園の最後のお弁当として多く聞かれたのがキャラ弁。これまでチャレンジしなかったというママが最後くらいは……と頑張った親心が沁みますね。フタを開けた瞬間、子どもの好きなキャラクターがいたら喜んでくれること間違いなし! お子さんの反応もそれぞれキュートでした。
有名キャラだけじゃない!こんな“デコ弁”も
null「幼稚園よく頑張りました、との気持ちを込め、お弁当に顔のついたおにぎりを入れて、“卒園おめでとう”と吹き出しを入れた。“おにぎりがしゃべってたー!”と喜んでいました」(38歳/デザイン関係/幼稚園卒園時)
「子どもが笑顔になるように、新幹線のかたちのおにぎり。美味しかったみたいで喜んでくれた」(42歳/主婦/保育園卒園時)
「毎日作っていたのがなくなる淋しさを感じながら、子どもがお友達とご飯を食べてる風のデコ弁当にしました。お手紙も添えました。嬉しかったみたいで、にこにこで空のお弁当箱を渡してくれました」(35歳/主婦/幼稚園卒園時)
「“最後のお弁当が記念になってほしい、今までたくさん食べてくれてありがとう”という思いで、卒園に合わせて子どもの制服姿や卒園のキャラクターをキャラ弁で作ってあげた。子どもからは“可愛かった”と。先生も見にきてくれて嬉しかった」(41歳/主婦/幼稚園卒園時)
先にご紹介したキャラ弁以外にも、新幹線や卒園おめでとうメッセージ、園での子どもの様子など、オリジナリティあふれるデコ弁を用意した方も。周りからも注目されそうですね。きっと、思い出に残るお弁当になったのでは。
今日は贅沢に…子どもの好物尽くし弁当!
null「キャラ弁をずっと作って来たけど、そろそろ恥ずかしそうなので、大好きなサンドイッチやおかずとともに、こっそり好きなキャラ1つだけ潜り込ませました。こっそりのキャラおかずに気づいて喜んでくれました。時間なかったけど全部食べた、おいしかった~と最高の笑顔で教えてくれました」(47歳/総務・人事・事務/小学校卒業時)
「喜んでたべてほしいと、子どもの笑顔を考えながら、子どもの好きなものだけを入れました。いつも栄養やバランスを気にしていましたが、最後だけは茶色くても、好きなものだけにしました。“いつもありがとう。おいしかったよ”と娘がお手紙を書いてくれて感動しました」(38歳/主婦/幼稚園卒園時)
「息子の好物だけを入れました。いつもは、栄養バランスを考えて、野菜も入れていたのですが、肉づくしにし、“これが最後のお弁当かぁ……”と感慨深く作りました。“好きなものばっかりで、嬉しかった。美味しかった”と言ってくれました」(52歳/主婦/高校卒業時)
「子どもが大好きなものを色々と詰め込みました。末っ子のお弁当が最後の日は、ちょっと感慨深かったです。忙しくて手抜きな日も多かったけど、いつも残さず食べてくれて、感謝の気持ちでした。子どもは“今日で最後かぁ……”と、少し名残惜しそうでした」(52歳/主婦/高校卒業時)
「頑張った子どもと自分を労う気持ちで、好きなものばかり弁当。これぞ最高のお弁当というイメージでラストを飾りました。“お弁当箱は記念に置いといてね”と言われ、思い出が一杯なのかなと顔がほころびました」(56歳/主婦/高校卒業時)
これまでは栄養バランスなどを考慮していたお弁当も、最後ばかりは彩りが悪かろうが、栄養が偏ろうが、子どもの好きな物尽くしで飾ったという声も多く聞かれました。高校以降になると、子どもにお弁当を作る機会がなくなる人も多いようで、「最後は感慨深かった」という声が目立ちました。
その他にもこんな“最後”エピソードが
null「普段通りのお弁当だったけど、メッセージを添えました。帰ってきた娘からお弁当を受け取ったら、娘から“3年間ありがとう”のメッセージがあってすごく嬉しかったです。なぜか娘の友達2人からもメッセージがあり微笑ましく思いました。大学生になったらお弁当作らなくなるんだなぁ、と、これで最後なんだなぁ、と少し淋しく思いましたが、結果として、大学生になっても娘からの希望で作ることになりました(笑)」(51歳/主婦/高校卒業時)
「子どもと一緒に作った最後の弁当は忘れられない。毎日作った色々な弁当を思い出した。“一緒に作ってくれてありがとー”と言ってくれた」(57歳/主婦/高校卒業時)
「中身はいつも通りですが、弟と私の分も一緒に作って、娘が幼稚園で食べている同じ時間に家で弟と食べました。“小学校に行ったら給食だね”と言って楽しみにしていました」(49歳/総務・人事・事務/幼稚園卒園時)
普段と変わりなくも、一筆添えて子どもからも返事をもらったり、子どもと一緒にお弁当作りをしたりと、ちょっとした“特別”を味わったというのも素敵な話ですね。また、自分や家にいる息子にもお弁当を作り、離れていても同じものを味わうランチタイムを過ごした方もいました。
お弁当作りが終わり、ホッとした気持ちと一抹の寂しさを感じる方がいる一方で、「これで終わりという感覚も無いままに作って終わってしまって、勿体ない事をしたかもしれない」とやや後悔したり、「解放された!!」と嬉しさの方が勝ったり、子どもがノーリアクションでした(涙)……というママも。
筆者自身そうだったのですが、子どもの頃ってお弁当を作ってもらえるのは当たり前なことだと思いがち……。けれど、たとえどんなに手抜きであっても、用意してくれること自体が親の愛情なんだ、と気づく日がきっときます。世の中のママ達には、そんなお弁当を作り続けてきた自分を存分に褒めてあげて欲しい!とさえ思います。
子どもへの最後のお弁当、あなたはどのようなものを作ってあげましたか?