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「PTA活動」は小学校6年間のうち、いつやるのがちょうどいい?経験者の声を紹介

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PTA活動は、住む地域・学校・年度ごとに仕事内容やルールが異なっています。さらに、新型コロナウイルスの影響により活動量は多様化しています。ゆえに「うちのPTAの常識は、あちらの父母の会の非常識」ということが珍しくありません。

そうはいっても、「子どもが在学中にPTA役員を少なくとも1回はやる」というルールが残る現場はまだ多いと思います。

今回『kufura』編集部は小中学生の子どもがいるPTA経験者の女性53人に「PTAの役員・委員を経験してみて、どのタイミングで引き受けるのが良いと思いますか?」という質問をしました。

皆さんの所属する組織と異なる点もあると思いますが、“低学年派”“中学年派”“高学年派”それぞれに、理由がありました。

PTA役員をするなら「低学年(1~2年)」がいい理由は

まず、低学年のうちにPTA役員を担うのがいい、という声です。

「低学年。学校のことがよくわかるし知り合いも増える。大きくなるにつれ学校に行くと子どもに嫌がられるから」(44歳・主婦/子・小6・小3)

「低学年。中、高学年だという理由だけでいきなり“副”や“長”をさせられるので、できるだけ低学年でやった方が楽」(41歳・主婦/子・年長・小2)

「小学校低学年だと勝手がわからなくても聞きやすいから」(49歳・総務・人事・事務/子・小3)

「小学生の低学年。実際は高学年の時に委員をしたので、会長などの重い役職に選出されないか、すごくドキドキしました。できれば、低学年の時に委員を終わらせた方がいいかと思いました」(54歳・主婦/子・中1)

「小学校低学年。コロナでPTAも様変わりしたが、やはり何かと出動回数が多い。中学年から本格的に受験体制に入っているので、ひとつでもやっかいなことは済ませておくほうが、自分のキャパ的には正解だった」(48歳・主婦/子・小3)

もし「6年のうちに1度やれば、その後はやらなくていい」というルールが重視されている現場なら、早いうちにやっておいたほうがいいという声が目立ちます。経験値や学年を配慮して“委員長”“副委員長”を決めるケースもありますが、中にはくじびきで選出する場合もあるので、必ずしも「低学年なら、責任は軽い」とも限らない現場もあります。

PTA役員をするなら「中学年(3~4年)」がいい理由は

続いて、子どもが中学年(3~4年)のうちにやっておくといい、という声です。

「小学校中学年。いちばん動きやすくていい」(39歳・主婦/子・小4・中1)

「1人めの子どもなら中学年くらい。学校にも慣れて、様子がつかみやすくなるから。2人目以降ならなるべく早くやったほうが気持ち的にも楽だと思う」(50歳・主婦/子・中2・高1)

「中学年。低学年のうちにやると高学年でまた声を掛けられる可能性がある」(43歳・主婦/子・小4・高1)

学校の雰囲気がつかめてきて場になじみやすい、という声がありました。また、中学受験を控えている場合には親子ともに勉強や塾の送迎で忙しくなる高学年より前に済ませておいたほうがいいという声もあります。

PTA役員をするなら「高学年(5~6年)」がいい理由は

高学年で担当して「よかった」と感じた人の声です。

「高学年。みなさん働いていてPTAの会議が基本夜が多いので、子どもをお留守番させなければならない。また学校の様子や他の保護者さんの関係性もよくわかってくる頃なので」(37歳・総務・人事・事務/子・中1)

「小学校高学年。自分も学校のことがわかっているから」(48歳・その他/子・中2)

「小学校高学年。高学年なら子どもが留守番もできるので、ちょうどよかったから引き受けました」(43歳・主婦/子・5歳・13歳、18歳)

放課後や夜に集まりがある組織では、子どもの手がある程度離れている高学年に担ったほうが安心という声が聞かれました。学校に顔見知りが増えてきて「周囲の人と連帯しやすい」と感じた人も。

「いつやるか」より「仕事・家庭との兼ね合いが大事」という声も

今回のアンケートでは、子どもの学年よりも、“その1年のキャパシティ”を配慮したほうがよいというアドバイスもありました。

「子どもの学齢より、自身が1年間請け負える年がいいと思う」(46歳・総務・人事・事務/子・中3)

「習い事の役員や、町会の役員があるならそれ以外の年度でやったほうがよい」(43歳・主婦/子・小4・高1)

「1番上の子の小学校でPTA会長をやったら、その後の役員決めで毎年免除で早く帰れて良かったです」(49歳・総務・人事・事務/子・高3・中2)

きょうだいの学年での役員時期、少年団や町内会の役員時期との調整、仕事の繁忙期など、引き受ける前に配慮すべきことがあれこれあるケースもあるようです。

そんな思いは関係なく「平等」の名のもと、“くじ引きで一発勝負”という組織の存在も耳にはさみます。

 

以上、今回はPTA役員を務める学年についてのアンケートを実施しました。

役員になった1年間は、さまざまな業務を担うことになるため、「いつやるか」というのは当事者にとって大きな関心ごとになっていると思います。冒頭でお伝えしたように、地域や学校によってPTA役員選出のルールは異なっています。学区内の情報収集をしながら、ベストな時期をみきわめられるといいですね。

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